第2診:鉄腕少女の憂鬱
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ほどなくして鏑木は目を覚ました。
「まさか本当に…先生たちが助けてくれるとは思いませんでした。
ありがとうございます」
「もう身体は大丈夫?」
「うん、すっかり! 久しぶりに…安心して眠れた様な気がする」
照れた様に話す鏑木はさらに続けた。
「小学生の頃の話なんですけど、私…当時好きな男の子がいたんですよね。でもその子が"男っぽい女は嫌い"って言ってるの聞いちゃって…
それで思ったんです。中学からは女らしくしようって…
けど、ヘンなんですよねーーー私あれだけ女らしくなりたいって思ってたのに……
情けなく気絶までして助けられちゃったことが…今ちょっと悔しいんです」
自嘲気味に笑う鏑木にハデスは優しく声をかけた。
「それでいいんだよ」
「!」
「君は君の思うように好きなだけ悩んで好きな方へ進んだらいい」
「助けられたってていいんじゃない? 女の子なんだから」
顔を真っ赤にして鏑木はゴニョゴニョと何かを言おうとする。
「……あ、せ…先生…先生は…あの」
「?」
「男っぽい女とかってどう…「鏑木ちゃーん元気かーっ!!?」
「だ、ダメだよ美作くん。まだ寝てるかも…」
「………」
まさかの美作、アシタバ乱入により何も言えなくなってしまった鏑木だった。
それからソファーへ移動し事の顛末を伝えた。
「アシタバくんに藤くん、牙狼さん」
「梓でいいよ」
「……で美作くんね」
「下の名前は蓮太郎って言うんだ!」
「私のことは"シンヤ"でいいよ。
本当は真哉 なんだけど、小学生の頃読み間違われてからずっとそれで定着しちゃって」
「男っぽいの…イヤなんじゃなかったの?」
「それが…そうなんだけど"マヤちゃん"なんてガラじゃないし、くすぐったくて…」
自己紹介が終わり、ハデスが後ろから声をかけた。
「梓さん、鏑木さん、ちょっといいかな…その隣の……」
「あ…♡お仕事ですか?よろしければ私お手伝いいたしますけど…」
頬を染めて話す鏑木にアシタバと藤は困惑している。
「いや…そんなまさか…まさかだよねそんな…」
「?」
「だいたいマトモな女ならはじめっからこんな保健室来やしねーだろ」
話の内容が理解できない美作と苦笑いする梓。
保健室の雰囲気がまた少し明るくなった。
To be continued...
「まさか本当に…先生たちが助けてくれるとは思いませんでした。
ありがとうございます」
「もう身体は大丈夫?」
「うん、すっかり! 久しぶりに…安心して眠れた様な気がする」
照れた様に話す鏑木はさらに続けた。
「小学生の頃の話なんですけど、私…当時好きな男の子がいたんですよね。でもその子が"男っぽい女は嫌い"って言ってるの聞いちゃって…
それで思ったんです。中学からは女らしくしようって…
けど、ヘンなんですよねーーー私あれだけ女らしくなりたいって思ってたのに……
情けなく気絶までして助けられちゃったことが…今ちょっと悔しいんです」
自嘲気味に笑う鏑木にハデスは優しく声をかけた。
「それでいいんだよ」
「!」
「君は君の思うように好きなだけ悩んで好きな方へ進んだらいい」
「助けられたってていいんじゃない? 女の子なんだから」
顔を真っ赤にして鏑木はゴニョゴニョと何かを言おうとする。
「……あ、せ…先生…先生は…あの」
「?」
「男っぽい女とかってどう…「鏑木ちゃーん元気かーっ!!?」
「だ、ダメだよ美作くん。まだ寝てるかも…」
「………」
まさかの美作、アシタバ乱入により何も言えなくなってしまった鏑木だった。
それからソファーへ移動し事の顛末を伝えた。
「アシタバくんに藤くん、牙狼さん」
「梓でいいよ」
「……で美作くんね」
「下の名前は蓮太郎って言うんだ!」
「私のことは"シンヤ"でいいよ。
本当は
「男っぽいの…イヤなんじゃなかったの?」
「それが…そうなんだけど"マヤちゃん"なんてガラじゃないし、くすぐったくて…」
自己紹介が終わり、ハデスが後ろから声をかけた。
「梓さん、鏑木さん、ちょっといいかな…その隣の……」
「あ…♡お仕事ですか?よろしければ私お手伝いいたしますけど…」
頬を染めて話す鏑木にアシタバと藤は困惑している。
「いや…そんなまさか…まさかだよねそんな…」
「?」
「だいたいマトモな女ならはじめっからこんな保健室来やしねーだろ」
話の内容が理解できない美作と苦笑いする梓。
保健室の雰囲気がまた少し明るくなった。
To be continued...