第28診:鈍、保健室に来る
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自分の事よりも相手を気にする姿は実に梓らしい。
獄狼 は笑いが漏れそうになるのを堪えて答えた。
【安心しろ。俺が取り込んだことで浄化 は愛癒 とは違う。
俺は他人の記憶なんていらねぇよ…】
「よかった…」
【まぁ…あの子供からは父親の記憶なんて無くなった方が良かったかもしれないけどな…】
その言葉に梓は黙り込む。
その時……
「この恥知らず!!!」
ズデンッという音と凄まじい振動が保健室に響いた。
【な…何だ!!?】
「さっきの声…みのり先生…?」
梓と獄狼 は頷き合いカーテンを開けた。
そこで見たのは才崎に詰め寄る鈍の姿。さらに足元にはハデスが倒れている。
「誤解…しないで欲しいの…そうね…特にあなたには………」
「は!? はぁ…あ…あの…お顔が、その…ち、近…」
「タイム!!」
ハデスを踏み付け鈍は才崎に攻め寄る。それを止めたのは安田だった。
「そのおっぱい×おっぱい待った! 俺を挟んでお願いします!!」
「安田くんいい加減にしなさい!!」
【ほっといていいのか…?】
そんな光景を梓は唖然として見ていたが、獄狼 に突かれ我に返る。
「!? あ…そ、そうだね」
梓は鈍の下からハデスを引きずり出した。
「大丈夫ですか?」
「あ…ありがとう。身体はもういいの?」
「はい! すっかり。ご心配をおかけしました」
「あら……具合悪かったの~?」
上半身を起こして心配そうに聞くハデスを鈍は才崎に投げ渡し、梓に目線を合わせてしゃがみ込んだ。
「昨日の今日だもの……仕方ないわね~~…さっ、あっちで座りましょ…」
「へっ!? は、はい…」
梓は鈍に手を引かれ立ち上がると、廊下に出ていくハデス、才崎と入れ代わるようにアシタバ達がやってきた。
それに気付いた鈍はすかさず手招きして真哉を呼び寄せる。
「あ、あの~……この状況は一体…」
ソファーには鈍、真哉と並んで座っているが、困惑した顔の梓は何故か鈍の膝の上にいた。
「いいじゃない…2人とも可愛いわね~…」
至極満足げな笑みを浮かべる鈍から少し離れた所では何やら安田が騒いでいる。
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【安心しろ。俺が取り込んだことで
俺は他人の記憶なんていらねぇよ…】
「よかった…」
【まぁ…あの子供からは父親の記憶なんて無くなった方が良かったかもしれないけどな…】
その言葉に梓は黙り込む。
その時……
「この恥知らず!!!」
ズデンッという音と凄まじい振動が保健室に響いた。
【な…何だ!!?】
「さっきの声…みのり先生…?」
梓と
そこで見たのは才崎に詰め寄る鈍の姿。さらに足元にはハデスが倒れている。
「誤解…しないで欲しいの…そうね…特にあなたには………」
「は!? はぁ…あ…あの…お顔が、その…ち、近…」
「タイム!!」
ハデスを踏み付け鈍は才崎に攻め寄る。それを止めたのは安田だった。
「そのおっぱい×おっぱい待った! 俺を挟んでお願いします!!」
「安田くんいい加減にしなさい!!」
【ほっといていいのか…?】
そんな光景を梓は唖然として見ていたが、
「!? あ…そ、そうだね」
梓は鈍の下からハデスを引きずり出した。
「大丈夫ですか?」
「あ…ありがとう。身体はもういいの?」
「はい! すっかり。ご心配をおかけしました」
「あら……具合悪かったの~?」
上半身を起こして心配そうに聞くハデスを鈍は才崎に投げ渡し、梓に目線を合わせてしゃがみ込んだ。
「昨日の今日だもの……仕方ないわね~~…さっ、あっちで座りましょ…」
「へっ!? は、はい…」
梓は鈍に手を引かれ立ち上がると、廊下に出ていくハデス、才崎と入れ代わるようにアシタバ達がやってきた。
それに気付いた鈍はすかさず手招きして真哉を呼び寄せる。
「あ、あの~……この状況は一体…」
ソファーには鈍、真哉と並んで座っているが、困惑した顔の梓は何故か鈍の膝の上にいた。
「いいじゃない…2人とも可愛いわね~…」
至極満足げな笑みを浮かべる鈍から少し離れた所では何やら安田が騒いでいる。
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