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第2診:鉄腕少女の憂鬱

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渡り廊下まで来ると3人の男子生徒に絡まれている鏑木の姿が見える。
ハデスは鏑木を庇うように男子生徒との間に入った。


「せ…先生!?」

「諦めないで……"これ"は君のせいじゃないんだ」


美作が怒鳴りつけると男子生徒は訳がわからないといったふうに去っていった。


「あっおい!! こら…」


するとどこからともなく声が聞こえてくる。


【…ったく…なによ…またアンタなの!?  いちいち余計なことしやがって…!!】



ドクン



「え…」

「お…おい、あれって…」

「あ…あれが"病魔"だよ。美作くんの時もあんなのが出てきたんだ」

「な…なに…?これ…」


現れたのは巨大な腕のような髪型をし、SM風の格好をした女、挑発プロウォークだった。


【フン…甲斐甲斐しくしちゃってさ】


気を失い倒れる鏑木をは抱きとめた。


「鏑木ちゃん!?」

「大丈夫…気を失っただけみたい」


初めて病魔を見た藤は目を見開いている。


「……な…なんだよこれ…こんなにハッキリ見えんのか…!? ふ…フザけた格好しやがって…」

「病魔は…ヒトに罹るまでは微弱な存在だが、一度罹ると宿主の生気を蓄え可視できるまでに成長する」


は怒りに震えながらハデスの言葉に続けた。


「それ程までに…鏑木さんの精神こころを蝕んだってわけね……」

「!?」


アシタバはの瞳が深紅に染まっているのに驚いた。
目をこすりもう一度見ると黒色に戻っている。


「?、?」


睨みつけるハデスとを前に挑発プロウォークは悪びれもせず話し出した。


【…何よ?  怖い顔して。ちょっと勘違いしてるんじゃない? アタシ…その子のためを思っただけよ。
ホントはすごく強いのに…自分の才能無視して"女らしくなりたい"だなんて…バカげてると思わない?
だからアタシの"力"で気付かせてあげてたのよ…
おまえは闘うしかない…
おまえは一生…おまえの憧れる"女"なんかに
なれっこないってね!!


握りしめていたの手にさらに力が入る。


「なんて…ことを…」

「見ず知らずの他人に襲いかかられては、望まない暴力でふりほどくしかない恐怖の連続を…こともあろうに"その子のため"とはな…
おまえのような卑怯者には特別だ…直に噛み砕いてやろう」

【な…!!?】


ハデスのヒビは拡がり黒い霧が姿を現した。



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