第26診:ウワサの仮面占い師
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「うっ…」
「牙狼さんっ!」
操の拳がアシタバを庇い飛び出した梓の頬に当たり口の端から血が垂れる。
「だ…大丈夫!?」
「大、丈夫…」
手の甲で血を拭いアシタバの前で操を睨み付ける。
「さすが優しさが長所だ。美しい友情ですね…操、少年の方を狙いなさい」
「なっ!?」
占い師はパンパンと拍手を送りながらもそう指示し、その言葉に梓は目を見開く。
間髪入れずに操は梓を蹴り飛ばすとアシタバを殴り付けた。
「うぐっ!」
「やめっ!! か…っは…」
腹に蹴りが入りうまく息が吸えずにうずくまりながらも顔を上げる梓の背中を占い師が勢いよく踏みつける。
「操、コイツを向こうに置いてくる間ゆっくりと痛め付けておきなさい」
気を失いぐったりとする梓を引きずる占い師は「お前の長所は必要ない」と呟きながら美作達のいる部屋に梓を投げ入れた。
ーーーーー
ハデスは逃げた占い師の手掛かりを掴む為、店への階段を降りていた。
扉を開けた瞬間、ハデスの目には散乱した常伏中の指定カバンが飛び込んでくる。
「な………こ…こ…れは……」
近くに落ちていた生徒手帳を見ると、それはアシタバの物。そしてハデスの視界の端で何かが光った。
「どうしてこれが……ここに…………!!」
ハデスの手の中では、梓にプレゼントしたはずの蝶のネックレスが静かに煌めいていた。
To be continued...
「牙狼さんっ!」
操の拳がアシタバを庇い飛び出した梓の頬に当たり口の端から血が垂れる。
「だ…大丈夫!?」
「大、丈夫…」
手の甲で血を拭いアシタバの前で操を睨み付ける。
「さすが優しさが長所だ。美しい友情ですね…操、少年の方を狙いなさい」
「なっ!?」
占い師はパンパンと拍手を送りながらもそう指示し、その言葉に梓は目を見開く。
間髪入れずに操は梓を蹴り飛ばすとアシタバを殴り付けた。
「うぐっ!」
「やめっ!! か…っは…」
腹に蹴りが入りうまく息が吸えずにうずくまりながらも顔を上げる梓の背中を占い師が勢いよく踏みつける。
「操、コイツを向こうに置いてくる間ゆっくりと痛め付けておきなさい」
気を失いぐったりとする梓を引きずる占い師は「お前の長所は必要ない」と呟きながら美作達のいる部屋に梓を投げ入れた。
ーーーーー
ハデスは逃げた占い師の手掛かりを掴む為、店への階段を降りていた。
扉を開けた瞬間、ハデスの目には散乱した常伏中の指定カバンが飛び込んでくる。
「な………こ…こ…れは……」
近くに落ちていた生徒手帳を見ると、それはアシタバの物。そしてハデスの視界の端で何かが光った。
「どうしてこれが……ここに…………!!」
ハデスの手の中では、梓にプレゼントしたはずの蝶のネックレスが静かに煌めいていた。
To be continued...