第26診:ウワサの仮面占い師
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今、常伏中学校ではある占い師の話題で持ち切りである。
それは、最近開業したばかりで今なら無料で視て貰えるというものだった。
「…と言うわけで、行くぞ放課後!!」
そう言った美作に藤は心底嫌そうな顔を見せた。
「なんで決定事項なんだよ。俺はパス」
「誰もオマエの参加にゃ期待してねーよ」
「ああ…なんか女子の間で流行ってるやつでしょ…って…僕の参加は決定済みなの……?」
困ったような顔のアシタバに「本好も誘う」と美作は胸を張った。
3人の話を聞いていたハデスは梓に声をかけた。
「梓さんは行ったことあるの?」
「いえ…クラスでもウワサにはなってるんですけどね……」
言葉を濁す梓にハデスは心配そうな顔を見せる。
「なんだか心配だな……中学生だけで行ってもいいようなところなの?」
「おっ、じゃあ先生も一緒に行くかーー!?」
美作の話ではその占い師が視るものは"未来"ではないらしい。
結局、占い師のもとには梓が花巻に声をかけ本好も含めた5人で向かう事になった。
ーーーーー
占い部屋は地下1Fのテナントにあり、1人ずつ"長所"を視てもらうと言うものでだった。
出てきた順に話を聞くと、美作は人望、本好は知性、アシタバは思慮深さ、花巻は健気さと言うことらしい。
梓は階段を降りながら獄狼 に話しかけた。
「獄狼 ……ここ、嫌な感じがする。何があっても気配を出さないで…」
返事の代わりに梓の中から獄狼 の気配が薄まった。
それは獄狼 が自身の身体に守護 を使った事を意味している。
梓が部屋に入ると、不気味な仮面を着けた占い師が席に座るよう促した。
「いらっしゃいませ……お名前と生年月日をどうぞ」
差し出された紙に名前を書いて梓は占い師を見た。
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それは、最近開業したばかりで今なら無料で視て貰えるというものだった。
「…と言うわけで、行くぞ放課後!!」
そう言った美作に藤は心底嫌そうな顔を見せた。
「なんで決定事項なんだよ。俺はパス」
「誰もオマエの参加にゃ期待してねーよ」
「ああ…なんか女子の間で流行ってるやつでしょ…って…僕の参加は決定済みなの……?」
困ったような顔のアシタバに「本好も誘う」と美作は胸を張った。
3人の話を聞いていたハデスは梓に声をかけた。
「梓さんは行ったことあるの?」
「いえ…クラスでもウワサにはなってるんですけどね……」
言葉を濁す梓にハデスは心配そうな顔を見せる。
「なんだか心配だな……中学生だけで行ってもいいようなところなの?」
「おっ、じゃあ先生も一緒に行くかーー!?」
美作の話ではその占い師が視るものは"未来"ではないらしい。
結局、占い師のもとには梓が花巻に声をかけ本好も含めた5人で向かう事になった。
ーーーーー
占い部屋は地下1Fのテナントにあり、1人ずつ"長所"を視てもらうと言うものでだった。
出てきた順に話を聞くと、美作は人望、本好は知性、アシタバは思慮深さ、花巻は健気さと言うことらしい。
梓は階段を降りながら
「
返事の代わりに梓の中から
それは
梓が部屋に入ると、不気味な仮面を着けた占い師が席に座るよう促した。
「いらっしゃいませ……お名前と生年月日をどうぞ」
差し出された紙に名前を書いて梓は占い師を見た。
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