第24診:炎の球技大会
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ハデスは応援の言葉を残し去って行った。
「怒られることをやっている自覚はあったのか…」
「そのうちバレると思うけどなあ…」
しばらくしてアシタバは体育館へ戻って行き、ドッジボールは軽部、鳶岡率いるC組と真哉のいるB組との対決となった。
ーーーーー
結果は………………惨敗。
そしてついに蝶間林率いるA組との対決となった。
最初のジャンケンで負けた梓は外野へと歩いていく。
「何もないといいんだけどね…」
梓の心配をよそに試合開始のホイッスルが鳴り響く。
蝶間林がボールに回転をつけて投げた瞬間、ボールの後ろに大きな蛇が現れる。
「!!? へっ…蛇~~~!!?」
驚いた拍子にB組の3人に当たったボールは、梓の足元に転がってきた。
《B組、3人アウトです》
「えっ!? なっ…ちょ…ちょっと審判! 本好くん、見たでしょ!? 今の!!
あんなの反則じゃないの!?」
「ぇ? まあ…確かに何かヘビみたいなもの見えたけど、話的な演出じゃないの?」
「そ…それを言われたらそれまでだけど……」
ボールを手にした梓はこの光景を見ながら悩んでいた。
「闘魂 か……まあ予想はしてたんだけどさ…」
梓の視線の先、蝶間林の肩には王冠を被ったブルドッグのような病魔、闘魂 がいた。
ハデスを呼ぶにも、闘魂 を捕まえるにも今は試合中。外野の位置を離れることはできない。
「外野っ、パス!!」
「はーい」
「奥義、アルティメットB !!!」
ボールを内野に投げ、それを受け取った蝶間林が跳び上がると、その背中には蝶の羽が見えた。
が、闘魂 の姿に気付いた真哉はアルティメットBをやすやすと捕ってみせた。
「なんだ、捕ってみたら意外に捕れたわ…」
「おお~、さっすがシンヤちゃん」
「ちょっとちょっと待って! タイム!! その子病魔に罹ってる! ハデス先生を呼んでこなきゃ……」
真哉の言葉にようやく美作が病魔の存在に気が付いたが、蝶間林は勝ち誇ったように笑う。
「あら、逃げる気? 負けを認めたと受け取っていいのかしら…」
「……そういう問題じゃないんだけどな…」
どうしたものかと考えていると、蝶間林の言葉にムッとした真哉が勝負にのり、渾身の力を込めてボールを投げつけた。
.
「怒られることをやっている自覚はあったのか…」
「そのうちバレると思うけどなあ…」
しばらくしてアシタバは体育館へ戻って行き、ドッジボールは軽部、鳶岡率いるC組と真哉のいるB組との対決となった。
ーーーーー
結果は………………惨敗。
そしてついに蝶間林率いるA組との対決となった。
最初のジャンケンで負けた梓は外野へと歩いていく。
「何もないといいんだけどね…」
梓の心配をよそに試合開始のホイッスルが鳴り響く。
蝶間林がボールに回転をつけて投げた瞬間、ボールの後ろに大きな蛇が現れる。
「!!? へっ…蛇~~~!!?」
驚いた拍子にB組の3人に当たったボールは、梓の足元に転がってきた。
《B組、3人アウトです》
「えっ!? なっ…ちょ…ちょっと審判! 本好くん、見たでしょ!? 今の!!
あんなの反則じゃないの!?」
「ぇ? まあ…確かに何かヘビみたいなもの見えたけど、話的な演出じゃないの?」
「そ…それを言われたらそれまでだけど……」
ボールを手にした梓はこの光景を見ながら悩んでいた。
「
梓の視線の先、蝶間林の肩には王冠を被ったブルドッグのような病魔、
ハデスを呼ぶにも、
「外野っ、パス!!」
「はーい」
「奥義、アルティメット
ボールを内野に投げ、それを受け取った蝶間林が跳び上がると、その背中には蝶の羽が見えた。
が、
「なんだ、捕ってみたら意外に捕れたわ…」
「おお~、さっすがシンヤちゃん」
「ちょっとちょっと待って! タイム!! その子病魔に罹ってる! ハデス先生を呼んでこなきゃ……」
真哉の言葉にようやく美作が病魔の存在に気が付いたが、蝶間林は勝ち誇ったように笑う。
「あら、逃げる気? 負けを認めたと受け取っていいのかしら…」
「……そういう問題じゃないんだけどな…」
どうしたものかと考えていると、蝶間林の言葉にムッとした真哉が勝負にのり、渾身の力を込めてボールを投げつけた。
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