第24診:炎の球技大会
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やって来たのは3人の生徒。
「その黒酢…私たちがいただくわ」
「おや…」
「お…オマエらは………」
「美作くん知り合いなの?」
首を傾げるアシタバに顔に緊張を走らせる美作は声を荒げた。
「常中三大モテ部の連中!!」
「何それ…」
「保健室に何の用だ!! 冷やかしか!?」
そんな美作を無視して3人は話し出す。
「近くで見るとますます怖いな、オバケ先…ハデス先生」
「オバケだろうと黒酢だろうと、勝つためならなんだって利用させてもらうさ」
「"ヤツ"はよくここを利用しているらしい。なにか秘密があるのかもしれないわ」
通称常中三大モテ部、順に
サッカー部リベロ、軽部。
バスケ部エース、鳶丘。
テニス部に咲く一輪のバラ、蝶間林。
である。
「なんだ…運動部の奴らかよ…あいつら何かと負けず嫌いでめんどくせーんだよな~…大体、勝てるわけねーじゃんB組に」
「どうして?」
3人分の黒酢をそそぎながら尋ねるハデスに梓は苦笑しながら答える。
「シンヤちゃんがいるからですよ」
「な…なるほど、いや…でもわからないよ。団体競技だし…」
「それだっ!!!」
急に大声をだした蝶間林達の言い分によると、真哉の運動神経を認めた上で助っ人を頼んだこともある。が…
「あの女がオールラウンドに運動部に出入りするようになってからというもの…」
「所属しているだけでそこそこモテるという我々部の伝統をくつがえす事態に陥ってしまったんだ」
「つまりどういうことだよ」
話の意図が見えない美作を軽部が怒鳴り付けた。
「取られちゃったんだよ!! ファンの子を!!!」
「女のくせに男よりモテるってどういうことだよ!!」
「逆恨みじゃない…」
下らない…と思いながらも黒酢を配る梓に蝶間林は誇らしげに話す。
「だからこそ正々堂々…スポーツで名誉挽回しようって言うわけよ。牙狼さん、一緒にドッジに出るんだから協力してよね!」
「はいはい…」
「打倒、鏑木!!!」
「ファイッ」
「応ッ!!!」
黒酢で乾杯する3人に「青春だね」と呟いていたハデスだったが、ある人物を見つけ慌てだした。
「はっ…いけない…才崎先生が体育館の見回りから戻ってきた。
僕は入れ替わりで体育館へ行くよ。ごめんね…それじゃあみんな、がんばって」
.
「その黒酢…私たちがいただくわ」
「おや…」
「お…オマエらは………」
「美作くん知り合いなの?」
首を傾げるアシタバに顔に緊張を走らせる美作は声を荒げた。
「常中三大モテ部の連中!!」
「何それ…」
「保健室に何の用だ!! 冷やかしか!?」
そんな美作を無視して3人は話し出す。
「近くで見るとますます怖いな、オバケ先…ハデス先生」
「オバケだろうと黒酢だろうと、勝つためならなんだって利用させてもらうさ」
「"ヤツ"はよくここを利用しているらしい。なにか秘密があるのかもしれないわ」
通称常中三大モテ部、順に
サッカー部リベロ、軽部。
バスケ部エース、鳶丘。
テニス部に咲く一輪のバラ、蝶間林。
である。
「なんだ…運動部の奴らかよ…あいつら何かと負けず嫌いでめんどくせーんだよな~…大体、勝てるわけねーじゃんB組に」
「どうして?」
3人分の黒酢をそそぎながら尋ねるハデスに梓は苦笑しながら答える。
「シンヤちゃんがいるからですよ」
「な…なるほど、いや…でもわからないよ。団体競技だし…」
「それだっ!!!」
急に大声をだした蝶間林達の言い分によると、真哉の運動神経を認めた上で助っ人を頼んだこともある。が…
「あの女がオールラウンドに運動部に出入りするようになってからというもの…」
「所属しているだけでそこそこモテるという我々部の伝統をくつがえす事態に陥ってしまったんだ」
「つまりどういうことだよ」
話の意図が見えない美作を軽部が怒鳴り付けた。
「取られちゃったんだよ!! ファンの子を!!!」
「女のくせに男よりモテるってどういうことだよ!!」
「逆恨みじゃない…」
下らない…と思いながらも黒酢を配る梓に蝶間林は誇らしげに話す。
「だからこそ正々堂々…スポーツで名誉挽回しようって言うわけよ。牙狼さん、一緒にドッジに出るんだから協力してよね!」
「はいはい…」
「打倒、鏑木!!!」
「ファイッ」
「応ッ!!!」
黒酢で乾杯する3人に「青春だね」と呟いていたハデスだったが、ある人物を見つけ慌てだした。
「はっ…いけない…才崎先生が体育館の見回りから戻ってきた。
僕は入れ替わりで体育館へ行くよ。ごめんね…それじゃあみんな、がんばって」
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