第22診:サロン・ユグドラシル
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耳元で囁かれた言葉に梓の眼から涙がこぼれた。
「それでも…梓さんが僕の事を許せないと思うなら……」
ハデスは腕を緩めると一歩下がり梓から離れた。
「僕はもう………」
「ず…るいです」
梓が振り返ると、切なそうな顔のハデスと眼があった。梓は涙を拭い、白衣を握る。
「本当に……相談してくれます?」
「絶対するよ!」
「約束ですからね? もし破ったら……二度と保健室には来ませんからね!!」
頬を膨らませる梓にハデスは安堵の笑みをもらし「それは困る」と呟くと、梓はにっこりと微笑んだ。
1日ぶりに見る梓の笑顔に胸が熱くなると同時に、咄嗟の事とはいえ自分のとった行動が急に恥ずかしくなり、隠すように赤くなった顔を背けた。
「そ…それじゃあ僕は出張保健室に行ってくるから、ここはよろしくね」
「はい、わかりました」
わたわたとリヤカーを引き保健室を出ていくハデスを見送り扉が閉じた瞬間、梓はその場にへたり込んだ。
【何やってんだ…お前ら……】
「言わないでよ……ものすごく恥ずかしい」
顔を真っ赤にして俯く梓に獄狼 は、ただただ優しく微笑んでいた。
To be continued...
「それでも…梓さんが僕の事を許せないと思うなら……」
ハデスは腕を緩めると一歩下がり梓から離れた。
「僕はもう………」
「ず…るいです」
梓が振り返ると、切なそうな顔のハデスと眼があった。梓は涙を拭い、白衣を握る。
「本当に……相談してくれます?」
「絶対するよ!」
「約束ですからね? もし破ったら……二度と保健室には来ませんからね!!」
頬を膨らませる梓にハデスは安堵の笑みをもらし「それは困る」と呟くと、梓はにっこりと微笑んだ。
1日ぶりに見る梓の笑顔に胸が熱くなると同時に、咄嗟の事とはいえ自分のとった行動が急に恥ずかしくなり、隠すように赤くなった顔を背けた。
「そ…それじゃあ僕は出張保健室に行ってくるから、ここはよろしくね」
「はい、わかりました」
わたわたとリヤカーを引き保健室を出ていくハデスを見送り扉が閉じた瞬間、梓はその場にへたり込んだ。
【何やってんだ…お前ら……】
「言わないでよ……ものすごく恥ずかしい」
顔を真っ赤にして俯く梓に
To be continued...