第22診:サロン・ユグドラシル
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梓はアシタバの手を引き後部座席のクッションの下へ見を隠した。
ハデスは苦しそうに俯いていた為ドアの開閉に気付かない。
しばらくして戻ってきた三途川が車を走らせる。そのスピードはかなりのもので、ついには急ブレーキで前の席に顔をぶつけてしまった。
「ぎゃあっ」
「……今のは君の声か? ずいぶん可愛らしい声が出るんだな」
「そんなわけないでしょう…子供の声ですよ。…いや…今の声は…………あ…アシタバくん、梓さん……!」
クッションの隙間から現れた梓とアシタバにハデスは眼を丸くした。
「どうして君達が……」
「いやあ、通りで後ろが重いと思った」
「あ…あの、ご…ごめんなさい……」
「すみません、アシタバくんは私が巻き込みました。どうしても気になったので……」
申し訳なさそうに言う梓を庇うようにアシタバも口を開く。
「ぼ、僕も止めなかったんです。だって先生が…三途川先生のことを頼るってことは、先生…ただ具合が悪いわけじゃないんじゃないかって…………」
「それにハデス先生、どうして先生から冷血 以外の気配がするんですか?」
梓の疑問にハデスは言葉を詰まらせた。
「さすが鋭いなぁ。梓くん、アシタバくん」
「三途川先生、余計なこと言わないで下さい。アシタバくん達は関係ありません」
ハデスの"関係ない"と言う言葉に梓の眉がピクリと動く。
「今すぐ降「おっと青信号」
凄まじい勢いで発車された車の中で、何事も無かったかのように三途川は話を続ける。
「で? アシタバくん」
「そっ、それに僕…先生に色っ、色々…聞きたいことがあっ、あるんです」
「三途川先生!!」
「ふ…藤くんの病魔をやっつけた時…先生、髪の色が変わったり顔のひびわれがなくなったりしてましたよね…
それが何を意味してるのかはわからないけど…
でも…とにかく僕…僕たちは、このまま何も知らないで先生に守られ続けてていいのか?って…思ったんです…」
アシタバの必死な意見に思わず三途川は笑い出す。
訝しげに見つめるアシタバに三途川はこれから会いに行く人物の説明を始めた。
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ハデスは苦しそうに俯いていた為ドアの開閉に気付かない。
しばらくして戻ってきた三途川が車を走らせる。そのスピードはかなりのもので、ついには急ブレーキで前の席に顔をぶつけてしまった。
「ぎゃあっ」
「……今のは君の声か? ずいぶん可愛らしい声が出るんだな」
「そんなわけないでしょう…子供の声ですよ。…いや…今の声は…………あ…アシタバくん、梓さん……!」
クッションの隙間から現れた梓とアシタバにハデスは眼を丸くした。
「どうして君達が……」
「いやあ、通りで後ろが重いと思った」
「あ…あの、ご…ごめんなさい……」
「すみません、アシタバくんは私が巻き込みました。どうしても気になったので……」
申し訳なさそうに言う梓を庇うようにアシタバも口を開く。
「ぼ、僕も止めなかったんです。だって先生が…三途川先生のことを頼るってことは、先生…ただ具合が悪いわけじゃないんじゃないかって…………」
「それにハデス先生、どうして先生から
梓の疑問にハデスは言葉を詰まらせた。
「さすが鋭いなぁ。梓くん、アシタバくん」
「三途川先生、余計なこと言わないで下さい。アシタバくん達は関係ありません」
ハデスの"関係ない"と言う言葉に梓の眉がピクリと動く。
「今すぐ降「おっと青信号」
凄まじい勢いで発車された車の中で、何事も無かったかのように三途川は話を続ける。
「で? アシタバくん」
「そっ、それに僕…先生に色っ、色々…聞きたいことがあっ、あるんです」
「三途川先生!!」
「ふ…藤くんの病魔をやっつけた時…先生、髪の色が変わったり顔のひびわれがなくなったりしてましたよね…
それが何を意味してるのかはわからないけど…
でも…とにかく僕…僕たちは、このまま何も知らないで先生に守られ続けてていいのか?って…思ったんです…」
アシタバの必死な意見に思わず三途川は笑い出す。
訝しげに見つめるアシタバに三途川はこれから会いに行く人物の説明を始めた。
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