第1診:ウワサのハデス先生
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「君は病魔に気付いていたみたいだけど…どうしてかな?」
「あ…ああ、そのことですか?」
自分の"中"のものに気付かれたのではないのに安堵し梓は言葉を続ける。
「私、昔から感が良いんです。なんとなく胸騒ぎがしたんで…」
「そう……君は面白い子だね。梓さん」
「「「梓さん~~」」」
「ダメかな?」
訝しげに見つめる3人をよそにハデスは首をかしげた。
「別に…良いですけど…」
「フフ…じゃあ"これからも"よろしく」
「? はい」
"これからも"というセリフに違和感を感じながらも梓は差し出されたハデスの手を握り返した。
キーンコーンカーンコーン
聞こえてきた予鈴に促され、教室へと向かう4人の後ろではハデスが嬉しそうに手を振っている。
ーーーーー
「でさー、あれからオレも色々考えたワケよ」
教室で先程の4人が机を囲んでいる。
「カオは元通りになったとはいえ色々メーワクかけちまったからよ……
オレ、女の子たちに謝りに行こうと思ってさ」
「いい心がけだね」
「だろ!? で、1年の子いたろ、3人。
オレ達も3人…謝りついでに藤をエサに集団デートに持ち込む!名付けてコバンザメ作戦!! 頭いいだろ」
「死ね」
「えぇ~私は仲間に入れてくれないの?」
不満げにする梓に美作は目を見開いた。
「なっ、牙狼さんも参加してくれんのか?」
「梓でいいよ~」
「じゃ、じゃあメアドの交換とか…」
「オッケー、ちょっと待ってね…」
梓と美作がアドレス交換をしている間、アシタバは窓の外を眺めていた。
「あっあれハデス先生だ。ほ…保健室の飾りつけしてる…」
「どれどれ?」
梓が向かい校舎を見ると保健室の飾りを教頭に注意されているハデスの姿がある。
「あ…あーあ、怒られちゃってる……」
「何考えてんだ、あの男は…」
「早く認めてもらえるといいね……保健室」
「いや、あの面構えじゃ当分ムリだろ」
教頭に怒られるハデスを見ながら、これからきっと大変な毎日になるであろう予感がする梓だった。
To be continued...
「あ…ああ、そのことですか?」
自分の"中"のものに気付かれたのではないのに安堵し梓は言葉を続ける。
「私、昔から感が良いんです。なんとなく胸騒ぎがしたんで…」
「そう……君は面白い子だね。梓さん」
「「「梓さん~~」」」
「ダメかな?」
訝しげに見つめる3人をよそにハデスは首をかしげた。
「別に…良いですけど…」
「フフ…じゃあ"これからも"よろしく」
「? はい」
"これからも"というセリフに違和感を感じながらも梓は差し出されたハデスの手を握り返した。
キーンコーンカーンコーン
聞こえてきた予鈴に促され、教室へと向かう4人の後ろではハデスが嬉しそうに手を振っている。
ーーーーー
「でさー、あれからオレも色々考えたワケよ」
教室で先程の4人が机を囲んでいる。
「カオは元通りになったとはいえ色々メーワクかけちまったからよ……
オレ、女の子たちに謝りに行こうと思ってさ」
「いい心がけだね」
「だろ!? で、1年の子いたろ、3人。
オレ達も3人…謝りついでに藤をエサに集団デートに持ち込む!名付けてコバンザメ作戦!! 頭いいだろ」
「死ね」
「えぇ~私は仲間に入れてくれないの?」
不満げにする梓に美作は目を見開いた。
「なっ、牙狼さんも参加してくれんのか?」
「梓でいいよ~」
「じゃ、じゃあメアドの交換とか…」
「オッケー、ちょっと待ってね…」
梓と美作がアドレス交換をしている間、アシタバは窓の外を眺めていた。
「あっあれハデス先生だ。ほ…保健室の飾りつけしてる…」
「どれどれ?」
梓が向かい校舎を見ると保健室の飾りを教頭に注意されているハデスの姿がある。
「あ…あーあ、怒られちゃってる……」
「何考えてんだ、あの男は…」
「早く認めてもらえるといいね……保健室」
「いや、あの面構えじゃ当分ムリだろ」
教頭に怒られるハデスを見ながら、これからきっと大変な毎日になるであろう予感がする梓だった。
To be continued...