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第18診:藤家の問題

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お婆は藤を捜す為その場を離れ、アシタバ達も藤を捜す相談を始めたその時、ハデスの顔のヒビがバキィッと音をたてて拡がった。

それを見た瞬間、は廊下を走り出す。襲いくる矢やタライを見事にかわし、1つの部屋の前にたどり着いた。
襖を開けると、そこには何やら巣のような穴がある。


「こ…これは……」

「お客様! お待ちください、みだりに邸内を歩かれては――……」

「お兄さん…ここは麓介くんの部屋でしょうか?」

「そ…そうですが。どうしてそれを……!!!な……!?」


見たことのない物体に山蔵は言葉を詰まらせた。


「先生…ひょっとして藤くんこの中にいるんですか!?」

「そう考えて間違いなさそうだね……しかしこの穴は一体何を象徴しているんだ…?」


空洞を覗いていたが顔を上げると、三角形のボタンが目に入った。


「……何、これ…」


が試しに上向きの三角形のボタンを押すと、ウインという機械音と共に扉が現れた。


「えっ…エレベーター~~!!?」

「……なんつーか、メンド臭がりの藤の考えそうなこったな…」

「………"藤くんの考えそうなこと"………そうか…おそらくこのエレベーターの先にあるのは病魔の能力ちからによって藤くんが造りあげた空間…
いわば藤くんの精神世界につながっていると考えていいと思う」


ハデスの予想に驚くアシタバと美作。はじっと何かを考えていた。


「精神世界…!?」

「あいつ普段一体何考えて生きてんだろ……まったく見当がつかん」

「麓介を助けるには、病魔に罹った原因を見つけないと……やっぱりこの中に入るしかなさそう…ね…?」


がそこまで言って山蔵を見ると、口をポカンと開けている。


「山蔵さん、口開いてますよ」

「えっ!!?」

「一緒に行かれますか?」

「あ…ああ……………」


の言葉に口を押さえた山蔵だったが、エレベーターに乗り込もうとするハデスの腕を慌てて掴みそれを制止する。
そんな姿を達は呆れ顔で見ている。


「めんっっっどくせー兄貴だな~~~…こりゃ藤と折り合い悪くて当然だわ」

「そうなの…生真面目で責任感強くて、"臨機応変"が一番苦手なんだよね。昔から……」

「柔軟でいいかげんな藤くんとはホント真逆だね」


終わりの見えないハデスと山蔵の言い合いに痺れをきらした達はエレベーターに乗り込む。


「ハデス先生、先に行きますねー」

「ああっ、ま…まっ……」


ハデスの言葉を遮りエレベーターは、アシタバ、美作を乗せ地下へと下りていった。





To be continued...
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