第15診:一日アイドル!?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
朝、登校中の梓は見知った後ろ姿を見つけ駆け寄った。
「おはよっ、ミクちゃん!」
「えっ…あ、梓ちゃん。お…おはよう」
歩きながらノートを確認していた花巻は驚いて顔をあげた。
「今日は早いね。日直?」
「うん。今やることを確認してたの」
ノートには日誌をもらいに行く、花の水を変えるなどが書かれていた。
そのまま2人で歩いていると、突然周りの景色が歪みだす。
「な…に……これ………」
意識を手放す直前、獄狼 の声が聞こえた気がした。
ーーーーー
「…ん……んぅ………」
梓が目を覚ますと見慣れない天井が視界に入る。
「あれ…ここ……?」
「ほら、さっさと起きろ!」
そう言ったのは見知らぬ男だった。首からかけられたスタッフカードには"青山"と書かれている。
梓が慌てて辺りを見渡すと、鏡の中の自分がいるべき場所にはまったく違う人物が座っていた。
「えっと…あなたは……?」
「何冗談言ってるんだ!もうすぐ本番始まるぞ!!」
「ほ…本番ってなんの?」
「今日の生放送のに決まってるだろ!!大遅刻してきて寝ボケるなよ。ほら、これ衣装。僕出るから着替えて、急いで!!」
青山が部屋を出ると、梓はとにかく渡された衣装に着替えながら考えを張り巡らせた。
「たぶんこれは運命 の仕業ね。獄狼 ……ってまさか獄狼 は私の本体の中?ど、どうしよう……
うまくハデス先生に会ってるといいんだけど…………って何これっ!?」
「熱子出来たか? 行くぞ!!」
梓が着替えさせられたのは、まだ2月末だというのに"水着"だった。
青山はそのまま梓を外に連れ出す。
「熱子!!ほらこっち並んで。早く!!」
「は…はいぃ」
「何をモジモジしてるんだ」
「あ…の、なぜ水着を…?」
「寒中水泳やるって教えといただろう。いいから早くしろ。すみません。"後前田 熱子"準備できました。お願いします」
"後前田 熱子"その名前には聞き覚えがある。確かテスト週間の時に安田が口にしていた名前だ。そんな事を考えているうちに気付けば梓はかなり高い飛び込み台に立たされていた。
「順番がつかえてるんで、お願いしまーす」
「えぇっ!?ちょっ……待っ…………きゃあああぁぁ!!?」
.
「おはよっ、ミクちゃん!」
「えっ…あ、梓ちゃん。お…おはよう」
歩きながらノートを確認していた花巻は驚いて顔をあげた。
「今日は早いね。日直?」
「うん。今やることを確認してたの」
ノートには日誌をもらいに行く、花の水を変えるなどが書かれていた。
そのまま2人で歩いていると、突然周りの景色が歪みだす。
「な…に……これ………」
意識を手放す直前、
ーーーーー
「…ん……んぅ………」
梓が目を覚ますと見慣れない天井が視界に入る。
「あれ…ここ……?」
「ほら、さっさと起きろ!」
そう言ったのは見知らぬ男だった。首からかけられたスタッフカードには"青山"と書かれている。
梓が慌てて辺りを見渡すと、鏡の中の自分がいるべき場所にはまったく違う人物が座っていた。
「えっと…あなたは……?」
「何冗談言ってるんだ!もうすぐ本番始まるぞ!!」
「ほ…本番ってなんの?」
「今日の生放送のに決まってるだろ!!大遅刻してきて寝ボケるなよ。ほら、これ衣装。僕出るから着替えて、急いで!!」
青山が部屋を出ると、梓はとにかく渡された衣装に着替えながら考えを張り巡らせた。
「たぶんこれは
うまくハデス先生に会ってるといいんだけど…………って何これっ!?」
「熱子出来たか? 行くぞ!!」
梓が着替えさせられたのは、まだ2月末だというのに"水着"だった。
青山はそのまま梓を外に連れ出す。
「熱子!!ほらこっち並んで。早く!!」
「は…はいぃ」
「何をモジモジしてるんだ」
「あ…の、なぜ水着を…?」
「寒中水泳やるって教えといただろう。いいから早くしろ。すみません。"後前田 熱子"準備できました。お願いします」
"後前田 熱子"その名前には聞き覚えがある。確かテスト週間の時に安田が口にしていた名前だ。そんな事を考えているうちに気付けば梓はかなり高い飛び込み台に立たされていた。
「順番がつかえてるんで、お願いしまーす」
「えぇっ!?ちょっ……待っ…………きゃあああぁぁ!!?」
.