第14診:チョコレート・コンプレックス
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翌日、梓は新たに作ったチョコを保健室でいつものメンバーに渡していた。
「はい、アシタバくん、美作くん、シンヤちゃん。1日遅いけど、友チョコだよ」
「ええっ!!? い…いいの?」
「はっはっモテる男はツライぜ」
「すごい……おいしそう…」
家族以外に貰うバレンタインチョコにあたふたするアシタバと美作。
それを横目に真哉は自分の作ったチョコを思い出したのか目を見開いている。
「それから……麓介にはこれね」
梓が投げて渡したのはポテトチップスだった。
「おっ…これ期間限定のお茶漬け海苔味じゃん。食いたかったんだよ」
サンキューと言うが早いか藤は袋を開け、ポテトチップスを食べだした。
そんな光景を見ていたハデスが嬉しそうに口を開く。
「僕も昨日チョコ貰ったんだよ」
「ヘェーーーよかったじゃん」
ハデスの言葉に真哉がピクリと反応する。
「下駄箱に入ってた方は誰がくれたかわからないんだけどね。どこに飾ろうかまだ迷ってて……」
「それは食えよ」
梓が真哉を見るとアシタバが何やら話し掛けていた。
「そんな…とても食べられないよ……だって………
貰ったの石炭だったからね。
今時石炭なんて逆におしゃれだよねぇ………
あれっ…鏑木さん…!? どうかしたの顔色が…」
「なっ…なんでも…ありません……………」
涙目で震える真哉を気の毒に思いながらも、アシタバは首を傾げた。
「あれ…? でも先生さっきチョコを貰ったって……」
「ああ…チョコは梓さんにもらったんだ。すっごくおいしかったよ。ブランデーが入ってるやつが特に……」
「へぇーどれだ…?」
梓が皆に渡したのはミルクとビターのチョコトリュフが2個ずつ入った物だった。
「ハデス先生は大人だからね。皆のにはそれは入ってたないよ」
残念そうな顔の美作だったが梓の言葉とは裏腹に、三途川用に用意したチョコも2種類しか入っていないのは梓以外の誰も知らない。
To be continued...
「はい、アシタバくん、美作くん、シンヤちゃん。1日遅いけど、友チョコだよ」
「ええっ!!? い…いいの?」
「はっはっモテる男はツライぜ」
「すごい……おいしそう…」
家族以外に貰うバレンタインチョコにあたふたするアシタバと美作。
それを横目に真哉は自分の作ったチョコを思い出したのか目を見開いている。
「それから……麓介にはこれね」
梓が投げて渡したのはポテトチップスだった。
「おっ…これ期間限定のお茶漬け海苔味じゃん。食いたかったんだよ」
サンキューと言うが早いか藤は袋を開け、ポテトチップスを食べだした。
そんな光景を見ていたハデスが嬉しそうに口を開く。
「僕も昨日チョコ貰ったんだよ」
「ヘェーーーよかったじゃん」
ハデスの言葉に真哉がピクリと反応する。
「下駄箱に入ってた方は誰がくれたかわからないんだけどね。どこに飾ろうかまだ迷ってて……」
「それは食えよ」
梓が真哉を見るとアシタバが何やら話し掛けていた。
「そんな…とても食べられないよ……だって………
貰ったの石炭だったからね。
今時石炭なんて逆におしゃれだよねぇ………
あれっ…鏑木さん…!? どうかしたの顔色が…」
「なっ…なんでも…ありません……………」
涙目で震える真哉を気の毒に思いながらも、アシタバは首を傾げた。
「あれ…? でも先生さっきチョコを貰ったって……」
「ああ…チョコは梓さんにもらったんだ。すっごくおいしかったよ。ブランデーが入ってるやつが特に……」
「へぇーどれだ…?」
梓が皆に渡したのはミルクとビターのチョコトリュフが2個ずつ入った物だった。
「ハデス先生は大人だからね。皆のにはそれは入ってたないよ」
残念そうな顔の美作だったが梓の言葉とは裏腹に、三途川用に用意したチョコも2種類しか入っていないのは梓以外の誰も知らない。
To be continued...