歪な寂しがり屋
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「嫉妬だよね~」
「ん?」
「大好きな子が全然なびいてくれない上に~他の男達ば~っかり見てるんだもん~超ムカツクよね~こっち見て欲しいよね~!」
「嫉妬……嫉妬ね……君の解釈とはズレがあるだろうけど、確かに独占欲から来る嫉妬心があるのは認めるよ」
「だったら連れてきちゃえばいいのに~!いつもいーっつも返しちゃうんだもん~」
「僕だって手元に置きたいのは山々さ。だけど彼女に本気で暴れられても色々面倒だし、あのライブラの連中を見てみなよ」
「うわ~いつもよりおっかなそ~!」
「奴等との全面戦争は中々興味深いが、終わってしまったらそれからしばらくはずーーーっと退屈になってしまう。まあ、どーせまた新たな何かは出てくるだろうけどね」
「それってさ~ユーリだけじゃなくてあいつらも気に入ってるってこと~?」
「どーーだろうねぇ…こっちの実験に律義に付き合ってくれるのは楽しいけど、結局台無しにされてしまうから、どっちつかずって所かな?」
「ふ~ん……」
「それより、奴等がいるお陰で結理が面白おかしく動き回ってくれる方が楽しいねぇ!」
「ユーリってあいつら大好きだもんね~」
「己の行動がただの真似事に過ぎない事を自覚するまでは、人間共と混じって馴れ合ってせいぜい好きに生きればいいさ」
end.
2024年8月28日 再掲