薬師グレイと助手夢主〜恋愛編〜
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お互いに自分の気持ちを打ち明けて漸く付き合うことになったグレイとイザベル。
付き合ってから何が変わったかと聞かれれば、一体何が変わったのか分からないというのが現状であった。
「……。」
「イザベル、手が止まってる。」
「すみません。」
調合する手がいつの間にか止まっているのを先生は見逃さなかった。
自分は仕事に集中できないほどに悩んでいるというのか。
本当に付き合っているのか分からないこの状況から打破したい気持ちはあるものの、では一体何をすれば良いのか全くもって分からない自分の恋愛経験の無さが悔しい。
「そんなに見つめられるとそのうち穴が空きそうなんだけど。」
「見てません。」
「見てた。」
「見てません。」
「じゃあ、何処見てたの。」
「はい?何処って、別に……。」
先生の顔ですけど。
つまりは見てたってことですけれども。
分かって質問してるに違いない先生の顔を見れば、何故かムスッとした表情の先生と目が合う。
「何ですかその顔。」
「嫉妬の顔。」
「嫉妬って、何に。」
「君が見てたものに。」
「何言ってるんですか。てか、先生以外に誰が居るって言うんです?」
「じゃあやっぱり俺を見てたんだ。」
「はいはいそうですよ、すみませんね。」
「仕事に集中できてないのは先生として見過ごせないけど、恋人としてなら見逃してあげる。」
先生の口から恋人と言われてドキッとする。
「それって、恋人として先生を見つめてたっていう理由なら怒らないってことですか。」
「そう。」
「そうって。」
「あと、名前で呼んでくれたら許すよ。」
「はあ?せ、先生は先生です。」
「あ、そう。つまんないの。」
なんなのだ、この急展開は。
いきなり恋人面になった先生なんて心臓に悪いに決まっている。
それに、名前で呼んでって……。
「グ、グレイ……先生。」
「先生はいらない。」
「あ〜〜もう!グレイ!これでいいでしょ!」
「はは、顔真っ赤。」
「誰のせいでこうなったと思って!」
「可愛い。」
「は……?」
いつも見せる胡散臭い笑顔とは違う。
愛おしいと言わんばかりの笑みを見て、私のキャパはオーバーしてしまった。
「熱があったなら無理せず休んで良かったのに。何で君は平気で無茶をするんだ。」
「それ、ブーメランって気づいてます?」
キャパオーバーをしてから知恵熱が出たのか、布団で横にならざるを得ない状況になってしまったのはつい10分前の出来事。
「あと、先生が変なこと言うから知恵熱出たんですよ。それまでは元気でした。」
「名前。」
「そういうこと言うから!」
「好きな人から名前を呼ばれたいなんて普通でしょ。逆に君は?嫌だった?」
「貴方の場合は普段から呼んでるじゃないですか。」
「イザベル。」
「な、何ですか。」
「ドキッとした?」
「別の意味で。怒られるのかと思いました。」
「は〜〜。恋愛って前途多難だな。研究より難題だ。」
付き合ってから何が変わったかと聞かれれば、一体何が変わったのか分からないというのが現状であった。
「……。」
「イザベル、手が止まってる。」
「すみません。」
調合する手がいつの間にか止まっているのを先生は見逃さなかった。
自分は仕事に集中できないほどに悩んでいるというのか。
本当に付き合っているのか分からないこの状況から打破したい気持ちはあるものの、では一体何をすれば良いのか全くもって分からない自分の恋愛経験の無さが悔しい。
「そんなに見つめられるとそのうち穴が空きそうなんだけど。」
「見てません。」
「見てた。」
「見てません。」
「じゃあ、何処見てたの。」
「はい?何処って、別に……。」
先生の顔ですけど。
つまりは見てたってことですけれども。
分かって質問してるに違いない先生の顔を見れば、何故かムスッとした表情の先生と目が合う。
「何ですかその顔。」
「嫉妬の顔。」
「嫉妬って、何に。」
「君が見てたものに。」
「何言ってるんですか。てか、先生以外に誰が居るって言うんです?」
「じゃあやっぱり俺を見てたんだ。」
「はいはいそうですよ、すみませんね。」
「仕事に集中できてないのは先生として見過ごせないけど、恋人としてなら見逃してあげる。」
先生の口から恋人と言われてドキッとする。
「それって、恋人として先生を見つめてたっていう理由なら怒らないってことですか。」
「そう。」
「そうって。」
「あと、名前で呼んでくれたら許すよ。」
「はあ?せ、先生は先生です。」
「あ、そう。つまんないの。」
なんなのだ、この急展開は。
いきなり恋人面になった先生なんて心臓に悪いに決まっている。
それに、名前で呼んでって……。
「グ、グレイ……先生。」
「先生はいらない。」
「あ〜〜もう!グレイ!これでいいでしょ!」
「はは、顔真っ赤。」
「誰のせいでこうなったと思って!」
「可愛い。」
「は……?」
いつも見せる胡散臭い笑顔とは違う。
愛おしいと言わんばかりの笑みを見て、私のキャパはオーバーしてしまった。
「熱があったなら無理せず休んで良かったのに。何で君は平気で無茶をするんだ。」
「それ、ブーメランって気づいてます?」
キャパオーバーをしてから知恵熱が出たのか、布団で横にならざるを得ない状況になってしまったのはつい10分前の出来事。
「あと、先生が変なこと言うから知恵熱出たんですよ。それまでは元気でした。」
「名前。」
「そういうこと言うから!」
「好きな人から名前を呼ばれたいなんて普通でしょ。逆に君は?嫌だった?」
「貴方の場合は普段から呼んでるじゃないですか。」
「イザベル。」
「な、何ですか。」
「ドキッとした?」
「別の意味で。怒られるのかと思いました。」
「は〜〜。恋愛って前途多難だな。研究より難題だ。」
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