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restarrt! 番外編
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「お姉さんたち、二人?」
「これからごはん行くんだけど、君たちもどうかな」
とある日、マルティナと街中を歩いていると、軽薄そうな二人の男性が寄ってきた。こんなところで声をかけられるとは。興味ないと訴えるように一度睨んで無視して歩く。
なにかを言いながらまだついてくるので、マルティナとアイコンタクトをとり、視線を逸らしつつ早歩きをした。相手をする時間が惜しい。そろそろ心折れて諦めろと思っていたとき、顔を覗き込まれて男と目が合った。厄介だ。一瞬怯んでしまった私を、マルティナが手で制しながら告げた。
「私たち、連れがいるの」
「いいじゃん。その子も連れてきなよ」
初めてきく素っ気ない声色は、一部の人が歓喜しそうなくらいに様になっていた。初対面の相手は彼女の冷ややかな態度に遠慮しそうだが、男たちは負けない。私は眉をしかめて追撃する。
「彼らの用事が済んだらすぐこの街から出るんで」
「そっかあ。でもきれいな君たちを放っておくなんて勿体ないな。俺たちなら色んなところに案内できるよ?」
男が複数人いると私が匂わせても、舐められているのか自信があるのか諦めるつもりもない。マルティナほどの美人とお近づきになりたい気持ちはわかるが強メンタルすぎる。というかオーラに圧倒されないのか。私はされたのに。プリンセスだぞ。遠くからみておけ、と不満が溜まる。
マルティナのため息がきこえた。何か動きだす気配がしたため先に動く。
「私たち、今デート中なので!邪魔しないでください!」
マルティナの腕を組んで相手を威嚇する。これ以上は無駄だとわからせるために、甘えた声で行こう?と引っ張ろうとした瞬間、
「そうよ。だから貴方たちに興味はないの」
まさかの空いている手で私の頬を撫でた。マルティナの蠱惑的な表情に男たちは呆然。
行きましょ、と微笑んでその場をあとにするマルティナに、私は腕を組んだままもつれそうな足をどうにか進める。先ほどの艶やかな声がリフレインする。
「びっくりした…」
「そうね。あんなにしつこいとは思わなかったわ」
「そっちじゃなくてマルティナだよ!!私変な汗かいちゃった」
手で扇ぐ私に、涼し気な目は丸みを帯びる。
「それはこっちの台詞よ?デート、だなんてよく思いついたわね」
「女の子の友達同士でもデートって言ってたんだ。でもこっちの世界では言わないのかな」
「友達同士…」
そう呟き、きれいな形の唇がほころぶ。その様子に不快な思いをさせてはいないようで安心した。
「急にベタベタしてごめんね」
「私こそ突然アカリの頬に触れてしまってごめんなさい。でも少し面白かったわ」
「ちょっとわかる。マルティナがかっこよくてどうしようかと思ったし…」
「うふふ。カミュから乗り換えてもいいのよ?」
「な、なんでそっちにいくの!」
「試しにさっきみたいな感じで合流してみましょうか」
マルティナって、けっこうおふざけするのも好き?楽しそうに笑う彼女の提案に乗り、合法で腕を組む。
面倒だったけど、彼らのおかげでマルティナの新しい姿が見られたので悪くはなかったなと思った。でも人様の迷惑なので、どうか両脚のすねを強打しますように。
「……お前ら、何があったんだよ」
「カップルごっこ」
「うふふ」
「これからごはん行くんだけど、君たちもどうかな」
とある日、マルティナと街中を歩いていると、軽薄そうな二人の男性が寄ってきた。こんなところで声をかけられるとは。興味ないと訴えるように一度睨んで無視して歩く。
なにかを言いながらまだついてくるので、マルティナとアイコンタクトをとり、視線を逸らしつつ早歩きをした。相手をする時間が惜しい。そろそろ心折れて諦めろと思っていたとき、顔を覗き込まれて男と目が合った。厄介だ。一瞬怯んでしまった私を、マルティナが手で制しながら告げた。
「私たち、連れがいるの」
「いいじゃん。その子も連れてきなよ」
初めてきく素っ気ない声色は、一部の人が歓喜しそうなくらいに様になっていた。初対面の相手は彼女の冷ややかな態度に遠慮しそうだが、男たちは負けない。私は眉をしかめて追撃する。
「彼らの用事が済んだらすぐこの街から出るんで」
「そっかあ。でもきれいな君たちを放っておくなんて勿体ないな。俺たちなら色んなところに案内できるよ?」
男が複数人いると私が匂わせても、舐められているのか自信があるのか諦めるつもりもない。マルティナほどの美人とお近づきになりたい気持ちはわかるが強メンタルすぎる。というかオーラに圧倒されないのか。私はされたのに。プリンセスだぞ。遠くからみておけ、と不満が溜まる。
マルティナのため息がきこえた。何か動きだす気配がしたため先に動く。
「私たち、今デート中なので!邪魔しないでください!」
マルティナの腕を組んで相手を威嚇する。これ以上は無駄だとわからせるために、甘えた声で行こう?と引っ張ろうとした瞬間、
「そうよ。だから貴方たちに興味はないの」
まさかの空いている手で私の頬を撫でた。マルティナの蠱惑的な表情に男たちは呆然。
行きましょ、と微笑んでその場をあとにするマルティナに、私は腕を組んだままもつれそうな足をどうにか進める。先ほどの艶やかな声がリフレインする。
「びっくりした…」
「そうね。あんなにしつこいとは思わなかったわ」
「そっちじゃなくてマルティナだよ!!私変な汗かいちゃった」
手で扇ぐ私に、涼し気な目は丸みを帯びる。
「それはこっちの台詞よ?デート、だなんてよく思いついたわね」
「女の子の友達同士でもデートって言ってたんだ。でもこっちの世界では言わないのかな」
「友達同士…」
そう呟き、きれいな形の唇がほころぶ。その様子に不快な思いをさせてはいないようで安心した。
「急にベタベタしてごめんね」
「私こそ突然アカリの頬に触れてしまってごめんなさい。でも少し面白かったわ」
「ちょっとわかる。マルティナがかっこよくてどうしようかと思ったし…」
「うふふ。カミュから乗り換えてもいいのよ?」
「な、なんでそっちにいくの!」
「試しにさっきみたいな感じで合流してみましょうか」
マルティナって、けっこうおふざけするのも好き?楽しそうに笑う彼女の提案に乗り、合法で腕を組む。
面倒だったけど、彼らのおかげでマルティナの新しい姿が見られたので悪くはなかったなと思った。でも人様の迷惑なので、どうか両脚のすねを強打しますように。
「……お前ら、何があったんだよ」
「カップルごっこ」
「うふふ」
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