restarrt!
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手分けしてキャンプの準備をしている中、珍しく勇者様が盛り上がっているのがみえた。
話相手は――最近気がかりな、あいつだ。
二人を置いていったのは自分だが、なんか、おもしろくねえ。
「食材とってき…」
「うん、私もカミュに助けられた時、ヒーローが現れたと思ったよ」
帰ったと声をかけようとしたが、言葉が続かなかった。
「そっか。やっぱりカミュは誰がみてもかっこいいんだね…!」
マジか。
まさかのオレの話に足がとまる。少し離れてる今、身体をどうするべきかわからず固まってしまった。
どうやら2人の中で、オレは相当美化されているらしい。
「面倒見もいいしなんでもスマートにこなすから、憧れる気持ちもわかるなぁ」
「そうなんだよ。僕もカミュみたいに――あ」
バチッと目が合った。
「どうしたのイレブン。……っ!い、いつから」
振り返り徐々に紅潮するアカリとはにかむイレブン。
「……お前ら、そんなにオレのこと好きだったんだな」
近づきくすぐったさを隠すようにからかうと、「知らなかった?」とイレブンが笑みをこぼす。
「そりゃ恩人だもん」
続けてアカリは恥ずかしそうに目線をそらす。
オレだけがこんな、光を浴びていいのだろうか。
己の罪悪感と、それでも出てくる照れを隠すように、今日も腹ごしらえの支度をする。
話相手は――最近気がかりな、あいつだ。
二人を置いていったのは自分だが、なんか、おもしろくねえ。
「食材とってき…」
「うん、私もカミュに助けられた時、ヒーローが現れたと思ったよ」
帰ったと声をかけようとしたが、言葉が続かなかった。
「そっか。やっぱりカミュは誰がみてもかっこいいんだね…!」
マジか。
まさかのオレの話に足がとまる。少し離れてる今、身体をどうするべきかわからず固まってしまった。
どうやら2人の中で、オレは相当美化されているらしい。
「面倒見もいいしなんでもスマートにこなすから、憧れる気持ちもわかるなぁ」
「そうなんだよ。僕もカミュみたいに――あ」
バチッと目が合った。
「どうしたのイレブン。……っ!い、いつから」
振り返り徐々に紅潮するアカリとはにかむイレブン。
「……お前ら、そんなにオレのこと好きだったんだな」
近づきくすぐったさを隠すようにからかうと、「知らなかった?」とイレブンが笑みをこぼす。
「そりゃ恩人だもん」
続けてアカリは恥ずかしそうに目線をそらす。
オレだけがこんな、光を浴びていいのだろうか。
己の罪悪感と、それでも出てくる照れを隠すように、今日も腹ごしらえの支度をする。