屋上には、ひとり
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四時間目が始まることを告げるチャイムを聞きながら階段を降りていく。
すでに生徒は友達同士で集まることをやめて自席に戻り着席しているらしい。廊下には誰もいなかった。
こういう時、自分の存在がアウェイな感じがして苦手だ。
実際、先生二人と幽霊に挟まれているのは、一般から離れていると言えるのではないか、
誰に問いかける訳でもないのにそんなことを考えていた。
階段を降りきったとき、ゴミ袋を先生に持たされた。
校舎の外にあるゴミ捨て場に行ってこい、との命令が下される。
しかたなく廊下で先生たちとお別れをして一人で……正確に言えば一人と幽霊?一体で、ゴミ捨て場にむかうことになった。
赤髪が数歩後ろを着いてくる気配がする。
隣には来なかった。一年生の時の彼ならきっと隣でうるさいほどおしゃべりをし倒すのだろうか。
……そんなことを考えても丸井くんに失礼なだけだ。
丸井くんを早く解放してあげるためにも、ちゃっちゃと聞いて終わらせてしまおう。
せっかく自由に動けるのに私が拘束してしまうのは申し訳ない。
それに、彼がもし本当に丸井ブン太の幽霊だったなら、この話題は余り触れられて欲しくないものだろうから。
……とか考えれば少しは話しかける勇気がでるかな、なんて考えてしまったりして。
元来私はどちらかといえば陰の者であるので、自分から話しかけに行くのは苦手なのだ。
特に話したこともない男子。ちょっと、いや結構勇気が必要になる。
勇気を出せたのは、無駄に長い廊下をようやく渡りきって玄関で内履きから外履きに履き替えて、靴箱の扉を閉めた時。
扉を閉めるのと同時に、息をいつもよりちょっと吸い込んで。
「屋上でした話の続き、したいんだけど。」
ようやく出たのは、そんなそっけない言葉だった。
すでに生徒は友達同士で集まることをやめて自席に戻り着席しているらしい。廊下には誰もいなかった。
こういう時、自分の存在がアウェイな感じがして苦手だ。
実際、先生二人と幽霊に挟まれているのは、一般から離れていると言えるのではないか、
誰に問いかける訳でもないのにそんなことを考えていた。
階段を降りきったとき、ゴミ袋を先生に持たされた。
校舎の外にあるゴミ捨て場に行ってこい、との命令が下される。
しかたなく廊下で先生たちとお別れをして一人で……正確に言えば一人と幽霊?一体で、ゴミ捨て場にむかうことになった。
赤髪が数歩後ろを着いてくる気配がする。
隣には来なかった。一年生の時の彼ならきっと隣でうるさいほどおしゃべりをし倒すのだろうか。
……そんなことを考えても丸井くんに失礼なだけだ。
丸井くんを早く解放してあげるためにも、ちゃっちゃと聞いて終わらせてしまおう。
せっかく自由に動けるのに私が拘束してしまうのは申し訳ない。
それに、彼がもし本当に丸井ブン太の幽霊だったなら、この話題は余り触れられて欲しくないものだろうから。
……とか考えれば少しは話しかける勇気がでるかな、なんて考えてしまったりして。
元来私はどちらかといえば陰の者であるので、自分から話しかけに行くのは苦手なのだ。
特に話したこともない男子。ちょっと、いや結構勇気が必要になる。
勇気を出せたのは、無駄に長い廊下をようやく渡りきって玄関で内履きから外履きに履き替えて、靴箱の扉を閉めた時。
扉を閉めるのと同時に、息をいつもよりちょっと吸い込んで。
「屋上でした話の続き、したいんだけど。」
ようやく出たのは、そんなそっけない言葉だった。
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