人間は決して消えたりなどしない
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7月27日、梅雨もまだ明けていないのにカラッと晴れた日で、太陽に照らされた芥子色のジャージが眩しかった。
決勝戦がとうとう始まる。
私に出来ることは全てやってきたつもりだ。
あとは彼らの勝利を祈るくらいしかマネージャーにできることはないだろう。
我が立海大附属中学校テニス部は負けることを許さない。王者立海の誇りにかけて、勝つことだけを追い求めてきた。
それが幸村くんの望むことなら、私は命を懸けてでも成し遂げなければならない。彼がいないこの部活でこれまでもこれからも必死に動き続ける理由は、それだけで十分だった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
せめて幸村くんが戻ってくるまでは、欠けてしまった大きな存在を少しでも補えるように、と我ながら身を削り頑張ってきたと思う。しかし、それでは不十分だった。私に出来る最大限では、彼らの無敗を維持させることは出来なかった。
これでは幸村くんに顔向けできない。
彼は覚えていないかもしれないが、私がが1年生だったときに語っていた、全国3連覇の夢を語る幸村精市という人間に、心を奪われた。テニス部のマネージャーになった私に、信頼しているとも期待しているとも言ってくれた彼を私は、裏切ってしまった。
私はあくまでマネージャーで、選手である彼らのように悔しがる資格があるのかわからない。だけど私の目の前は真っ白で。鼓動は早いし立ちくらみもしてくる。
もっと、もっと頑張らなければ。
全国大会までに成長しなければ、また彼らか、あるいは他の学校に負けてしまうのではないか。
私は幸村くんのために、全国大会の優勝を飾りたい。
そのためにだったら、いくらでも嫌われる覚悟は出来ている。
決勝戦がとうとう始まる。
私に出来ることは全てやってきたつもりだ。
あとは彼らの勝利を祈るくらいしかマネージャーにできることはないだろう。
我が立海大附属中学校テニス部は負けることを許さない。王者立海の誇りにかけて、勝つことだけを追い求めてきた。
それが幸村くんの望むことなら、私は命を懸けてでも成し遂げなければならない。彼がいないこの部活でこれまでもこれからも必死に動き続ける理由は、それだけで十分だった。
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せめて幸村くんが戻ってくるまでは、欠けてしまった大きな存在を少しでも補えるように、と我ながら身を削り頑張ってきたと思う。しかし、それでは不十分だった。私に出来る最大限では、彼らの無敗を維持させることは出来なかった。
これでは幸村くんに顔向けできない。
彼は覚えていないかもしれないが、私がが1年生だったときに語っていた、全国3連覇の夢を語る幸村精市という人間に、心を奪われた。テニス部のマネージャーになった私に、信頼しているとも期待しているとも言ってくれた彼を私は、裏切ってしまった。
私はあくまでマネージャーで、選手である彼らのように悔しがる資格があるのかわからない。だけど私の目の前は真っ白で。鼓動は早いし立ちくらみもしてくる。
もっと、もっと頑張らなければ。
全国大会までに成長しなければ、また彼らか、あるいは他の学校に負けてしまうのではないか。
私は幸村くんのために、全国大会の優勝を飾りたい。
そのためにだったら、いくらでも嫌われる覚悟は出来ている。
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