尸魂界篇
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『繰り返します!
緊急警報!瀞霊廷内に侵入者有り!!』
「な…何だ!?」
「侵入者!?」
『各隊守護配置について下さい!!』
瀞霊廷内に鳴り響く警鐘。
天寧は海燕と顔を合わせると、
ティーカップを置いて立ち上がった。
「せっかくのティータイムが台無しだわ」
「の、わりには楽しそうじゃねーか
何かいい予感でもしたのか?」
「侵入者は前に来た旅禍よ?
もしかしたら会えるかもしれないって思うと…
ふふ、Non vedo l'ora !」
緊迫した空気の中、海燕と天寧だけが表情を明るくさせて十三番隊隊舎へと向かう。
既に帯刀して待機していた隊士達に声をかけていると、空に大来な球体が打ち上げられた。
「!兄さん!あれって…!」
「まさか…空鶴の!?」
大きな球体がこちらに向かってくるのを確認し
その場にいる全員が息を飲む。
瀞霊廷には大きな見えない壁…遮魂膜が張られており、普通の霊子体だと消滅してしまう………のだがあの球体はぶつかったまま止まっている。
「…空鶴が絡んでる以上、
俺らは旅禍に手出しはできねぇな…」
「だね、みんな!私達十三番隊は旅禍の排除じゃなく、旅禍の保護を優先的にするのよ!」
「で、ですが副隊長補佐!」
「責任は俺らが取る!
旅禍を見つけ次第“志波”の名を出し保護しろ!いいな!」
十三番隊士は戸惑ったような声を出し、返事をしかねると海燕と天寧に“返事!!”と凄まれ、隊士達は大きく返事をした。
その間にその球体は大きな音を立てて4つに分かれ
四方へと吹っ飛んでいく。
それを確認し、天寧は踵を返した。
「Darsi da fare. 」
彼らがもし、ルキアを助けに来たのなら
協力を願いたい、感謝を述べたい。
だが同時に嫌な予感もしている。
天寧の中に渦巻くこの感覚を、
彼らと会って解消させたい。だから…………
「早く、会いたいな」
ーーーーーーーーーーー
三箇所で霊圧がぶつかっている。
十一番隊が警護する場所で大きな花火が上がり
天寧は口笛を吹いた。
「昼間に上がる花火もまた一興。
兄さん、私、行ってくるわね」
「おー、俺の分まで岩鷲によろしくな」
「任せて」
天寧は瞬歩でその場から移動すると
見知った霊圧を追って地下水路へと入る。
その地下水路は懺罪宮への近道になる…
「(しかし、“あの”岩鷲がねぇ…)」
海燕の妹にして天寧の従姉である空鶴にけしかけられたんだろうか…と思っていると奥から意志の強い声が聞こえた。
「絶対、死なせやしねえからな……ルキア!」
「それは頼もしいわね!!」
「「「!!」」」
ザッ…と音を立てて目の前にいる男の前に立つ。
オレンジ色の映える髪にブラウンの瞳、身の丈程の大きな斬魄刀を背負う男を見て、天寧は目を細めた。
「誰だ!?」
「Ciao!あなたが噂の旅禍ね!」
男はまた敵か…と斬魄刀に手をかけようとしたが、
後ろから追ってきた二人の内、大柄の男に押さえつけられた。
「ぐほっ!?」
「バッカやろー!!
姉ちゃんにケンカ売るんじゃね…ぶっ!!!」
「急に何すんだ!?痛ぇじゃねぇ………姉ちゃん?」
押さえつけた男の蹴りが顔面にヒットし、
大柄の男は悲鳴を上げて仰け反った。
それを見ていた天寧は困ったように笑ってオレンジの男と目線を合わせる。
「!(オレンジ色の…瞳…?)」
「うん、まだまだ荒削りだけどその反射神経はお見事ね。やっぱり会いに来て良かったわ」
「アンタ…一体…?」
「あ、あなたは…十三番隊副隊長補佐!志波天寧!?」
「副隊長補佐…?」
「あら、私の事知ってるのね、嬉しいわ。
じゃあ改めて…私は十三番隊副隊長補佐・志波天寧。
そこに転がってる志波岩鷲の従姉に当たるわ、
Piacere di conoscerti !」
「が、岩鷲の従姉妹ぉ!?」
緊急警報!瀞霊廷内に侵入者有り!!』
「な…何だ!?」
「侵入者!?」
『各隊守護配置について下さい!!』
瀞霊廷内に鳴り響く警鐘。
天寧は海燕と顔を合わせると、
ティーカップを置いて立ち上がった。
「せっかくのティータイムが台無しだわ」
「の、わりには楽しそうじゃねーか
何かいい予感でもしたのか?」
「侵入者は前に来た旅禍よ?
もしかしたら会えるかもしれないって思うと…
ふふ、
緊迫した空気の中、海燕と天寧だけが表情を明るくさせて十三番隊隊舎へと向かう。
既に帯刀して待機していた隊士達に声をかけていると、空に大来な球体が打ち上げられた。
「!兄さん!あれって…!」
「まさか…空鶴の!?」
大きな球体がこちらに向かってくるのを確認し
その場にいる全員が息を飲む。
瀞霊廷には大きな見えない壁…遮魂膜が張られており、普通の霊子体だと消滅してしまう………のだがあの球体はぶつかったまま止まっている。
「…空鶴が絡んでる以上、
俺らは旅禍に手出しはできねぇな…」
「だね、みんな!私達十三番隊は旅禍の排除じゃなく、旅禍の保護を優先的にするのよ!」
「で、ですが副隊長補佐!」
「責任は俺らが取る!
旅禍を見つけ次第“志波”の名を出し保護しろ!いいな!」
十三番隊士は戸惑ったような声を出し、返事をしかねると海燕と天寧に“返事!!”と凄まれ、隊士達は大きく返事をした。
その間にその球体は大きな音を立てて4つに分かれ
四方へと吹っ飛んでいく。
それを確認し、天寧は踵を返した。
「
彼らがもし、ルキアを助けに来たのなら
協力を願いたい、感謝を述べたい。
だが同時に嫌な予感もしている。
天寧の中に渦巻くこの感覚を、
彼らと会って解消させたい。だから…………
「早く、会いたいな」
ーーーーーーーーーーー
三箇所で霊圧がぶつかっている。
十一番隊が警護する場所で大きな花火が上がり
天寧は口笛を吹いた。
「昼間に上がる花火もまた一興。
兄さん、私、行ってくるわね」
「おー、俺の分まで岩鷲によろしくな」
「任せて」
天寧は瞬歩でその場から移動すると
見知った霊圧を追って地下水路へと入る。
その地下水路は懺罪宮への近道になる…
「(しかし、“あの”岩鷲がねぇ…)」
海燕の妹にして天寧の従姉である空鶴にけしかけられたんだろうか…と思っていると奥から意志の強い声が聞こえた。
「絶対、死なせやしねえからな……ルキア!」
「それは頼もしいわね!!」
「「「!!」」」
ザッ…と音を立てて目の前にいる男の前に立つ。
オレンジ色の映える髪にブラウンの瞳、身の丈程の大きな斬魄刀を背負う男を見て、天寧は目を細めた。
「誰だ!?」
「Ciao!あなたが噂の旅禍ね!」
男はまた敵か…と斬魄刀に手をかけようとしたが、
後ろから追ってきた二人の内、大柄の男に押さえつけられた。
「ぐほっ!?」
「バッカやろー!!
姉ちゃんにケンカ売るんじゃね…ぶっ!!!」
「急に何すんだ!?痛ぇじゃねぇ………姉ちゃん?」
押さえつけた男の蹴りが顔面にヒットし、
大柄の男は悲鳴を上げて仰け反った。
それを見ていた天寧は困ったように笑ってオレンジの男と目線を合わせる。
「!(オレンジ色の…瞳…?)」
「うん、まだまだ荒削りだけどその反射神経はお見事ね。やっぱり会いに来て良かったわ」
「アンタ…一体…?」
「あ、あなたは…十三番隊副隊長補佐!志波天寧!?」
「副隊長補佐…?」
「あら、私の事知ってるのね、嬉しいわ。
じゃあ改めて…私は十三番隊副隊長補佐・志波天寧。
そこに転がってる志波岩鷲の従姉に当たるわ、
「が、岩鷲の従姉妹ぉ!?」
