未来・チョイス編
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新しい匣兵器と共に圧倒的な炎圧を叩き出した若き10代目ボンゴレファミリー。
「てめーら遅いぞ!」
「わりーわりー」
「僕は個人として来てるんだ、君達とは関係ないよ」
「ちっ」
「はいはい、喧嘩しない。一応敵前だぞ」
喧嘩になりそうな雰囲気を朝陽が断ち切り
真っ直ぐ前を見つめる綱吉へと目を向けた。
「だが沢田、よく来るとわかったな!!」
「…いや、わかってたのは全員揃わなくては
白蘭には勝てないということだけだ」
白蘭から合格を言い渡され、チョイスが始まる。
バラバラと目の前に現れるカード、それを指しながらフィールドのチョイス権を綱吉にあげると言われ、綱吉はそのカードを1枚掴んだ。
「フィールドのカードは雷、じゃあいこう」
その言葉と共に体が浮かび上がり、
メローネ基地の時のようにどこかへと飛ばされる。
強い衝撃と共に地面に着地してみんなの無事を確認する。
「秋悟、大丈夫か」
「う、うん…ありがとう母さん」
かなりの炎を消費したからか、匣兵器達は匣へと戻っていた。いくら白蘭がチョイスで嘘をつかないとは言え警戒はして損はないと秋悟を抱き寄せながら神経を研ぎ澄ます。
すると“やっ♪ようこそチョイス会場へ”と白蘭の声が聞こえたと同時に煙が晴れて辺りが見えるようになった。
「んな!?」
「え?」
「………これは…また奇怪なことを」
辺りに広がるは高層ビル群。
そのビルはかなり高く、自分達がいる場所も地面ではなく、数あるビル中でも低いビルの屋上だった。
「何度も会っているような気がするけど
僕と会うのははじめてかい?綱吉クン」
目の前には白蘭と真6弔花。
今まで画面越しでしか見ていなかったがこうして顔を合わせると底しれない威圧感を感じて背筋が凍る。
「ここで戦闘をするからね
いいロケーションだと思わないかい?」
「!こ、こんな人の多い所で戦えるわけないでしょ!!」
「………いや、人の気配がない…
それどころか人っ子一人いないようだ」
いつの間に開匣していたのか、朝陽の手には風鼠のシエルが乗っていた。
白蘭は彼女の行動の速さに目を見開くも楽しそうに笑った。
「さすがの行動力だね朝陽チャン♪」
「敵が用意したフィールドに私の可愛い綱吉を歩かせるわけには行かないからな、事前の偵察はちゃんとやるさ」
悪く思わないでくれと続けて笑う朝陽に白蘭も笑って別に構わないよと告げる。
それを傍で見ていた水色の髪を持つ女の子が痺れを切らしたのか、手を水の刃のようなものに変化させた。
「も〜話なが〜い!
こんなのぜ〜んぶブルーベル一人で殺せちゃうもんね」
「ひい!!手がー!!」
「ハハンッあわてないでブルーベル」
「ニュ」
「白蘭様が楽しみにしておられたお祭りなのですよ、ゆっくり楽しみましょう」
それを止めたのは緑髪の男。
人間離れした技を出す真6弔花に対して底しれぬ恐怖が募る。
「ハハンッ、どうやら私と同じ雲属性の守護者は学生服の君のようですね。私は桔梗、以後お見知りおきを」
「すぐにはじめようよ」
「焦るな、委員長君。
フィールドのチョイスが終わったら次は戦士のチョイスがあるんだろう、白蘭」
「そーそー♪
次のチョイスをはじめなきゃ」
白蘭は死ぬ気の炎が灯った大きなラトルのようなものを取り出すと、みんなが見やすいようにと掲げる。
パッと宙に映し出されたのはボンゴレとミルフィオーレの紋章と属性のマーク。
白蘭は綱吉にリングをハメている手をその装置に翳すよう言うと“チョイス”と声を掛ける。
するとその装置がルーレットのようにと動き出し、次々と数字を出していく。
「これで決まったからね、バトルの参加者♪」
「てめーら遅いぞ!」
「わりーわりー」
「僕は個人として来てるんだ、君達とは関係ないよ」
「ちっ」
「はいはい、喧嘩しない。一応敵前だぞ」
喧嘩になりそうな雰囲気を朝陽が断ち切り
真っ直ぐ前を見つめる綱吉へと目を向けた。
「だが沢田、よく来るとわかったな!!」
「…いや、わかってたのは全員揃わなくては
白蘭には勝てないということだけだ」
白蘭から合格を言い渡され、チョイスが始まる。
バラバラと目の前に現れるカード、それを指しながらフィールドのチョイス権を綱吉にあげると言われ、綱吉はそのカードを1枚掴んだ。
「フィールドのカードは雷、じゃあいこう」
その言葉と共に体が浮かび上がり、
メローネ基地の時のようにどこかへと飛ばされる。
強い衝撃と共に地面に着地してみんなの無事を確認する。
「秋悟、大丈夫か」
「う、うん…ありがとう母さん」
かなりの炎を消費したからか、匣兵器達は匣へと戻っていた。いくら白蘭がチョイスで嘘をつかないとは言え警戒はして損はないと秋悟を抱き寄せながら神経を研ぎ澄ます。
すると“やっ♪ようこそチョイス会場へ”と白蘭の声が聞こえたと同時に煙が晴れて辺りが見えるようになった。
「んな!?」
「え?」
「………これは…また奇怪なことを」
辺りに広がるは高層ビル群。
そのビルはかなり高く、自分達がいる場所も地面ではなく、数あるビル中でも低いビルの屋上だった。
「何度も会っているような気がするけど
僕と会うのははじめてかい?綱吉クン」
目の前には白蘭と真6弔花。
今まで画面越しでしか見ていなかったがこうして顔を合わせると底しれない威圧感を感じて背筋が凍る。
「ここで戦闘をするからね
いいロケーションだと思わないかい?」
「!こ、こんな人の多い所で戦えるわけないでしょ!!」
「………いや、人の気配がない…
それどころか人っ子一人いないようだ」
いつの間に開匣していたのか、朝陽の手には風鼠のシエルが乗っていた。
白蘭は彼女の行動の速さに目を見開くも楽しそうに笑った。
「さすがの行動力だね朝陽チャン♪」
「敵が用意したフィールドに私の可愛い綱吉を歩かせるわけには行かないからな、事前の偵察はちゃんとやるさ」
悪く思わないでくれと続けて笑う朝陽に白蘭も笑って別に構わないよと告げる。
それを傍で見ていた水色の髪を持つ女の子が痺れを切らしたのか、手を水の刃のようなものに変化させた。
「も〜話なが〜い!
こんなのぜ〜んぶブルーベル一人で殺せちゃうもんね」
「ひい!!手がー!!」
「ハハンッあわてないでブルーベル」
「ニュ」
「白蘭様が楽しみにしておられたお祭りなのですよ、ゆっくり楽しみましょう」
それを止めたのは緑髪の男。
人間離れした技を出す真6弔花に対して底しれぬ恐怖が募る。
「ハハンッ、どうやら私と同じ雲属性の守護者は学生服の君のようですね。私は桔梗、以後お見知りおきを」
「すぐにはじめようよ」
「焦るな、委員長君。
フィールドのチョイスが終わったら次は戦士のチョイスがあるんだろう、白蘭」
「そーそー♪
次のチョイスをはじめなきゃ」
白蘭は死ぬ気の炎が灯った大きなラトルのようなものを取り出すと、みんなが見やすいようにと掲げる。
パッと宙に映し出されたのはボンゴレとミルフィオーレの紋章と属性のマーク。
白蘭は綱吉にリングをハメている手をその装置に翳すよう言うと“チョイス”と声を掛ける。
するとその装置がルーレットのようにと動き出し、次々と数字を出していく。
「これで決まったからね、バトルの参加者♪」