未来・チョイス編
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あれから6日後、決戦の日が来た。
ボンゴレマフィアは元々、住民を守る自警団。
歴代ボンゴレファミリーはその役割を果たす時、
“正装”に身を包み命を懸けて戦った。
その言い伝えに則り、みんなは正装 に身を包んだ。
「馬子にも衣装」
「みんなカッコいいだろうが」
白いシャツに黒いジャケットとネクタイ。
クロームとは違い、パンツスタイルの朝陽はからかうアヤメの頬を抓る。すぐに振り払われたが。
「朝陽、本当に戦うのか」
「お?急にどうした、お前が止めようとするなんて珍しい」
「ふざけてる場合かよ、もしここでお前が未来 で暴れでもしたら“バレる”ぞ」
「元々その覚悟だ。
まぁ、安心しろあの子達を巻き込む気なんてサラサラない。これは私達の問題だからな」
「………あいつらは巻き込まれに行くぞ」
「その時はお前“達”で守ってやってくれ、
お前なら、やってくれるだろ?」
「……………チッ、テメェそういうとこが嫌いだ」
「褒め言葉として受け取っておく」
みんなの準備が整ったようで、
それを見た2人は拳を合わせて別れる。
リボーンの“行くぞ”という掛け声に合わせ
みんなは決戦の場へと向かった。
ーーーーーーーーーー
11:50 並盛神社。
入江達が設置してくれた基地ユニットに驚きつつ
未だに姿を見せない雲雀と山本にみんなの不安が募る。
すると空に黒い雷雲のようなものが浮かび
その中心からスポットライトのように光が伸びみんなを照らす。
「やあ、諸君♪」
「ひいいっ何アレー!?」
「白蘭!?」
雲の中心から現れた巨大な白蘭の顔。
幻覚かと思ったが機械の反応があることから巨大な装置であることが発覚した。
「あれは顔の形をしたアドバルーンのようなものだ、ミルフィオーレの科学力なら不可能じゃない!!」
「とんだ化け物がいたものだな」
「あれれ?全員連れて来いと言ったのに揃ってないね」
「えっあ…それは…」
「まっ、いいか、本番で困るのは君達自身だからね」
白蘭の顔を模した装置から溢れる光が強くなっていき、朝陽が咄嗟に前に出て匣を構える。それを気に留めず白蘭は続けた。
「このメカは君達をチョイスの舞台へ連れていく超炎システム」
「転送システム!!」
「メローネ基地をごっそり移動させたアレか!!」
「並盛で、チョイスはやらない…?」
小さく呟かれた秋悟の言葉を聞き取ったのか
白蘭は“そのとーり”と答えた。
「ただし知ってのとおりこの転送システムはただでは作動しなくてね、君達に今日のチョイスに参加する資格があるかどうか試す役割も兼ねてるんだ」
「資格だと?」
「ズバリ500万FV!!
それが君達をチョイスの舞台へ転送するために必要な炎圧なんだ」
「ご…500万FVだって!?」
「MAXパワーのX BURNERの20倍だ…!!」
転送装置を作動するためにはそれなりの炎圧が必要らしく、その炎を自分達で用意してもらうのが筋…それがチョイス参加へのチケットとなる。
あまりにも自分勝手な発言に怒りが込み上げるものの、白蘭は本気らしくもし用意できないのであればボンゴレファミリーに失望してこの町を……と装置から放たれたビームで山を1つ消し飛ばした。
「めちゃくちゃなことを…」
予想よりも遥かにイカれている…朝陽は吹き飛んだ山を見つめ眉を顰めた。傍にいた秋悟も息を呑んで顔を顰めていた。
「さあ早く炎を搾りだしてごらんよ、
約束の12時まであと少ししかないんだからさ、
僕から照射される光がなくなったらタイムオーバーだからね」
途端、凄まじいスピードで光が狭まっていく。
まだ雲雀も山本も来ていないのに…と狭まっていく光を見ながらみんなは歯を食いしばる。
だが綱吉だけはきっと来てくれると希望を持っていた。
「でもタイムオーバーだね」
「いいや、来る!」
その時、どこからか青と紫の炎が現れ
いつもの姿の雲雀と袴姿の山本が合流した。
「綱吉!」
「10代目!」
「沢田!」
「ボス!」
「よ、よし……今だ!」
みんなはリングに炎を灯し、匣に注入する。
「ボンゴレ匣!!」
「「「開匣!!!!」」」
8つのボンゴレリングとボンゴレ匣による炎圧は
500万FVを軽々と超え、それどころか1000万FVを超えた。
ボンゴレマフィアは元々、住民を守る自警団。
歴代ボンゴレファミリーはその役割を果たす時、
“正装”に身を包み命を懸けて戦った。
その言い伝えに則り、みんなは
「馬子にも衣装」
「みんなカッコいいだろうが」
白いシャツに黒いジャケットとネクタイ。
クロームとは違い、パンツスタイルの朝陽はからかうアヤメの頬を抓る。すぐに振り払われたが。
「朝陽、本当に戦うのか」
「お?急にどうした、お前が止めようとするなんて珍しい」
「ふざけてる場合かよ、もしここでお前が
「元々その覚悟だ。
まぁ、安心しろあの子達を巻き込む気なんてサラサラない。これは私達の問題だからな」
「………あいつらは巻き込まれに行くぞ」
「その時はお前“達”で守ってやってくれ、
お前なら、やってくれるだろ?」
「……………チッ、テメェそういうとこが嫌いだ」
「褒め言葉として受け取っておく」
みんなの準備が整ったようで、
それを見た2人は拳を合わせて別れる。
リボーンの“行くぞ”という掛け声に合わせ
みんなは決戦の場へと向かった。
ーーーーーーーーーー
11:50 並盛神社。
入江達が設置してくれた基地ユニットに驚きつつ
未だに姿を見せない雲雀と山本にみんなの不安が募る。
すると空に黒い雷雲のようなものが浮かび
その中心からスポットライトのように光が伸びみんなを照らす。
「やあ、諸君♪」
「ひいいっ何アレー!?」
「白蘭!?」
雲の中心から現れた巨大な白蘭の顔。
幻覚かと思ったが機械の反応があることから巨大な装置であることが発覚した。
「あれは顔の形をしたアドバルーンのようなものだ、ミルフィオーレの科学力なら不可能じゃない!!」
「とんだ化け物がいたものだな」
「あれれ?全員連れて来いと言ったのに揃ってないね」
「えっあ…それは…」
「まっ、いいか、本番で困るのは君達自身だからね」
白蘭の顔を模した装置から溢れる光が強くなっていき、朝陽が咄嗟に前に出て匣を構える。それを気に留めず白蘭は続けた。
「このメカは君達をチョイスの舞台へ連れていく超炎システム」
「転送システム!!」
「メローネ基地をごっそり移動させたアレか!!」
「並盛で、チョイスはやらない…?」
小さく呟かれた秋悟の言葉を聞き取ったのか
白蘭は“そのとーり”と答えた。
「ただし知ってのとおりこの転送システムはただでは作動しなくてね、君達に今日のチョイスに参加する資格があるかどうか試す役割も兼ねてるんだ」
「資格だと?」
「ズバリ500万FV!!
それが君達をチョイスの舞台へ転送するために必要な炎圧なんだ」
「ご…500万FVだって!?」
「MAXパワーのX BURNERの20倍だ…!!」
転送装置を作動するためにはそれなりの炎圧が必要らしく、その炎を自分達で用意してもらうのが筋…それがチョイス参加へのチケットとなる。
あまりにも自分勝手な発言に怒りが込み上げるものの、白蘭は本気らしくもし用意できないのであればボンゴレファミリーに失望してこの町を……と装置から放たれたビームで山を1つ消し飛ばした。
「めちゃくちゃなことを…」
予想よりも遥かにイカれている…朝陽は吹き飛んだ山を見つめ眉を顰めた。傍にいた秋悟も息を呑んで顔を顰めていた。
「さあ早く炎を搾りだしてごらんよ、
約束の12時まであと少ししかないんだからさ、
僕から照射される光がなくなったらタイムオーバーだからね」
途端、凄まじいスピードで光が狭まっていく。
まだ雲雀も山本も来ていないのに…と狭まっていく光を見ながらみんなは歯を食いしばる。
だが綱吉だけはきっと来てくれると希望を持っていた。
「でもタイムオーバーだね」
「いいや、来る!」
その時、どこからか青と紫の炎が現れ
いつもの姿の雲雀と袴姿の山本が合流した。
「綱吉!」
「10代目!」
「沢田!」
「ボス!」
「よ、よし……今だ!」
みんなはリングに炎を灯し、匣に注入する。
「ボンゴレ匣!!」
「「「開匣!!!!」」」
8つのボンゴレリングとボンゴレ匣による炎圧は
500万FVを軽々と超え、それどころか1000万FVを超えた。