未来・チョイス編
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突然の轟音に朝陽は飛び起きて様子を見ようとベッドから離れようとするも、それをいつの間にか隣にいた秋悟に止められた。
「母さんはまだ安静にしてないと!」
「秋悟…!?」
「行くなら僕も行く!母さんは僕が守る!」
朝陽の手にしがみつき、離れようとしない秋悟と共に轟音がした所へと向かう。
そこには水に濡れ、座り込んでいる綱吉と彼を取り囲むみんな…そして大空属性の炎を灯した白馬に乗ったディーノがいた。
「綱吉!!」
「!姉さん、秋悟君…」
「よお!朝陽!元気そうだ…ぶぅ!?」
笑顔で手を振るディーノを殴り飛ばし、
朝陽は綱吉の元へと駆け寄り抱きしめた。
「ケガはない?何があったんだ?
もしかしてあそこで無様に倒れてる変質者 に何かされたのか!?」
「綱吉兄ちゃん!跳ね馬のおじさんにイジメられたの!?」
おのれ跳ね馬!!と目をつり上げる母子に、
ディーノは打たれた頬を押さえながら“ちげーよ!!”と叫ぶ。
「むしろ助けに来た側だわ!!
相変わらずだなこのブラコン女!!」
「教育に悪い!!」
「ぶっ!?」
崩れた瓦礫を掴んで投げ、ディーノを沈めると
視界の端に転がっている綱吉のボンゴレ匣を捉えて、事のあらましを察することができた。
「大空の匣を開けたんだな」
「う、うん…でも急に襲いかかってきて…」
「そうか…詳しい事は明日聞かせてもらうとして
お前たちはさっさと部屋に戻って寝な、ここの片付けも明日やっとくからさ」
「僕も手伝うよ、母さん」
「ありがとう、秋悟。
おいそこのおっさん、さっさと起きろ、邪魔」
「じゃ…!?お前のそういう発言こそ教育に悪いだろ!?」
「うるさい、黙れ。
お前こそこんな時間に現れるってどんな神経しているんだ、深夜だぞ深夜。30代のいい年した大人がサプライズって?いい度胸じゃないか、え?」
「ち、違ぇって!!ここまで来るのに時間がかかったんだよ!秋悟と恭弥も途中でどっか行っちまうし!」
「僕も父さんも先帰るって言ったよ、哲さんに」
「草壁にかよ!!」
「お、ちゃんと報告できて偉いぞ秋悟」
「えへへ」
「ウソだろ!?」
秋悟の頭を撫でてから、“お前は黙れ”とディーノの首に腕を回しヘッドロックをかける。
すると綱吉が慌てて朝陽を止めようとするも、朝陽はニコッと笑い口を開いた。
「このバカ馬は私が絞めておくから、お前たちは部屋に戻って体を休めるんだ、いいね」
「悪ぃな頼んだぜ朝陽」
「え゙、お、おいリボーンまで…」
「みっちり扱かれて来いヘナチョコ」
リボーンにより綱吉たちが連れて行かれ
ディーノの悲鳴は虚しく響いた。
みんなが部屋へと戻っていくのを見届けて情けない顔をしているディーノを見下ろした。
「さて、夜は長いぞバカ丸出しのアホ馬」
「ま、待て待て!!
お前も病み上がりだろ!?無茶しないで寝て……」
「お前と遊ぶことぐらい寝ながらでもできるさ。
私はお喋りが好きでなぁ!付き合ってくれると助かるぞ!」
「僕も母さんとお話したい!」
「秋悟とはまた明日いっぱいお話しようなぁ!
さぁ、部屋に戻るぞー!」
「はーい!おじさん引っ張るの手伝うね!」
「秋悟ー!!ズボン引っ張るな!脱げる!」
2人でディーノを引き摺り、部屋へと戻る。
ディーノの匣アニマルであるスクーデリアは呆れたように首を振って引きずられていく主を追いかけた。
ーーーーーーーーーー
「それで?お前が明日から家庭教師になるのか」
「おう、ボンゴレ匣についてはこの時代のツナに多少なりとも聞いてるからな」
「ちゃんとやれるのか…私は心配です」
「なんだよその目線…」
秋悟は朝陽と共にベッドへと腰をかけ
椅子ではなく床に正座しているディーノを可哀想な目で見ている。
その視線に居た堪れなさすら覚えるも、
伊達に約10年、この母子に振り回されてきてないと自分の中で気合を入れて朝陽と向き合った。
「大空の匣についてはオレの方が詳しいんだぜ?」
「腹立つ」
「僕知ってる、こういう大人は汚いんだよ」
「よくわかってるな秋悟、偉いぞ」
「うるせー!!
ほら!子供はもう寝ろ!おやすみ!」
ディーノは痺れた足にムチを打って部屋から出ようとするもいつものヘナチョコが顔を出しズテーンとすっ転ぶ。
「「…………」」
「イテテ…そんじゃあな!いい夢見ろよ!」
「「…………古……」」
「うるせー!!」
「母さんはまだ安静にしてないと!」
「秋悟…!?」
「行くなら僕も行く!母さんは僕が守る!」
朝陽の手にしがみつき、離れようとしない秋悟と共に轟音がした所へと向かう。
そこには水に濡れ、座り込んでいる綱吉と彼を取り囲むみんな…そして大空属性の炎を灯した白馬に乗ったディーノがいた。
「綱吉!!」
「!姉さん、秋悟君…」
「よお!朝陽!元気そうだ…ぶぅ!?」
笑顔で手を振るディーノを殴り飛ばし、
朝陽は綱吉の元へと駆け寄り抱きしめた。
「ケガはない?何があったんだ?
もしかしてあそこで無様に倒れてる
「綱吉兄ちゃん!跳ね馬のおじさんにイジメられたの!?」
おのれ跳ね馬!!と目をつり上げる母子に、
ディーノは打たれた頬を押さえながら“ちげーよ!!”と叫ぶ。
「むしろ助けに来た側だわ!!
相変わらずだなこのブラコン女!!」
「教育に悪い!!」
「ぶっ!?」
崩れた瓦礫を掴んで投げ、ディーノを沈めると
視界の端に転がっている綱吉のボンゴレ匣を捉えて、事のあらましを察することができた。
「大空の匣を開けたんだな」
「う、うん…でも急に襲いかかってきて…」
「そうか…詳しい事は明日聞かせてもらうとして
お前たちはさっさと部屋に戻って寝な、ここの片付けも明日やっとくからさ」
「僕も手伝うよ、母さん」
「ありがとう、秋悟。
おいそこのおっさん、さっさと起きろ、邪魔」
「じゃ…!?お前のそういう発言こそ教育に悪いだろ!?」
「うるさい、黙れ。
お前こそこんな時間に現れるってどんな神経しているんだ、深夜だぞ深夜。30代のいい年した大人がサプライズって?いい度胸じゃないか、え?」
「ち、違ぇって!!ここまで来るのに時間がかかったんだよ!秋悟と恭弥も途中でどっか行っちまうし!」
「僕も父さんも先帰るって言ったよ、哲さんに」
「草壁にかよ!!」
「お、ちゃんと報告できて偉いぞ秋悟」
「えへへ」
「ウソだろ!?」
秋悟の頭を撫でてから、“お前は黙れ”とディーノの首に腕を回しヘッドロックをかける。
すると綱吉が慌てて朝陽を止めようとするも、朝陽はニコッと笑い口を開いた。
「このバカ馬は私が絞めておくから、お前たちは部屋に戻って体を休めるんだ、いいね」
「悪ぃな頼んだぜ朝陽」
「え゙、お、おいリボーンまで…」
「みっちり扱かれて来いヘナチョコ」
リボーンにより綱吉たちが連れて行かれ
ディーノの悲鳴は虚しく響いた。
みんなが部屋へと戻っていくのを見届けて情けない顔をしているディーノを見下ろした。
「さて、夜は長いぞバカ丸出しのアホ馬」
「ま、待て待て!!
お前も病み上がりだろ!?無茶しないで寝て……」
「お前と遊ぶことぐらい寝ながらでもできるさ。
私はお喋りが好きでなぁ!付き合ってくれると助かるぞ!」
「僕も母さんとお話したい!」
「秋悟とはまた明日いっぱいお話しようなぁ!
さぁ、部屋に戻るぞー!」
「はーい!おじさん引っ張るの手伝うね!」
「秋悟ー!!ズボン引っ張るな!脱げる!」
2人でディーノを引き摺り、部屋へと戻る。
ディーノの匣アニマルであるスクーデリアは呆れたように首を振って引きずられていく主を追いかけた。
ーーーーーーーーーー
「それで?お前が明日から家庭教師になるのか」
「おう、ボンゴレ匣についてはこの時代のツナに多少なりとも聞いてるからな」
「ちゃんとやれるのか…私は心配です」
「なんだよその目線…」
秋悟は朝陽と共にベッドへと腰をかけ
椅子ではなく床に正座しているディーノを可哀想な目で見ている。
その視線に居た堪れなさすら覚えるも、
伊達に約10年、この母子に振り回されてきてないと自分の中で気合を入れて朝陽と向き合った。
「大空の匣についてはオレの方が詳しいんだぜ?」
「腹立つ」
「僕知ってる、こういう大人は汚いんだよ」
「よくわかってるな秋悟、偉いぞ」
「うるせー!!
ほら!子供はもう寝ろ!おやすみ!」
ディーノは痺れた足にムチを打って部屋から出ようとするもいつものヘナチョコが顔を出しズテーンとすっ転ぶ。
「「…………」」
「イテテ…そんじゃあな!いい夢見ろよ!」
「「…………古……」」
「うるせー!!」