日常・黒曜・ヴァリアー編
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『お色直しが終わりましたので
ケーキ入刀にうつらせていただきます。
ちなみにケーキは新婦がつくられました。
ケーキオープン
ケーキの二段目には
なんと新郎新婦が象られています。』
豪華なケーキが登場するや否や、
なぜかリボーン人形がビアンキの顔が象られたケーキに蹴りを入れた。
「!?」
「んなーっ!!」
ケーキに沈んだまま暴れ回るそれに何事だと
人形を操るコントローラーに目を向けると
なぜかランボが持っていてハチャメチャに動かしていた。
「リボーンはこんなことしないわ!
リボーンはどこ?」
「でぃ、ディーノ…!!
何か、何かビアンキを止めるシステムとかないのか…!?」
「それならまかせろ!」
朝陽の言葉にディーノはランボが遊んでいる中、横からとあるスイッチを押した。
「こ・れ・は・し・れ・ん」
「!試練!!?」
「そ、そーだ。
リボーンの奴、結婚を機に毒サソリがどこまで自分のわがままを許してくれるのかためしてたんだ」
「愛の試練だな!
ビアンキ、ここは寛容な心でリボーンを受け止めるんだ!」
「朝陽……
わかっていたわ、大丈夫よ!
これぐらいのこと、私達の愛の前では何でもないわ!」
ギュッとリボーン人形を抱き締めたビアンキ。
ホッと安堵していると、照明が消え、辺りが暗くなる。
『それでは次にキャンドルサービスです。
新郎新婦がみなさんのテーブルのキャンドルに火を灯します。』
「ランボさんもっと運転したいなー」
「楽しかった?」
「うん、もっとやりたい!」
「あっはっは、そうだね。
でも今は美味しいデザート食べてガマンしよう、今日だけしか食べられない特別なものだからね」
「トクベツ…!!」
大人しくなったランボを横目に次々とキャンドルを灯していくビアンキとリボーン人形。
スムーズに進んでいく……ものかと思いきや
朝陽の耳に不穏な音が聞こえ、そっとコントローラーを持つ獄寺の手を止める。
「?姉君?」
「…人形から変な音がする」
「?…!!」
「ビアンキ!!リボーンから離れろ!!」
「え?」
「オイルピュー!!!」
朝陽が叫ぶと同時にリボーン人形から大量のオイルが放たれ、持っていた蝋燭の火を通してビアンキに降りかかる。
「!」
「ああ!」
「ビアンキ!!」
ビアンキは無事だったが完全に堪忍袋の緒が切れ、髪を乱したまま静かに怒っている。
「何これ
何なのこれ?」
するとビアンキの立っている場所から
じわじわとテーブルや床が毒々しいお菓子になっていく。
「な、何…あれ…」
呆然とそれを見つめていると、
ズガァンという音が響いてビアンキが正気に戻る。
「それがポイズンクッキングの究極料理
千紫毒万紅だ、よく到達したなビアンキ」
その音源を辿れば、本物のリボーンが立っており
ビアンキは目を輝かせてリボーンの元に向かった。
「まちがいない…ほんものだわ。
いままでどこにいたの?」
「これを買ってたんだぞ」
「指輪ー!
まあステキ!ありがとうリボーン」
「い…いいのかよ?結婚指輪なんて…?」
「ちがうぞ、
あれはピアノ線が飛び出す武器だぞ」
「んなー!
じゃー、やっぱり結婚は」
「あるわけねーだろ」
「……左手薬指に着けてるけどいいの…?」
「勝手にやらせておけ」
一人浮かれてこちらの話も耳に入らないビアンキはリボーンから貰った指輪(型の武器)を左手薬指に着けてうっとりとしている。
それを何食わぬ顔で見ているリボーンを冷たい目で一瞥してから壊れたリボーン人形を回収した。
「姉君、これは…」
「……シャンパンとかケーキに突っ込んだのがいけなかったのかねぇ、とりあえず操縦お疲れ、綱吉もこっちに来てご馳走食べよ」
「ぁ…うん…
(もう、いいや、どうにでもなれ…!!)」
結局、結婚等はあやふやとなってしまい
朝陽は疲れた目をしながら食事を楽しんだ。
「……思わせぶりをするような男とは結婚したくないなぁ…」
ケーキ入刀にうつらせていただきます。
ちなみにケーキは新婦がつくられました。
ケーキオープン
ケーキの二段目には
なんと新郎新婦が象られています。』
豪華なケーキが登場するや否や、
なぜかリボーン人形がビアンキの顔が象られたケーキに蹴りを入れた。
「!?」
「んなーっ!!」
ケーキに沈んだまま暴れ回るそれに何事だと
人形を操るコントローラーに目を向けると
なぜかランボが持っていてハチャメチャに動かしていた。
「リボーンはこんなことしないわ!
リボーンはどこ?」
「でぃ、ディーノ…!!
何か、何かビアンキを止めるシステムとかないのか…!?」
「それならまかせろ!」
朝陽の言葉にディーノはランボが遊んでいる中、横からとあるスイッチを押した。
「こ・れ・は・し・れ・ん」
「!試練!!?」
「そ、そーだ。
リボーンの奴、結婚を機に毒サソリがどこまで自分のわがままを許してくれるのかためしてたんだ」
「愛の試練だな!
ビアンキ、ここは寛容な心でリボーンを受け止めるんだ!」
「朝陽……
わかっていたわ、大丈夫よ!
これぐらいのこと、私達の愛の前では何でもないわ!」
ギュッとリボーン人形を抱き締めたビアンキ。
ホッと安堵していると、照明が消え、辺りが暗くなる。
『それでは次にキャンドルサービスです。
新郎新婦がみなさんのテーブルのキャンドルに火を灯します。』
「ランボさんもっと運転したいなー」
「楽しかった?」
「うん、もっとやりたい!」
「あっはっは、そうだね。
でも今は美味しいデザート食べてガマンしよう、今日だけしか食べられない特別なものだからね」
「トクベツ…!!」
大人しくなったランボを横目に次々とキャンドルを灯していくビアンキとリボーン人形。
スムーズに進んでいく……ものかと思いきや
朝陽の耳に不穏な音が聞こえ、そっとコントローラーを持つ獄寺の手を止める。
「?姉君?」
「…人形から変な音がする」
「?…!!」
「ビアンキ!!リボーンから離れろ!!」
「え?」
「オイルピュー!!!」
朝陽が叫ぶと同時にリボーン人形から大量のオイルが放たれ、持っていた蝋燭の火を通してビアンキに降りかかる。
「!」
「ああ!」
「ビアンキ!!」
ビアンキは無事だったが完全に堪忍袋の緒が切れ、髪を乱したまま静かに怒っている。
「何これ
何なのこれ?」
するとビアンキの立っている場所から
じわじわとテーブルや床が毒々しいお菓子になっていく。
「な、何…あれ…」
呆然とそれを見つめていると、
ズガァンという音が響いてビアンキが正気に戻る。
「それがポイズンクッキングの究極料理
千紫毒万紅だ、よく到達したなビアンキ」
その音源を辿れば、本物のリボーンが立っており
ビアンキは目を輝かせてリボーンの元に向かった。
「まちがいない…ほんものだわ。
いままでどこにいたの?」
「これを買ってたんだぞ」
「指輪ー!
まあステキ!ありがとうリボーン」
「い…いいのかよ?結婚指輪なんて…?」
「ちがうぞ、
あれはピアノ線が飛び出す武器だぞ」
「んなー!
じゃー、やっぱり結婚は」
「あるわけねーだろ」
「……左手薬指に着けてるけどいいの…?」
「勝手にやらせておけ」
一人浮かれてこちらの話も耳に入らないビアンキはリボーンから貰った指輪(型の武器)を左手薬指に着けてうっとりとしている。
それを何食わぬ顔で見ているリボーンを冷たい目で一瞥してから壊れたリボーン人形を回収した。
「姉君、これは…」
「……シャンパンとかケーキに突っ込んだのがいけなかったのかねぇ、とりあえず操縦お疲れ、綱吉もこっちに来てご馳走食べよ」
「ぁ…うん…
(もう、いいや、どうにでもなれ…!!)」
結局、結婚等はあやふやとなってしまい
朝陽は疲れた目をしながら食事を楽しんだ。
「……思わせぶりをするような男とは結婚したくないなぁ…」