未来編
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「全てを賭けてでもやらなければならない。
そうしないと………うっ…!」
「朝陽さん、ここからは僕が」
朝陽は入江の言葉に甘え、静かに目を瞑る。
そろそろ限界だ…彼女の体を支えていた草壁は唇を噛み、入江の話に耳を傾ける。
「全てを賭けてこの事態を対処しないと
君達も君達の仲間も全滅…それどころかもっと多くの人々の…ヘタすれば人類の危機なんだ」
「人類の…危機…?」
「それと、これから来るっていう戦いが関係してるんだな?だが、なんで朝陽は早くに入れ替わったんだ?作戦を知っていて、かつ戦力になるなら10年後の朝陽でもよかったはずだ」
「風属性の性質が共有ってことは知ってるよね?
その共有には使用者に対してかなりの負荷がかかるんだよ。」
「ぇ…?」
「10年後の朝陽さんは10年という膨大な記憶を過去の朝陽さんに共有する………そんな頭が破裂しそうな事をして朝陽さんがすぐに適応できるかと言われれば答えはNOだ。
現に10年後の雲雀君と合流してから
すぐに気を失ってたみたいだからね、その後も数日は寝込んでいたみたいだし…」
「!?ま、待って!!
それじゃあオレ達と合流した時、姉さんは…!!」
「…多分、大きな頭痛に苦しんでいただろう。
でも彼女は持ち前の演技力で隠していた。
君達に余計なことを考えさせないようにね…」
「演技…?」
「そ、んな…姉さん…」
「今倒れたのはそのツケか?」
「いいや、今倒れた理由はただ一つ。
この基地に潜入する前に相手をしたミルフィオーレの部隊全員の痛覚をまとめて幻騎士と共有したからだ。」
「「「!!」」」
ボンゴレの基地に突入して来たミルフィオーレの部隊はかなりの数がいたはずであり、その人数の痛覚を…そこまで考えてみんなは気絶してしまった朝陽を見る。
「幻騎士の動きが悪かったのもそのせいか…」
「………っ姉さんは大丈夫なの…?」
「体に大きな外傷がない限り問題ないよ。
ただ、かなり無茶をしているから…すぐには目を覚まさないと思うけど…」
「(姉さん、そこまで無茶してたなんて…!!)」
いつものように笑顔で接していてくれたから全然気付かなかった、あのリボーンですら気付いてなかったのだから朝陽の演技力は本物なのだろう。
「朝陽さんは無茶をしやすいからってストッパー役として夫である雲雀君が傍にいたんだけど…その彼も過去の雲雀君と入れ替わったせいでいなくなってしまった」
「箍が外れただけでここまでやんのか」
「朝陽さんはボンゴレの守護者最弱と呼ばれるほど弱いからね、そこまでしないと幻騎士を退けられなかったんだよ…」
「最弱…?
んなわけあるか、朝陽はオレから見ても守護者の中ではトップクラスの実力だ」
「10年後の朝陽さんが言ってたけど
胸張って堂々してれば大きく見せることができるし、体の使い方さえわかっていれば強く見せることなんて容易いんだって………」
「あれも、演技だと?」
「………姉さん、体力測定とか成績最悪で
特に握力と持久走は学校最下位…
何より、オレとの腕相撲で負けてる位なんだよ…」
入江を睨むリボーンだが、
その瞳は綱吉の言葉によって丸くなり、
俯いている彼に向いた。
「………あいつが、ツナに負けてる…?」
「でも、それは昔の話で…アイドルとか女優のお仕事で克服されたものだって、思ってた…!
だって、姉さんはずっと笑っていたから…!」
「そう、そうやって大丈夫だと思い込ませていたんだ、彼女は強いという印象を植え付け、彼女なら大丈夫だと思わせる。それが彼女のやり方なんだ」
3人の話を聞いていた他の人達は唖然としていた。
いつも頼もしく自分達の前を行く1人の女がここにいる誰よりも弱く頼りない事実に言葉が出なくなる。
「………気に食わない」
そんな中、声を上げたのは雲雀であり、
雲雀は不機嫌顔で草壁の腕の中で眠る朝陽の肩を強く掴むと激しく揺さぶった。
「きょ、恭さん!!」
「てめっ!姉君は今意識を失われているんだぞ!!」
「知らない。
ねぇ、ふざけてるの?弱いとか認めない。
僕に勝ったくせに何弱いとか言ってるの?
ねぇ、起きて説明しなよ守沢朝陽」
「や、やめてください!!
姉さんの体に何かあったら…!!」
「うるさいよ、僕は守沢朝陽に聞きたいことがたくさんあるんだ。早く起きて説明して。寝るなよ」
ガクガクと容赦なく揺さぶられる朝陽だがその目は覚まされることなく雲雀の苛立ちを募らせるだけだった。
「恭さん!それ以上は…!」
「それ以上はやめてくれ!父さん!!」
「「「!?」」」
そうしないと………うっ…!」
「朝陽さん、ここからは僕が」
朝陽は入江の言葉に甘え、静かに目を瞑る。
そろそろ限界だ…彼女の体を支えていた草壁は唇を噛み、入江の話に耳を傾ける。
「全てを賭けてこの事態を対処しないと
君達も君達の仲間も全滅…それどころかもっと多くの人々の…ヘタすれば人類の危機なんだ」
「人類の…危機…?」
「それと、これから来るっていう戦いが関係してるんだな?だが、なんで朝陽は早くに入れ替わったんだ?作戦を知っていて、かつ戦力になるなら10年後の朝陽でもよかったはずだ」
「風属性の性質が共有ってことは知ってるよね?
その共有には使用者に対してかなりの負荷がかかるんだよ。」
「ぇ…?」
「10年後の朝陽さんは10年という膨大な記憶を過去の朝陽さんに共有する………そんな頭が破裂しそうな事をして朝陽さんがすぐに適応できるかと言われれば答えはNOだ。
現に10年後の雲雀君と合流してから
すぐに気を失ってたみたいだからね、その後も数日は寝込んでいたみたいだし…」
「!?ま、待って!!
それじゃあオレ達と合流した時、姉さんは…!!」
「…多分、大きな頭痛に苦しんでいただろう。
でも彼女は持ち前の演技力で隠していた。
君達に余計なことを考えさせないようにね…」
「演技…?」
「そ、んな…姉さん…」
「今倒れたのはそのツケか?」
「いいや、今倒れた理由はただ一つ。
この基地に潜入する前に相手をしたミルフィオーレの部隊全員の痛覚をまとめて幻騎士と共有したからだ。」
「「「!!」」」
ボンゴレの基地に突入して来たミルフィオーレの部隊はかなりの数がいたはずであり、その人数の痛覚を…そこまで考えてみんなは気絶してしまった朝陽を見る。
「幻騎士の動きが悪かったのもそのせいか…」
「………っ姉さんは大丈夫なの…?」
「体に大きな外傷がない限り問題ないよ。
ただ、かなり無茶をしているから…すぐには目を覚まさないと思うけど…」
「(姉さん、そこまで無茶してたなんて…!!)」
いつものように笑顔で接していてくれたから全然気付かなかった、あのリボーンですら気付いてなかったのだから朝陽の演技力は本物なのだろう。
「朝陽さんは無茶をしやすいからってストッパー役として夫である雲雀君が傍にいたんだけど…その彼も過去の雲雀君と入れ替わったせいでいなくなってしまった」
「箍が外れただけでここまでやんのか」
「朝陽さんはボンゴレの守護者最弱と呼ばれるほど弱いからね、そこまでしないと幻騎士を退けられなかったんだよ…」
「最弱…?
んなわけあるか、朝陽はオレから見ても守護者の中ではトップクラスの実力だ」
「10年後の朝陽さんが言ってたけど
胸張って堂々してれば大きく見せることができるし、体の使い方さえわかっていれば強く見せることなんて容易いんだって………」
「あれも、演技だと?」
「………姉さん、体力測定とか成績最悪で
特に握力と持久走は学校最下位…
何より、オレとの腕相撲で負けてる位なんだよ…」
入江を睨むリボーンだが、
その瞳は綱吉の言葉によって丸くなり、
俯いている彼に向いた。
「………あいつが、ツナに負けてる…?」
「でも、それは昔の話で…アイドルとか女優のお仕事で克服されたものだって、思ってた…!
だって、姉さんはずっと笑っていたから…!」
「そう、そうやって大丈夫だと思い込ませていたんだ、彼女は強いという印象を植え付け、彼女なら大丈夫だと思わせる。それが彼女のやり方なんだ」
3人の話を聞いていた他の人達は唖然としていた。
いつも頼もしく自分達の前を行く1人の女がここにいる誰よりも弱く頼りない事実に言葉が出なくなる。
「………気に食わない」
そんな中、声を上げたのは雲雀であり、
雲雀は不機嫌顔で草壁の腕の中で眠る朝陽の肩を強く掴むと激しく揺さぶった。
「きょ、恭さん!!」
「てめっ!姉君は今意識を失われているんだぞ!!」
「知らない。
ねぇ、ふざけてるの?弱いとか認めない。
僕に勝ったくせに何弱いとか言ってるの?
ねぇ、起きて説明しなよ守沢朝陽」
「や、やめてください!!
姉さんの体に何かあったら…!!」
「うるさいよ、僕は守沢朝陽に聞きたいことがたくさんあるんだ。早く起きて説明して。寝るなよ」
ガクガクと容赦なく揺さぶられる朝陽だがその目は覚まされることなく雲雀の苛立ちを募らせるだけだった。
「恭さん!それ以上は…!」
「それ以上はやめてくれ!父さん!!」
「「「!?」」」