未来編
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「!!オレ達の味方だって!?」
「う…うん、そうなんだ…」
入江は座り込んだまま居心地悪そうに視線を泳がせていたが、その顔は安堵に満ちていてやがて綱吉達に目線を向けた。
「普段、僕の行動は部下と監視カメラによって24時間、白蘭サンにつつぬけになってただけど君達が全てをメチャクチャにしてくれたおかげで、やっとこうしてミルフィオーレでの立場を気にせずに話せるよ…
はぁ〜ずっとこの時を待ってたんだよ…
この基地でのこの状況での出会いこそが
僕らの設定したゴールだったんだから」
「!?ゴール…?」
「な…何言ってやがる!!」
「ミルフィオーレがボンゴレリングを奪うために君達をこの時代に連れてきたのは事実だが、
君達がこの時代に来てから僕を標的してここに乗りこむようにさせたのは、僕がミルフィオーレに秘密で仕組んだ計画だったんだ。
君達を鍛えて強くなってもらうためにね」
「「「!!」」」
「たくさんひどいことをして本当にゴメン…
でもこれから来る戦いに備え、短時間に飛躍的な成長をしてもらうにはこの方法しかなかったんだ!!」
“これから来る戦い”という言葉に?を浮かべる綱吉達だが、入江が“朝陽さんはいる?”と朝陽を探し始めた所で、今の今まで彼女が一言も喋っていないことに気付いた。
「姉さん…?」
「!!姉君?大丈夫ですか!?」
流石におかしいと振り向けば、
力無く倒れている朝陽がおり、草壁は顔を青くして獄寺と共に朝陽の様子を見た。
「や、やはり無茶を…!!」
「姉さんっ!!姉さんは大丈夫なの!?」
「!きっと風の炎による副作用みたいなのが出たんだ…!」
“一度に多数の痛覚と記憶を共有しすぎたんだ”と叫ぶ入江の頬には汗が流れていて、超直感が覚醒した綱吉もただ事ではないとみんながいるカプセルへと駆け寄った。
「姉さんっ!!」
「姐さん、しっかりしてください!」
眉を寄せながら固く目を閉じていた朝陽は草壁に抱き起こされ、揺すられたことでゆっくりと意識を取り戻していった。
「!姐さん!」
「姉君っ!!」
「………ね、てた…のか………」
「朝陽様…!!」
「姐さん!大丈夫ですか!?」
「…………っ…あぁ…
……どうやら入江君とも無事合流できたようだな…」
肩は貸してくれと草壁の肩を借りながら
カプセルの外で泣いている綱吉を安心させるように微笑み後ろにいる入江へと顔を向けた。
「こうして会うのは初めてだな入江君」
「大丈夫、なんですか?」
「問題ない、と言えば嘘になるが…
今はそれどころではなさそうだしな……
………綱吉、よく頑張ったな」
「姉さん…っ」
赤い瞳が優しく細められ、綱吉も泣きそうになりながらそのガラス状の壁に縋り付く。
その様子を優しく見つめ、口を開いた。
「入江君は正真正銘、私達の味方だ」
「「「!!」」」
「それは、本当…なんですか姉君…」
「本当だ。
現に入江君が本当に敵だったならば
私達を殺すなんてこと簡単にできただろう。
過去の私達を、仲間と合流させずに1人1人確実に潰すことだってできたはず。
………それに、
悪役の演技も私から見ればただの大根だったぞ」
「ゔっ…!!」
“まっ、素人目から見れば及第点だろうさ”とフォローを入れたものの、その言葉にはどこかトゲがあって入江はお腹をさすりながら小さく謝った。
「本物の女優怖い…」
「あっはっは、演技派女優 をなめてくれるなよ入江君!………うっ…!」
「!!姐さん!!」
突如苦しげに歪められた朝陽の顔と崩れ落ちる体。草壁が慌てて支えるもその体は酷く重い。
「っ私の意識が失う前に
全てを話すからよく聞いてくれ。
この計画は全てそこにいる入江君と10年後の綱吉、私、委員長君の4人で企てたものなんだ」
「!!オレの…!?」
「今回のミルフィオーレからの奇襲を予測できたのも、10年後の委員長君がそれを知っていたから対処できたものなんだ」
「なんと…」
「関係のない子達……笹川妹や三浦さん達を巻き込むことを、優しい綱吉は最後まで悩んだ。だが、守る対象がいるほど強くなれる…過去の自分達を強くするために最終的に決定したんだ。」
「そっ…そんなぁ…、…オ…オレが…?」
淡々と紡がれる真実に綱吉は憧れの女の子や親しい女の子達を巻き込んでしまった事への罪悪感や絶望感に苛まれ顔を青くする。
「綱吉、おまえは優しい。
仲間を想い、友を想うおまえの気持ちはよくわかる。だがこうするしかなかった。
それほどまでに今回の事件はとてつもなく、大きくて、最悪なものなんだ。」
「う…うん、そうなんだ…」
入江は座り込んだまま居心地悪そうに視線を泳がせていたが、その顔は安堵に満ちていてやがて綱吉達に目線を向けた。
「普段、僕の行動は部下と監視カメラによって24時間、白蘭サンにつつぬけになってただけど君達が全てをメチャクチャにしてくれたおかげで、やっとこうしてミルフィオーレでの立場を気にせずに話せるよ…
はぁ〜ずっとこの時を待ってたんだよ…
この基地でのこの状況での出会いこそが
僕らの設定したゴールだったんだから」
「!?ゴール…?」
「な…何言ってやがる!!」
「ミルフィオーレがボンゴレリングを奪うために君達をこの時代に連れてきたのは事実だが、
君達がこの時代に来てから僕を標的してここに乗りこむようにさせたのは、僕がミルフィオーレに秘密で仕組んだ計画だったんだ。
君達を鍛えて強くなってもらうためにね」
「「「!!」」」
「たくさんひどいことをして本当にゴメン…
でもこれから来る戦いに備え、短時間に飛躍的な成長をしてもらうにはこの方法しかなかったんだ!!」
“これから来る戦い”という言葉に?を浮かべる綱吉達だが、入江が“朝陽さんはいる?”と朝陽を探し始めた所で、今の今まで彼女が一言も喋っていないことに気付いた。
「姉さん…?」
「!!姉君?大丈夫ですか!?」
流石におかしいと振り向けば、
力無く倒れている朝陽がおり、草壁は顔を青くして獄寺と共に朝陽の様子を見た。
「や、やはり無茶を…!!」
「姉さんっ!!姉さんは大丈夫なの!?」
「!きっと風の炎による副作用みたいなのが出たんだ…!」
“一度に多数の痛覚と記憶を共有しすぎたんだ”と叫ぶ入江の頬には汗が流れていて、超直感が覚醒した綱吉もただ事ではないとみんながいるカプセルへと駆け寄った。
「姉さんっ!!」
「姐さん、しっかりしてください!」
眉を寄せながら固く目を閉じていた朝陽は草壁に抱き起こされ、揺すられたことでゆっくりと意識を取り戻していった。
「!姐さん!」
「姉君っ!!」
「………ね、てた…のか………」
「朝陽様…!!」
「姐さん!大丈夫ですか!?」
「…………っ…あぁ…
……どうやら入江君とも無事合流できたようだな…」
肩は貸してくれと草壁の肩を借りながら
カプセルの外で泣いている綱吉を安心させるように微笑み後ろにいる入江へと顔を向けた。
「こうして会うのは初めてだな入江君」
「大丈夫、なんですか?」
「問題ない、と言えば嘘になるが…
今はそれどころではなさそうだしな……
………綱吉、よく頑張ったな」
「姉さん…っ」
赤い瞳が優しく細められ、綱吉も泣きそうになりながらそのガラス状の壁に縋り付く。
その様子を優しく見つめ、口を開いた。
「入江君は正真正銘、私達の味方だ」
「「「!!」」」
「それは、本当…なんですか姉君…」
「本当だ。
現に入江君が本当に敵だったならば
私達を殺すなんてこと簡単にできただろう。
過去の私達を、仲間と合流させずに1人1人確実に潰すことだってできたはず。
………それに、
悪役の演技も私から見ればただの大根だったぞ」
「ゔっ…!!」
“まっ、素人目から見れば及第点だろうさ”とフォローを入れたものの、その言葉にはどこかトゲがあって入江はお腹をさすりながら小さく謝った。
「本物の女優怖い…」
「あっはっは、
「!!姐さん!!」
突如苦しげに歪められた朝陽の顔と崩れ落ちる体。草壁が慌てて支えるもその体は酷く重い。
「っ私の意識が失う前に
全てを話すからよく聞いてくれ。
この計画は全てそこにいる入江君と10年後の綱吉、私、委員長君の4人で企てたものなんだ」
「!!オレの…!?」
「今回のミルフィオーレからの奇襲を予測できたのも、10年後の委員長君がそれを知っていたから対処できたものなんだ」
「なんと…」
「関係のない子達……笹川妹や三浦さん達を巻き込むことを、優しい綱吉は最後まで悩んだ。だが、守る対象がいるほど強くなれる…過去の自分達を強くするために最終的に決定したんだ。」
「そっ…そんなぁ…、…オ…オレが…?」
淡々と紡がれる真実に綱吉は憧れの女の子や親しい女の子達を巻き込んでしまった事への罪悪感や絶望感に苛まれ顔を青くする。
「綱吉、おまえは優しい。
仲間を想い、友を想うおまえの気持ちはよくわかる。だがこうするしかなかった。
それほどまでに今回の事件はとてつもなく、大きくて、最悪なものなんだ。」