未来編
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「それはどうだろうね」
「?」
「僕の好敵手にはそう簡単にはなれないよ。
君にその資格があるかは、まず、その横行な霧の幻覚を解いてからだ」
雲雀は新たなリングを嵌め、
2つの匣から紫の波動を飛ばす。
幻騎士はそれを避けるが、雲雀はすぐに追い討ちをかけようと駆け出した。
「君の幻覚は頭の中の想像を映像化したものだ。
映像処理が間に合わない程の負荷を君に与えたら?」
雲雀が放った2つの波動は壁をぶち抜き、
2人は激しくぶつかり合う。
朝陽はその間に植物に絡まっている山本とラルの元へ行き、様子を伺う。
「(ラルに関してはアヤメの手術のおかげか…そんな重体じゃない……問題は…)」
目の前に倒れる山本の傷は思った以上に深く
目視だけでも切り傷や大きな打撲が目立っていた。
何とか意識は保っているようで、朝陽の姿を見て、目を動かしている。
「……よくがんばったな…少し寝ていろ」
「ぁ……」
山本の目元を手で隠せば、すぐに意識を失った。
すると壁や床が綻び始め、そこから何かが朝陽に向かって襲いかかってきた。
「……プロテクトウェーブ」
すぐに開匣し槍の石突を床に叩きつければ
強い衝撃波が朝陽達の周りを囲み
襲ってきたそれとぶつかり合い、爆発した。
ボトボトと落ちたそれに朝陽は槍をしまうと、別の匣を取り出した。
「朝陽、援護はいらない」
「だが…」
「そこで見てて」
懐からリングを3つ取り出しながら、
心配そうにこちらを見ている朝陽に向かって微笑み、幻騎士と向き合う。
「君は、かつて味わったことのない世界で咬み殺してあげる」
3つのリングに炎を灯し、匣に注入する雲雀を横目に朝陽は事前に渡されていた無線機に手を伸ばす。
「裏球針態」
雲雀のハリネズミが広がっていき
幻騎士の匣兵器である海牛が弾かれていく。
球針態は朝陽を取り込む前で止まり
雲雀と取り込まれた幻騎士は見えなくなった。
「…………
草壁さん、クロームと一緒に救援頼みます。
山本とラルが気絶した状態で見つかりました。
………あの人なら幻騎士と戦闘中です。
私は無事です、えぇ、お願いします…それでは」
無線を切り、目の前にある裏球針態を見つめる。
きっと中では激しい戦闘が行われているだろう…
朝陽はそっと目を閉じると、踵を返し、山本とラルの手当てに入った。
「(保存用の匣に色々詰めてきて良かった)」
匣から救急箱を取り出し、
寝かせたままの2人に手を伸ばす。
すると意識を失っていたラルが目を覚まし、
朝陽を視界に入れた。
「来て、いたのか」
「綱吉が心配でね。体はどう?」
「………アヤメの治療のおかげか、悪くはない……山本は……」
「元より頑丈な子だ、きっと大丈夫。
ラルさんも今はゆっくり休んでいてくれ
敵地とはいえ、今は私と恭弥もいる」
“安心しろ”
何も根拠もない言葉に反論しようとしたラルだが、体は思った以上に重く、自身の意思に反して瞼はどんどん落ちていく。
「………」
ピシッビシッビシッ…
静かに手当てをしていた時、
雲雀が作り出した裏球針態にヒビが入り壊れていく。
“まかせたよ”
「!」
大きな音を立てて崩れていくそれから
2つの匣が朝陽の足下に落ちてくる。
その匣を拾い、土煙が立つそこを見つめていると………
「ミードーリータナービクー」
「ヒバード君…てことは……」
パタパタと飛び回る黄色い鳥。
ヒバードは朝陽に目もくれずある方向へと飛んでいき、1人の男の手の止まった。
「ふぁ〜あ、さわがしいなあ…
君…誰?
僕の眠りを妨げるとどうなるか知ってるかい?」
真っ黒な学ラン、袖の部分には風紀の腕章。
大きな針だらけのそこには幼い雲雀がおり
肩で息をしている幻騎士を睨みつけていた。
「委員長君…」
「!守沢朝陽………
行方不明だと思っていたけれど、こんな所にいたんだ」
雲雀は朝陽の後ろで寝かされている山本に気付くと眉を上げ、目の前に立つ幻騎士に目を向けた。
「ねぇ、君
並中なら、その眉毛は校則違反だ」
「!!」
「そこ!?
いや、今それ関係ないから!!」
「部外者は黙ってくれるかい?」
「今は違…………
あーっ!今は説明する時間が惜しい!!
とりあえず構えろ委員長君!!この男を退かせるぞ!!」
「?」
「僕の好敵手にはそう簡単にはなれないよ。
君にその資格があるかは、まず、その横行な霧の幻覚を解いてからだ」
雲雀は新たなリングを嵌め、
2つの匣から紫の波動を飛ばす。
幻騎士はそれを避けるが、雲雀はすぐに追い討ちをかけようと駆け出した。
「君の幻覚は頭の中の想像を映像化したものだ。
映像処理が間に合わない程の負荷を君に与えたら?」
雲雀が放った2つの波動は壁をぶち抜き、
2人は激しくぶつかり合う。
朝陽はその間に植物に絡まっている山本とラルの元へ行き、様子を伺う。
「(ラルに関してはアヤメの手術のおかげか…そんな重体じゃない……問題は…)」
目の前に倒れる山本の傷は思った以上に深く
目視だけでも切り傷や大きな打撲が目立っていた。
何とか意識は保っているようで、朝陽の姿を見て、目を動かしている。
「……よくがんばったな…少し寝ていろ」
「ぁ……」
山本の目元を手で隠せば、すぐに意識を失った。
すると壁や床が綻び始め、そこから何かが朝陽に向かって襲いかかってきた。
「……プロテクトウェーブ」
すぐに開匣し槍の石突を床に叩きつければ
強い衝撃波が朝陽達の周りを囲み
襲ってきたそれとぶつかり合い、爆発した。
ボトボトと落ちたそれに朝陽は槍をしまうと、別の匣を取り出した。
「朝陽、援護はいらない」
「だが…」
「そこで見てて」
懐からリングを3つ取り出しながら、
心配そうにこちらを見ている朝陽に向かって微笑み、幻騎士と向き合う。
「君は、かつて味わったことのない世界で咬み殺してあげる」
3つのリングに炎を灯し、匣に注入する雲雀を横目に朝陽は事前に渡されていた無線機に手を伸ばす。
「裏球針態」
雲雀のハリネズミが広がっていき
幻騎士の匣兵器である海牛が弾かれていく。
球針態は朝陽を取り込む前で止まり
雲雀と取り込まれた幻騎士は見えなくなった。
「…………
草壁さん、クロームと一緒に救援頼みます。
山本とラルが気絶した状態で見つかりました。
………あの人なら幻騎士と戦闘中です。
私は無事です、えぇ、お願いします…それでは」
無線を切り、目の前にある裏球針態を見つめる。
きっと中では激しい戦闘が行われているだろう…
朝陽はそっと目を閉じると、踵を返し、山本とラルの手当てに入った。
「(保存用の匣に色々詰めてきて良かった)」
匣から救急箱を取り出し、
寝かせたままの2人に手を伸ばす。
すると意識を失っていたラルが目を覚まし、
朝陽を視界に入れた。
「来て、いたのか」
「綱吉が心配でね。体はどう?」
「………アヤメの治療のおかげか、悪くはない……山本は……」
「元より頑丈な子だ、きっと大丈夫。
ラルさんも今はゆっくり休んでいてくれ
敵地とはいえ、今は私と恭弥もいる」
“安心しろ”
何も根拠もない言葉に反論しようとしたラルだが、体は思った以上に重く、自身の意思に反して瞼はどんどん落ちていく。
「………」
ピシッビシッビシッ…
静かに手当てをしていた時、
雲雀が作り出した裏球針態にヒビが入り壊れていく。
“まかせたよ”
「!」
大きな音を立てて崩れていくそれから
2つの匣が朝陽の足下に落ちてくる。
その匣を拾い、土煙が立つそこを見つめていると………
「ミードーリータナービクー」
「ヒバード君…てことは……」
パタパタと飛び回る黄色い鳥。
ヒバードは朝陽に目もくれずある方向へと飛んでいき、1人の男の手の止まった。
「ふぁ〜あ、さわがしいなあ…
君…誰?
僕の眠りを妨げるとどうなるか知ってるかい?」
真っ黒な学ラン、袖の部分には風紀の腕章。
大きな針だらけのそこには幼い雲雀がおり
肩で息をしている幻騎士を睨みつけていた。
「委員長君…」
「!守沢朝陽………
行方不明だと思っていたけれど、こんな所にいたんだ」
雲雀は朝陽の後ろで寝かされている山本に気付くと眉を上げ、目の前に立つ幻騎士に目を向けた。
「ねぇ、君
並中なら、その眉毛は校則違反だ」
「!!」
「そこ!?
いや、今それ関係ないから!!」
「部外者は黙ってくれるかい?」
「今は違…………
あーっ!今は説明する時間が惜しい!!
とりあえず構えろ委員長君!!この男を退かせるぞ!!」