未来編
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ドカッバキッ
雲雀と共に潜入してきた敵達の殲滅に勤しんでいた朝陽は三叉槍 を振り回し、敵を薙ぎ倒して行く。
「女ァ!!」
「プロテクトウェーブ!」
ガンッ!!と勢いよく石突きを床に叩きつけると、衝撃波が起き襲ってきた敵が吹き飛ぶ。
守護者の中でも最強と謳われる雲雀のおかげで大分敵が片付いて来て、朝陽は肩に乗ったブランを撫でながら辺りを見渡した。
「恭弥」
「そっちは終わったのかい?」
「見ての通り。
下っ端連中ばかりだからそこまで苦労してないさ」
白と黒で埋め尽くされた床、
朝陽をそれらを一瞥するとブランと槍を匣に戻した。
「それでこそだね。
さて、そろそろアジトに向かおうか」
雲雀の言葉に頷いて、歩き出す。
だが朝陽は足を止め、頭を抑える。
雲雀も足を止め、俯いた朝陽を見つめれば、彼女はゆっくりと口を開いた。
「山本の所に向かおう、ラルと一緒に倒れてる」
「そっちの方が近いのかい?」
「………壁を壊していけば一発」
「そう、なら早く行こう。
スケジュールも立て込んでいるしね」
「恭弥、」
心配そうに己を見つめる彼女に笑いかけ、
その手を握って歩き出す。
ふわりと赤茶の髪が靡き、朝陽も手を握り返した。
「もうすぐで、お別れか」
「寂しい?」
「おまえとこうして手を繋げる関係じゃなくなるのはな」
「なら、がんばって僕を動かしてみなよ。
君にはそれくらいお手の物でしょ?」
雲雀の指が朝陽の指と絡まり、
自然と恋人繋ぎとなった。
朝陽は困ったように笑った。
「どうだろう。
でも、人の愛し方も知らない孤高の雲を動かすのは……ずいぶんと楽しそうだなって思うよ」
ーーーーーーーーーー
アジトへと侵入し、
匣兵器の力で壁を破壊しながら進む雲雀。
“やりすぎでは…”と若干引き気味な朝陽の手を引いて歩いていくと、ある部屋へと辿り着いた。
「…………」
「ああ、君、丁度いい」
壁を破壊したと同時に
雲雀の指に嵌っていたリングが砕け、
彼は緩んでしまったネクタイを締め直した。
「白く丸い装置はこの先だったかな?」
部屋の中には4振りの剣を携えた男、
そのすぐ傍には傷付き倒れている山本とラルの姿があった。
「ボンゴレ雲の守護者、雲雀恭弥と
風の守護者、雲雀朝陽か」
「………」
「その問いに答える必要はない。
貴様はここで死に、雲雀朝陽はこちらへと引きずり込むのだからな」
男…幻騎士は開匣し、
その部屋を森のような場所へと変える。
倒れた山本とラルも植物に取り込まれ、
逃げ場は完全に絶たれてしまった。
「幻術………恭弥」
「ふうん、君に個人的な恨みはないけど
僕は術士が嫌いでね、這いつくばらせたくなる」
新しいリングに炎を灯した雲雀の目はギラギラと輝いており、朝陽もゆっくりと匣とリングを構えた。
「朝陽、君は下がってて」
「!だが…」
「邪魔」
朝陽は雲雀のキツイ言葉に驚きながらも“わかった…”と頷き、邪魔にならない範囲まで下がる。
瞬間、幻騎士の目が細められたことに気付き、
朝陽は反射的に透明の炎を地面にぶつけた。
「っ!」
すると炎をぶつけた所が小さく爆発し、
朝陽の手を傷つける。
それによって他にも違和感を感じた朝陽は雲雀に向かって叫ぶ。
「恭弥!!下だ!!」
「!!」
ドドッ
雲雀が跳び上がると彼がいた場所が爆発し、
跳び上がった先でも雲雀のハリネズミに当たって爆発が起こる。
「よく見えぬはずの攻撃を…まぐれか?」
幻騎士が霧に隠れ、姿を晦ますが
雲雀には見えているのか、上から現れた幻騎士の攻撃をトンファーを受け止めた。
「幻術には詳しいんだ、嫌いだからこそね」
雲雀がそう言うと大きくなった球針態が
幻騎士ごと壁に突っ込む。
雲雀のリングも砕け“行こう”と声をかけるが
突然、ハリネズミが悲鳴を上げ、弾けた。
「なるほど、できる
貴様ならオレの好敵手になりえるかもしれんな」
球針態から脱出した幻騎士は上から伸びたツタに足を絡めさせ、天井からぶら下がった。
雲雀と共に潜入してきた敵達の殲滅に勤しんでいた朝陽は
「女ァ!!」
「プロテクトウェーブ!」
ガンッ!!と勢いよく石突きを床に叩きつけると、衝撃波が起き襲ってきた敵が吹き飛ぶ。
守護者の中でも最強と謳われる雲雀のおかげで大分敵が片付いて来て、朝陽は肩に乗ったブランを撫でながら辺りを見渡した。
「恭弥」
「そっちは終わったのかい?」
「見ての通り。
下っ端連中ばかりだからそこまで苦労してないさ」
白と黒で埋め尽くされた床、
朝陽をそれらを一瞥するとブランと槍を匣に戻した。
「それでこそだね。
さて、そろそろアジトに向かおうか」
雲雀の言葉に頷いて、歩き出す。
だが朝陽は足を止め、頭を抑える。
雲雀も足を止め、俯いた朝陽を見つめれば、彼女はゆっくりと口を開いた。
「山本の所に向かおう、ラルと一緒に倒れてる」
「そっちの方が近いのかい?」
「………壁を壊していけば一発」
「そう、なら早く行こう。
スケジュールも立て込んでいるしね」
「恭弥、」
心配そうに己を見つめる彼女に笑いかけ、
その手を握って歩き出す。
ふわりと赤茶の髪が靡き、朝陽も手を握り返した。
「もうすぐで、お別れか」
「寂しい?」
「おまえとこうして手を繋げる関係じゃなくなるのはな」
「なら、がんばって僕を動かしてみなよ。
君にはそれくらいお手の物でしょ?」
雲雀の指が朝陽の指と絡まり、
自然と恋人繋ぎとなった。
朝陽は困ったように笑った。
「どうだろう。
でも、人の愛し方も知らない孤高の雲を動かすのは……ずいぶんと楽しそうだなって思うよ」
ーーーーーーーーーー
アジトへと侵入し、
匣兵器の力で壁を破壊しながら進む雲雀。
“やりすぎでは…”と若干引き気味な朝陽の手を引いて歩いていくと、ある部屋へと辿り着いた。
「…………」
「ああ、君、丁度いい」
壁を破壊したと同時に
雲雀の指に嵌っていたリングが砕け、
彼は緩んでしまったネクタイを締め直した。
「白く丸い装置はこの先だったかな?」
部屋の中には4振りの剣を携えた男、
そのすぐ傍には傷付き倒れている山本とラルの姿があった。
「ボンゴレ雲の守護者、雲雀恭弥と
風の守護者、雲雀朝陽か」
「………」
「その問いに答える必要はない。
貴様はここで死に、雲雀朝陽はこちらへと引きずり込むのだからな」
男…幻騎士は開匣し、
その部屋を森のような場所へと変える。
倒れた山本とラルも植物に取り込まれ、
逃げ場は完全に絶たれてしまった。
「幻術………恭弥」
「ふうん、君に個人的な恨みはないけど
僕は術士が嫌いでね、這いつくばらせたくなる」
新しいリングに炎を灯した雲雀の目はギラギラと輝いており、朝陽もゆっくりと匣とリングを構えた。
「朝陽、君は下がってて」
「!だが…」
「邪魔」
朝陽は雲雀のキツイ言葉に驚きながらも“わかった…”と頷き、邪魔にならない範囲まで下がる。
瞬間、幻騎士の目が細められたことに気付き、
朝陽は反射的に透明の炎を地面にぶつけた。
「っ!」
すると炎をぶつけた所が小さく爆発し、
朝陽の手を傷つける。
それによって他にも違和感を感じた朝陽は雲雀に向かって叫ぶ。
「恭弥!!下だ!!」
「!!」
ドドッ
雲雀が跳び上がると彼がいた場所が爆発し、
跳び上がった先でも雲雀のハリネズミに当たって爆発が起こる。
「よく見えぬはずの攻撃を…まぐれか?」
幻騎士が霧に隠れ、姿を晦ますが
雲雀には見えているのか、上から現れた幻騎士の攻撃をトンファーを受け止めた。
「幻術には詳しいんだ、嫌いだからこそね」
雲雀がそう言うと大きくなった球針態が
幻騎士ごと壁に突っ込む。
雲雀のリングも砕け“行こう”と声をかけるが
突然、ハリネズミが悲鳴を上げ、弾けた。
「なるほど、できる
貴様ならオレの好敵手になりえるかもしれんな」
球針態から脱出した幻騎士は上から伸びたツタに足を絡めさせ、天井からぶら下がった。