未来編
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「っ!!」
攻撃を仕掛けてきたクロームの動きが突然悪くなり
アヤメは目を見開きクロームを支える。
するとクロームの腹が凹み始め、大量の血を吐いた。
「がはっ」
「クローム、ボンゴレリングに炎を集中させろ。
私が一緒にやってやっから……がんばれ」
「アヤメ…さ、ま……」
「イメージしろ。
内臓があって、元気に歩き回る自分の姿を」
クロームの手に自分の手を重ね、
ボンゴレリングに藍色の炎を灯す。
すると凹んでいた腹が徐々に元通りになっていき
アヤメが手を離すとクロームはその場に力なく座った。
「骸…様…!」
「………チッ…何してんだあの野郎…!!」
アヤメはクロームを抱き上げると
早足でエレベーターに乗り、医務室へと向かった。
アヤメに抱かれながら、不安そうに槍を握り締めると、ゆっくりベッドの上に乗せられた。
「痛い、苦しい、気持ち悪い、違和感あるか」
「ない、です」
簡単な問診をしながら血に塗れた口を拭いてやると、クロームは不安そうな顔でアヤメを見上げた。
「この、内臓は…」
「私の幻術とテメェのボンゴレリングで作り上げたもんだ、骸 が作り出したもんよりリアリティがあっから簡単には消えねぇ。
(…骸、簡単にくたばんじゃねぇぞ)」
『アヤメ』
「………チッ」
アヤメは紙コップに水を注ぐと
桶と共にクロームへと渡した。
「簡単な検査もすっから、
口濯いでこの桶の中に吐け」
「はい」
素直に頷いたクロームは水を口に含み
少し動かしたあと桶の中に吐き出した。
コートを脱いでゴム手袋を着けたアヤメにそれを渡すと、早速医務室に置いてあったスポイトや試験管を使い検査を始めた。
「………
今は気持ち悪ぃとかねぇな」
「…大丈夫です。」
「………とりあえず、今日の修行は中止。
明日からまた修行に励め、無理は厳禁だ。」
「っアヤメ様………私、もっと強くなります…!」
「………当然だ。
朝陽には話をつけておく、
あとはテメェでやれ、いいな」
「はい…!」
“変に気合い入れて死んだら許さねぇからな”
アヤメは器具を片付けると
コートを持って医務室を出ていった。
すると背後から雲雀と笹川がやって来た。
「アヤメ!」
「………なんだ」
「クローム髑髏の容体は」
「問題ねぇよ。
ちょうどよかった、沢田綱吉達呼んでこい。
クロームの事を話すついでに奴の見解を聞く」
「極限任せろ」
笹川が走っていくのを見送って、
アヤメもクロームの血が付着したコートをどうにかしようと歩き出した。
「骸は?」
「それも含めて話をすっから先に行け。
私は後で行く」
ーーーーーーーーーー
笹川によって集められたみんなは
呼び出した張本人であるアヤメを待っていた。
「アヤメさん、どうしたんだろ…」
「待たせて悪ぃな」
「アヤメさ………ん゙!!?!?」
「「「ぶっ」」」
扉が開いて入ってきたアヤメだったが
その姿を見て、男性陣は顔を真っ赤にし、雲雀は青筋を立てながらトンファーを構え、朝陽は慌ててアヤメの前に立った。
「アヤメ!!なんで来たんだ!?」
「あ?私が呼んだんだから私が来るのはとうぜ……」
「そーーーーーじゃなくて!!
なんで服も着ずに裸で来るんだよ!!
てかその悪癖治ってなかったのかよ!!」
アヤメは裸だった。
コートも着ず、下着すら着けず、靴も履いていない、何とも無防備な姿だった。
アヤメより身長の高い朝陽が前に立つことで見えなくなったものの、思春期で多感な男子にはあまりにも衝撃的過ぎて顔を真っ赤にしながら固まっていた。
「服なんて必要ねぇだろ」
「それ六道で言ってみ?
叱られるどころか喰われるぞ」
「返り討ちにしてやる」
「おまえならやりそうで怖い!!
あーもう!ほらこれ着てろ!話進まないから!」
朝陽は自分のジャケットをアヤメに着させる。
だがそのジャケットは元々裾が短いものであり、下半身を隠せていなかった。
「姐さん…あの、こちらにタオルが…」
「ナイスアシスト草壁!!
アヤメはこの席座ってタオルかける!!
綱吉ー!獄寺ー!山本ー!目ぇ覚ませー!!」
アヤメを椅子に座らせタオルをかけた後、
未だに固まっている3人の頭を優しく叩いて正気に戻させる。
「いいものを見せてもらったぞ、
いい体してんだなアヤメ、骸が羨ましいぞ」
「言ってる場合か!?
はぁ…少しは人間らしくなったと思ってたのに…!!」
「私に何求めてんだ」
「常識!!頼むから持ってくれよっ!!」
攻撃を仕掛けてきたクロームの動きが突然悪くなり
アヤメは目を見開きクロームを支える。
するとクロームの腹が凹み始め、大量の血を吐いた。
「がはっ」
「クローム、ボンゴレリングに炎を集中させろ。
私が一緒にやってやっから……がんばれ」
「アヤメ…さ、ま……」
「イメージしろ。
内臓があって、元気に歩き回る自分の姿を」
クロームの手に自分の手を重ね、
ボンゴレリングに藍色の炎を灯す。
すると凹んでいた腹が徐々に元通りになっていき
アヤメが手を離すとクロームはその場に力なく座った。
「骸…様…!」
「………チッ…何してんだあの野郎…!!」
アヤメはクロームを抱き上げると
早足でエレベーターに乗り、医務室へと向かった。
アヤメに抱かれながら、不安そうに槍を握り締めると、ゆっくりベッドの上に乗せられた。
「痛い、苦しい、気持ち悪い、違和感あるか」
「ない、です」
簡単な問診をしながら血に塗れた口を拭いてやると、クロームは不安そうな顔でアヤメを見上げた。
「この、内臓は…」
「私の幻術とテメェのボンゴレリングで作り上げたもんだ、
(…骸、簡単にくたばんじゃねぇぞ)」
『アヤメ』
「………チッ」
アヤメは紙コップに水を注ぐと
桶と共にクロームへと渡した。
「簡単な検査もすっから、
口濯いでこの桶の中に吐け」
「はい」
素直に頷いたクロームは水を口に含み
少し動かしたあと桶の中に吐き出した。
コートを脱いでゴム手袋を着けたアヤメにそれを渡すと、早速医務室に置いてあったスポイトや試験管を使い検査を始めた。
「………
今は気持ち悪ぃとかねぇな」
「…大丈夫です。」
「………とりあえず、今日の修行は中止。
明日からまた修行に励め、無理は厳禁だ。」
「っアヤメ様………私、もっと強くなります…!」
「………当然だ。
朝陽には話をつけておく、
あとはテメェでやれ、いいな」
「はい…!」
“変に気合い入れて死んだら許さねぇからな”
アヤメは器具を片付けると
コートを持って医務室を出ていった。
すると背後から雲雀と笹川がやって来た。
「アヤメ!」
「………なんだ」
「クローム髑髏の容体は」
「問題ねぇよ。
ちょうどよかった、沢田綱吉達呼んでこい。
クロームの事を話すついでに奴の見解を聞く」
「極限任せろ」
笹川が走っていくのを見送って、
アヤメもクロームの血が付着したコートをどうにかしようと歩き出した。
「骸は?」
「それも含めて話をすっから先に行け。
私は後で行く」
ーーーーーーーーーー
笹川によって集められたみんなは
呼び出した張本人であるアヤメを待っていた。
「アヤメさん、どうしたんだろ…」
「待たせて悪ぃな」
「アヤメさ………ん゙!!?!?」
「「「ぶっ」」」
扉が開いて入ってきたアヤメだったが
その姿を見て、男性陣は顔を真っ赤にし、雲雀は青筋を立てながらトンファーを構え、朝陽は慌ててアヤメの前に立った。
「アヤメ!!なんで来たんだ!?」
「あ?私が呼んだんだから私が来るのはとうぜ……」
「そーーーーーじゃなくて!!
なんで服も着ずに裸で来るんだよ!!
てかその悪癖治ってなかったのかよ!!」
アヤメは裸だった。
コートも着ず、下着すら着けず、靴も履いていない、何とも無防備な姿だった。
アヤメより身長の高い朝陽が前に立つことで見えなくなったものの、思春期で多感な男子にはあまりにも衝撃的過ぎて顔を真っ赤にしながら固まっていた。
「服なんて必要ねぇだろ」
「それ六道で言ってみ?
叱られるどころか喰われるぞ」
「返り討ちにしてやる」
「おまえならやりそうで怖い!!
あーもう!ほらこれ着てろ!話進まないから!」
朝陽は自分のジャケットをアヤメに着させる。
だがそのジャケットは元々裾が短いものであり、下半身を隠せていなかった。
「姐さん…あの、こちらにタオルが…」
「ナイスアシスト草壁!!
アヤメはこの席座ってタオルかける!!
綱吉ー!獄寺ー!山本ー!目ぇ覚ませー!!」
アヤメを椅子に座らせタオルをかけた後、
未だに固まっている3人の頭を優しく叩いて正気に戻させる。
「いいものを見せてもらったぞ、
いい体してんだなアヤメ、骸が羨ましいぞ」
「言ってる場合か!?
はぁ…少しは人間らしくなったと思ってたのに…!!」
「私に何求めてんだ」
「常識!!頼むから持ってくれよっ!!」