未来編
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綱吉達の修行が始まり早2週間。
炎の使い方にも慣れた3人はラルより次の修行へと移行すると宣言した。
「本日より新しい修行
“強襲用個別強化プログラム”を開始する。」
「個別…強化…?」
「1人に1人ずつ家庭教師をつけた修行だ。
リング戦の時と同じだな。
例えばオレが鍛えるのは朝陽だぞ」
「!」
「え゙ー!?リボーンが姉さんをー!!?」
「よろしく頼むよリボーン」
「武君の担当は私がするわ〜」
「ハヤトの担当は私よ」
「「!!」」
トレーニングルームへと入ってきた時雨とビアンキ。
ビアンキを見た途端獄寺は倒れ、
山本は嬉しそうに時雨へと駆け寄った。
「獄寺君!!」
「じょ…冗談ス…よね…」
「やはり姉弟、私も嵐属性の波動が一番強いわ。
そして修行が無事終わったらあなたにあるものを授けるわ、お父様からよ」
「(親父!?)ふごっ」
「あなや〜…
私も理由は単純よ、雨属性の波動と
同じ剣士だから…ということであなたの稽古をつけることになったの〜よろしくね〜」
「よろしくお願いします!時雨さん!」
「(すんごい温度差ー!!)」
阿鼻叫喚な姉弟とほのぼのとした夫婦の会話に顔を青褪める綱吉だが、リボーンに自分の修行に集中しろと死ぬ気弾を撃たれ、以前よりも強力になった炎を灯す。
「はじめようラル・ミルチ」
「オレはおまえの指導を下りる。
おまえはオレの思い描くレベルにまるで達していない、短時間ではこれ以上のレベルアップも望めないと判断した。」
「だが実際にここまで」
「おまえの力はこんなものではない!」
ラルがそう叫ぶと同時に紫色の波動が放たれる。
綱吉は炎を使いそれを受け止めるが、それの勢いは止まらない…すると奥から1人の影が現れ綱吉を見上げた。
「気を抜けば死ぬよ」
「おまえは!!」
「君の才能をこじあける」
その人物は雲雀であり、
朝陽は迷わず銃を構え、綱吉を襲うハリネズミへと銃口を向ける。
「ダメだぞ、これはツナの戦いだ」
「だが…!」
「邪魔しないで朝陽。
今の沢田綱吉はこの時代の沢田綱吉とは程遠い。
君も理解してるだろう?」
「っ……綱吉!そのハリネズミは綱吉の炎を受けて増殖する!無闇に炎を使い続けたら…」
「黙って」
そっと後ろから大きな手が朝陽の口を覆う。
見上げれば案の定雲雀がおり、
朝陽を抱き締めるようにしていた。
そのせいで綱吉に言葉は届かず、
紫色の雲が増殖し続け、綱吉の周りを覆っていく。
「っ」
「君のブラコンも相変わらずだよね。
嫉妬に狂いそうだよ」
「………」
「ワオ、いいねその目。
赤ん坊、やっぱり朝陽もちょうだい。
朝陽は僕が育てる」
「おまえの担当はツナだけだ。朝陽、行くぞ」
雲が広がり、1つの球体になったハリネズミの中に閉じ込められてしまった綱吉。
球針態と呼ばれる密閉球体は
綱吉の炎でも破壊できないほど強力なもの。
朝陽は顔を歪めると、雲雀の手を振り払い、逃げるようにリボーンの元へと歩いていく。
「姉君、いいんスか!?このままでは…!」
「…綱吉の強さは私達がよく知ってる」
「「!」」
「綱吉。
闇に呑まれるな、闇に呑まれたら死ぬと思え。
………大丈夫、おまえなら乗り越えられるよ」
「(姉さん…)」
朝陽はそう言い残し、
リボーンと共にその場を去った。
それを呆然と見送っていると朝陽が山本の手をそっと引いた。
「さて、私達も行きましょうか〜」
「そうね私達も
入江正一を倒すためにレッスンしましょ」
「ちけっ!!ふげがご!!」
「しょうがない子ね」
「ご…獄寺!!」
「あなや〜お手伝いいるかしら〜?」
「いらないわ、時雨はそっちに集中して」
「了解しました〜
じゃあ武君、行きましょ〜」
「えぇ!?」
炎の使い方にも慣れた3人はラルより次の修行へと移行すると宣言した。
「本日より新しい修行
“強襲用個別強化プログラム”を開始する。」
「個別…強化…?」
「1人に1人ずつ家庭教師をつけた修行だ。
リング戦の時と同じだな。
例えばオレが鍛えるのは朝陽だぞ」
「!」
「え゙ー!?リボーンが姉さんをー!!?」
「よろしく頼むよリボーン」
「武君の担当は私がするわ〜」
「ハヤトの担当は私よ」
「「!!」」
トレーニングルームへと入ってきた時雨とビアンキ。
ビアンキを見た途端獄寺は倒れ、
山本は嬉しそうに時雨へと駆け寄った。
「獄寺君!!」
「じょ…冗談ス…よね…」
「やはり姉弟、私も嵐属性の波動が一番強いわ。
そして修行が無事終わったらあなたにあるものを授けるわ、お父様からよ」
「(親父!?)ふごっ」
「あなや〜…
私も理由は単純よ、雨属性の波動と
同じ剣士だから…ということであなたの稽古をつけることになったの〜よろしくね〜」
「よろしくお願いします!時雨さん!」
「(すんごい温度差ー!!)」
阿鼻叫喚な姉弟とほのぼのとした夫婦の会話に顔を青褪める綱吉だが、リボーンに自分の修行に集中しろと死ぬ気弾を撃たれ、以前よりも強力になった炎を灯す。
「はじめようラル・ミルチ」
「オレはおまえの指導を下りる。
おまえはオレの思い描くレベルにまるで達していない、短時間ではこれ以上のレベルアップも望めないと判断した。」
「だが実際にここまで」
「おまえの力はこんなものではない!」
ラルがそう叫ぶと同時に紫色の波動が放たれる。
綱吉は炎を使いそれを受け止めるが、それの勢いは止まらない…すると奥から1人の影が現れ綱吉を見上げた。
「気を抜けば死ぬよ」
「おまえは!!」
「君の才能をこじあける」
その人物は雲雀であり、
朝陽は迷わず銃を構え、綱吉を襲うハリネズミへと銃口を向ける。
「ダメだぞ、これはツナの戦いだ」
「だが…!」
「邪魔しないで朝陽。
今の沢田綱吉はこの時代の沢田綱吉とは程遠い。
君も理解してるだろう?」
「っ……綱吉!そのハリネズミは綱吉の炎を受けて増殖する!無闇に炎を使い続けたら…」
「黙って」
そっと後ろから大きな手が朝陽の口を覆う。
見上げれば案の定雲雀がおり、
朝陽を抱き締めるようにしていた。
そのせいで綱吉に言葉は届かず、
紫色の雲が増殖し続け、綱吉の周りを覆っていく。
「っ」
「君のブラコンも相変わらずだよね。
嫉妬に狂いそうだよ」
「………」
「ワオ、いいねその目。
赤ん坊、やっぱり朝陽もちょうだい。
朝陽は僕が育てる」
「おまえの担当はツナだけだ。朝陽、行くぞ」
雲が広がり、1つの球体になったハリネズミの中に閉じ込められてしまった綱吉。
球針態と呼ばれる密閉球体は
綱吉の炎でも破壊できないほど強力なもの。
朝陽は顔を歪めると、雲雀の手を振り払い、逃げるようにリボーンの元へと歩いていく。
「姉君、いいんスか!?このままでは…!」
「…綱吉の強さは私達がよく知ってる」
「「!」」
「綱吉。
闇に呑まれるな、闇に呑まれたら死ぬと思え。
………大丈夫、おまえなら乗り越えられるよ」
「(姉さん…)」
朝陽はそう言い残し、
リボーンと共にその場を去った。
それを呆然と見送っていると朝陽が山本の手をそっと引いた。
「さて、私達も行きましょうか〜」
「そうね私達も
入江正一を倒すためにレッスンしましょ」
「ちけっ!!ふげがご!!」
「しょうがない子ね」
「ご…獄寺!!」
「あなや〜お手伝いいるかしら〜?」
「いらないわ、時雨はそっちに集中して」
「了解しました〜
じゃあ武君、行きましょ〜」
「えぇ!?」