未来編
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「僕らは日本にいる
ミルフィオーレの情報集めをしていたんだ。
ミルフィオーレは全部で17部隊あるんだけど
その中でもAランク以上の隊長は6名だけ。
そしてその中の2人が日本を任されているんだ。」
「γと…入江正一か?」
「そう、入江正一は日本支部に帰ってきてる。」
「ええ!?そうなの!?」
未来の獄寺が言っていた入江正一を殺せ…
それが過去に帰れる手立てになるのならと、
綱吉達はフゥ太とビアンキの言葉に耳を傾ける。
「いいニュースはそれだけではないわ、
その敵の日本支部アジトの入口をつきとめたの」
「「「!!」」」
「敵アジトの入口!?」
「灯台下暗しだったんだよ。
同じ並盛の地下、並盛駅地下のショッピングモールだよ。その先に入江正一はいる。」
「え!?
で…でも駅に地下なんてあったっけ…!?」
「10年前に着工されて3年前にできたんだ。」
「……最近できたなら納得。
そこを占拠してアジトにするくらい、
恭弥がいなければすぐだろうな」
「ケンカ売ってるのかい?」
「まさか、相手の方が上手だった…それだけだろう。
………だが、敵のアジトを見つけたとは言え
γ並の手練れが相手じゃこっちが不利だ。
しかも私達…ボンゴレのボス及び幹部の
ほとんどが10年前と入れ替わっている。
その情報は既にミルフィオーレにも伝わっているだろう。」
「恐らくな。
奴らはお前達を狩るために血眼になって
このアジトを探しているはずだ。
このヤバい状況の中を生き延びて、日本支部の入江正一を倒せるかどうかは、お前達が短時間でどれだけ強くなれるかにかかっているんだぞ。」
短時間による強化。
その言葉に山本と獄寺はやる気を出し、
綱吉も拳を握っていた。
京子やハル達の事はビアンキが見てくれて
他の守護者…笹川了平と六道骸、クローム髑髏についてはフゥ太とジャンニーニが調べてくれるらしく、にこやかに笑っていた。
「あ、六道とクロームについてなんだが」
「ん?」
「どうやらアヤメが動いているらしくてな、あいつと連絡が取れればすぐわかるはずだ」
「アヤメ?」
「朝陽、そいつは誰だ?」
「あのヴァリアーの幹部にして六道の嫁さんだよ」
「「「ええ!!?」」」
「ヴァリアー!?骸の嫁!?」
「あいつ結婚してたのかよ!!」
みんなの脳裏にはクフフ…と怪しく笑うかつての宿敵、雲雀も思い出しているのか顔を歪めていた。
「私的には六道に同情するよ。
まさかアヤメを選ぶとは思わなかったし…」
「し、知り合いなの?」
「親友だよ、性格に超難あり…だけど……」
「どんな人!?
ていうか姉さんに親友いたの!?」
「綱吉に紹介できない親友がいるよ」
「どんな人ー!!?」
虚ろな目でサムズアップする朝陽。
あんな顔初めて見た…と綱吉の顔が青くなる、
同時にあの姉貴分にこの顔をさせるアヤメとはどんな人なのだろう…と気になった。
「アヤメの事は私も探してみる。
性格は…難ありまくりだけど……」
「(本当にどんな人なんだ………)」
「まぁ、話してみれば普通に良い奴だし…
面倒見もいいから、気軽に話しかけてやってくれ。
さて!話はここまでにして解散しよう!
みんなはご飯食べて明日に備えて寝る!
私は時雨の様子見てくるからな、
何かあったら呼びなよ」
「あ、オレも行きます!」
朝陽と山本が部屋を出ていき、
時雨とブランがいる病室へと向かった。
「時雨さんと仲良いんだ?」
「んー…まぁ、未来の嫁さんだし、
気になる存在ではありますね」
「なんだ、惚れてないのか?」
「太刀筋には惚れてます!
マジで綺麗なんスよ!なんかこう…くるくるーザン!!みたいな!」
「あっはっは!素直だねぇ!
女に惚れるのは構わないけどさ、
中途半端な気持ちで惚れるのは相手に失礼だから、惚れる時はちゃんと惚れなね」
「?」
わけがわからないと疑問符を飛ばす山本に笑い、
朝陽は病室の扉をノックして扉を開けた。
「あなや、朝陽さん、武君も…ケホッ…」
「!声!出るようになったんスね!」
時雨は手の上にいるブランと戯れており、2人の存在に気付くと柔らかく微笑んだ。
声も出るようになったものの、まだ掠れていて時たまに咳き込んでいる。
「おかげさまで〜
まだカラカラだけど、明日には治るわ〜」
「念の為、まだ声は控えてくださいね。
ブラン、時雨さんの看病ご苦労さま」
「♪」
「“ブランちゃん、ありがとう”」
「♪」
紙に書かれた文字を見たブランは嬉しそうに目を細め、時雨に向かって手を振ると匣の中に戻った。
「時雨さん、
明日から綱吉達の修行が始まります。
よければ見てあげてください。」
「!“わかりました、頑張ってね、武君”」
「うっス!」
ミルフィオーレの情報集めをしていたんだ。
ミルフィオーレは全部で17部隊あるんだけど
その中でもAランク以上の隊長は6名だけ。
そしてその中の2人が日本を任されているんだ。」
「γと…入江正一か?」
「そう、入江正一は日本支部に帰ってきてる。」
「ええ!?そうなの!?」
未来の獄寺が言っていた入江正一を殺せ…
それが過去に帰れる手立てになるのならと、
綱吉達はフゥ太とビアンキの言葉に耳を傾ける。
「いいニュースはそれだけではないわ、
その敵の日本支部アジトの入口をつきとめたの」
「「「!!」」」
「敵アジトの入口!?」
「灯台下暗しだったんだよ。
同じ並盛の地下、並盛駅地下のショッピングモールだよ。その先に入江正一はいる。」
「え!?
で…でも駅に地下なんてあったっけ…!?」
「10年前に着工されて3年前にできたんだ。」
「……最近できたなら納得。
そこを占拠してアジトにするくらい、
恭弥がいなければすぐだろうな」
「ケンカ売ってるのかい?」
「まさか、相手の方が上手だった…それだけだろう。
………だが、敵のアジトを見つけたとは言え
γ並の手練れが相手じゃこっちが不利だ。
しかも私達…ボンゴレのボス及び幹部の
ほとんどが10年前と入れ替わっている。
その情報は既にミルフィオーレにも伝わっているだろう。」
「恐らくな。
奴らはお前達を狩るために血眼になって
このアジトを探しているはずだ。
このヤバい状況の中を生き延びて、日本支部の入江正一を倒せるかどうかは、お前達が短時間でどれだけ強くなれるかにかかっているんだぞ。」
短時間による強化。
その言葉に山本と獄寺はやる気を出し、
綱吉も拳を握っていた。
京子やハル達の事はビアンキが見てくれて
他の守護者…笹川了平と六道骸、クローム髑髏についてはフゥ太とジャンニーニが調べてくれるらしく、にこやかに笑っていた。
「あ、六道とクロームについてなんだが」
「ん?」
「どうやらアヤメが動いているらしくてな、あいつと連絡が取れればすぐわかるはずだ」
「アヤメ?」
「朝陽、そいつは誰だ?」
「あのヴァリアーの幹部にして六道の嫁さんだよ」
「「「ええ!!?」」」
「ヴァリアー!?骸の嫁!?」
「あいつ結婚してたのかよ!!」
みんなの脳裏にはクフフ…と怪しく笑うかつての宿敵、雲雀も思い出しているのか顔を歪めていた。
「私的には六道に同情するよ。
まさかアヤメを選ぶとは思わなかったし…」
「し、知り合いなの?」
「親友だよ、性格に超難あり…だけど……」
「どんな人!?
ていうか姉さんに親友いたの!?」
「綱吉に紹介できない親友がいるよ」
「どんな人ー!!?」
虚ろな目でサムズアップする朝陽。
あんな顔初めて見た…と綱吉の顔が青くなる、
同時にあの姉貴分にこの顔をさせるアヤメとはどんな人なのだろう…と気になった。
「アヤメの事は私も探してみる。
性格は…難ありまくりだけど……」
「(本当にどんな人なんだ………)」
「まぁ、話してみれば普通に良い奴だし…
面倒見もいいから、気軽に話しかけてやってくれ。
さて!話はここまでにして解散しよう!
みんなはご飯食べて明日に備えて寝る!
私は時雨の様子見てくるからな、
何かあったら呼びなよ」
「あ、オレも行きます!」
朝陽と山本が部屋を出ていき、
時雨とブランがいる病室へと向かった。
「時雨さんと仲良いんだ?」
「んー…まぁ、未来の嫁さんだし、
気になる存在ではありますね」
「なんだ、惚れてないのか?」
「太刀筋には惚れてます!
マジで綺麗なんスよ!なんかこう…くるくるーザン!!みたいな!」
「あっはっは!素直だねぇ!
女に惚れるのは構わないけどさ、
中途半端な気持ちで惚れるのは相手に失礼だから、惚れる時はちゃんと惚れなね」
「?」
わけがわからないと疑問符を飛ばす山本に笑い、
朝陽は病室の扉をノックして扉を開けた。
「あなや、朝陽さん、武君も…ケホッ…」
「!声!出るようになったんスね!」
時雨は手の上にいるブランと戯れており、2人の存在に気付くと柔らかく微笑んだ。
声も出るようになったものの、まだ掠れていて時たまに咳き込んでいる。
「おかげさまで〜
まだカラカラだけど、明日には治るわ〜」
「念の為、まだ声は控えてくださいね。
ブラン、時雨さんの看病ご苦労さま」
「♪」
「“ブランちゃん、ありがとう”」
「♪」
紙に書かれた文字を見たブランは嬉しそうに目を細め、時雨に向かって手を振ると匣の中に戻った。
「時雨さん、
明日から綱吉達の修行が始まります。
よければ見てあげてください。」
「!“わかりました、頑張ってね、武君”」
「うっス!」