未来編
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気を失っていた綱吉と傍にいた10年前の京子と合流し、時雨の案内の元アジトへと戻ってきた。
「リボーンさんがこの部屋にいるので話は彼から。
獄寺君、一緒に医務室へ、綱吉君の治療を行います。」
5人に一礼すると時雨は綱吉を背負った獄寺と共に医務室へと向かった。
山本が何か言いたげにしていた事には気付いていたが、気付かないフリをして足を進めていく。
「そこのベッドに下ろしてくれるかしら」
「ああ」
真っ白な清潔なベッドに綱吉を横たわせると
救急箱を持った時雨によって離れた所に立たされた。
「10代目は…」
「深い傷は負ってないからすぐ目が覚めると思うわ〜」
服を脱がせて痣になっていたり切り傷ができている所に消毒癖を塗ってガーゼや湿布を貼り取れないように包帯を巻く。
「獄寺君、そこの冷蔵庫の中にスポーツドリンク入ってるから沢田君が目を覚ましたら飲ませてあげて」
「ああ…その……ありがとな」
「あなや〜?ふふ、いいのよ〜
多分三浦さんや笹川さんがここに来ると思うからゆっくり話すのよ〜?
私はラウンジにいるから何かあれば声をかけてね」
「おー」
医務室から出てラウンジへと向かう。
まだ話は終わっていないのか、廊下は静まり返っていて人の気配はなかった。
だがある部屋の前にあるトレイを見つけた。
それは今朝置いていったラルの朝食であり、
時雨は空になった食器を持って、足を進めた。
「……お昼ご飯とお夕飯…どうしようかしら…」
溜まった食器を洗い、冷蔵庫の中を覗く。
少し働かない脳を叱咤してメニューを決めていくと、ラウンジの扉が開いた。
「!あなや〜、お話は終わったのかしら〜?」
「えっと、時雨…さんですよね?」
入ってきたのは京子とハルであり、
時雨の姿を見ると駆け寄ってきた。
よく見ると目元が少し赤くなっている。
だが、それ以上の笑顔を見せてくれる2人に
時雨も笑顔で出迎えた。
「……えぇそうよ〜
山本時雨です、よろしくね。
笹川京子さんと三浦ハルさん」
「はひー超美人さんです〜」
「あなや、ありがとう。
それでどうしたのかしら〜」
「リボーン君からのお願いで、
私達も料理とかできる範囲でやる事になったんです、それで時雨さんの所にあいさつをって」
「!そうなのね〜助かるわ〜!
じゃあ今日はカレーを作ろうと思ってるから手伝ってくれるかしら〜」
「「はい!」」
「ランボ君とイーピンちゃんもいらっしゃいな〜、お手伝いをしてくれた子にはご褒美に美味しいものをあげるわよ〜」
「やったごほーびー!」
「〜〜〜!!」
着いてきたのだろう、ランボとイーピンを呼べば小さな足で駆け寄ってきて、布を引っ張られる。
「ランボちゃん!危ないですよー!」
「いいのよ三浦さん。
やっぱり男の子は元気じゃないと〜」
ランボとイーピンを抱き上げて、柔らかく微笑む。
不意にランボの手が時雨の髪飾りに伸びてそれを掴んだ。
「これはなんだじょー?」
「あなや〜
引っ張らないでくれると嬉しいわ〜?」
「あなやー?変なことばー!
布もボロボロで変だじょー!ガハハ!」
「ら、ランボ君…!
すみません!時雨さん…!」
「ふふ、いいのよ〜?でもね?」
くすくす笑いながらイーピンを抱き直して、
その手でランボの額を優しく弾く。
ランボは鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をして、時雨を見上げた。
「人の悪口を言ったのは悪いわ〜
悪い子にはご褒美はあげられないわね〜」
「えぇ〜!」
「だって〜口癖と布を変って言われて…
私はとても傷ついちゃいました〜えーん」
「ランボ!アヤマル!」
しくしく…とわざとらしく泣き真似をすれば
横にいたイーピンが片言の日本語でランボを怒り、ランボも眉を寄せる時雨を見て小さく“ごめんなさい…”と謝った。
「はぁい、いいですよ〜
自分が言われたら嫌な事は言わないようにね〜」
「わかった!」
「まぁいい子だわ〜
さぁ、改めて美味しいカレーを作りましょう〜?えい、えい、おー!」
「「「おー!!」」」
「リボーンさんがこの部屋にいるので話は彼から。
獄寺君、一緒に医務室へ、綱吉君の治療を行います。」
5人に一礼すると時雨は綱吉を背負った獄寺と共に医務室へと向かった。
山本が何か言いたげにしていた事には気付いていたが、気付かないフリをして足を進めていく。
「そこのベッドに下ろしてくれるかしら」
「ああ」
真っ白な清潔なベッドに綱吉を横たわせると
救急箱を持った時雨によって離れた所に立たされた。
「10代目は…」
「深い傷は負ってないからすぐ目が覚めると思うわ〜」
服を脱がせて痣になっていたり切り傷ができている所に消毒癖を塗ってガーゼや湿布を貼り取れないように包帯を巻く。
「獄寺君、そこの冷蔵庫の中にスポーツドリンク入ってるから沢田君が目を覚ましたら飲ませてあげて」
「ああ…その……ありがとな」
「あなや〜?ふふ、いいのよ〜
多分三浦さんや笹川さんがここに来ると思うからゆっくり話すのよ〜?
私はラウンジにいるから何かあれば声をかけてね」
「おー」
医務室から出てラウンジへと向かう。
まだ話は終わっていないのか、廊下は静まり返っていて人の気配はなかった。
だがある部屋の前にあるトレイを見つけた。
それは今朝置いていったラルの朝食であり、
時雨は空になった食器を持って、足を進めた。
「……お昼ご飯とお夕飯…どうしようかしら…」
溜まった食器を洗い、冷蔵庫の中を覗く。
少し働かない脳を叱咤してメニューを決めていくと、ラウンジの扉が開いた。
「!あなや〜、お話は終わったのかしら〜?」
「えっと、時雨…さんですよね?」
入ってきたのは京子とハルであり、
時雨の姿を見ると駆け寄ってきた。
よく見ると目元が少し赤くなっている。
だが、それ以上の笑顔を見せてくれる2人に
時雨も笑顔で出迎えた。
「……えぇそうよ〜
山本時雨です、よろしくね。
笹川京子さんと三浦ハルさん」
「はひー超美人さんです〜」
「あなや、ありがとう。
それでどうしたのかしら〜」
「リボーン君からのお願いで、
私達も料理とかできる範囲でやる事になったんです、それで時雨さんの所にあいさつをって」
「!そうなのね〜助かるわ〜!
じゃあ今日はカレーを作ろうと思ってるから手伝ってくれるかしら〜」
「「はい!」」
「ランボ君とイーピンちゃんもいらっしゃいな〜、お手伝いをしてくれた子にはご褒美に美味しいものをあげるわよ〜」
「やったごほーびー!」
「〜〜〜!!」
着いてきたのだろう、ランボとイーピンを呼べば小さな足で駆け寄ってきて、布を引っ張られる。
「ランボちゃん!危ないですよー!」
「いいのよ三浦さん。
やっぱり男の子は元気じゃないと〜」
ランボとイーピンを抱き上げて、柔らかく微笑む。
不意にランボの手が時雨の髪飾りに伸びてそれを掴んだ。
「これはなんだじょー?」
「あなや〜
引っ張らないでくれると嬉しいわ〜?」
「あなやー?変なことばー!
布もボロボロで変だじょー!ガハハ!」
「ら、ランボ君…!
すみません!時雨さん…!」
「ふふ、いいのよ〜?でもね?」
くすくす笑いながらイーピンを抱き直して、
その手でランボの額を優しく弾く。
ランボは鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をして、時雨を見上げた。
「人の悪口を言ったのは悪いわ〜
悪い子にはご褒美はあげられないわね〜」
「えぇ〜!」
「だって〜口癖と布を変って言われて…
私はとても傷ついちゃいました〜えーん」
「ランボ!アヤマル!」
しくしく…とわざとらしく泣き真似をすれば
横にいたイーピンが片言の日本語でランボを怒り、ランボも眉を寄せる時雨を見て小さく“ごめんなさい…”と謝った。
「はぁい、いいですよ〜
自分が言われたら嫌な事は言わないようにね〜」
「わかった!」
「まぁいい子だわ〜
さぁ、改めて美味しいカレーを作りましょう〜?えい、えい、おー!」
「「「おー!!」」」