未来編
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
上を見上げると、足に赤い炎を灯して飛ぶ色黒の大男と長髪の小柄な男がおり、大男の手には大きな鎌。
「ミルフィオーレのブラックスペル」
「!?」
「ブラック…スペル…?」
「ランボ君達は私が!
あなた方はブラックスペルを!」
「頼んだぜ時雨!
おまえら、ボンゴレリングからマモンチェーンをはずせ!」
山本の叫びと共に時雨は走り出し
傷付いているランボとイーピンの身体を引き寄せる。
「!!時雨さん!来てくれたんですね!」
「沢田君達も来ています、武君が敵を引き付けている間に早くっ」
視界の端には山本が長髪の男と戦っている様子と
綱吉と獄寺がこちらに向かってくる様子が見え、時雨もいつでも戦えるよう刀を抜く。
「だから言ったじゃないですか、
絶対ツナさん達が助けに来てくれるって」
10年後の髪を切り大人っぽくなったハルと話していると、赤い炎の斬撃が飛んでくるのが見え咄嗟に刀を振るう。
「時雨蒼燕流 守式二の型 花時雨」
刀に青い炎を灯して、赤い炎を突き上げる。
すると青い炎と共に水が赤い炎を包み消し去った。
「んだとぉ!!」
「あの女何を…!」
「今のって時雨蒼燕流か…!?」
「山本とは、別の流派!?」
「時雨!!」
「問題ないわ〜
あのようなか弱い炎は私が鎮火させますから〜」
「なにを…っ!!」
「挑発だ、乗るな野猿」
「あなや、乗ってくれないのね、残念。」
刀に炎を灯したまま眉を下げれば
山本が時雨の前まで下がって、守るように刀と匣を構える。
「おまえ達…よく覚えておけ」
「「!」」
「リングには匣ってのを開ける力がある。」
「!そ…そーか!!
こいつに開いてる穴はそーやって使うんだな」
獄寺が取り出したのは苔まみれの古ぼけた匣であり、どこで手に入れたのか聞けば、10年後の獄寺が持っていた物らしい。
「そーいやあいつ、スゲーの手に入れたって…」
獄寺は早速、ボンゴレリングをその匣に押し込むが、何も起きずに終わる。
「ハハハ!人間の体ってのは血液だけでなく
目に見えない生命エネルギーが波動になって駆け巡ってるんだ。
波動は8種類あって、リングは自分の素質と合致した波動が通過すると、それを高密度エネルギーに変換して生成する…
死ぬ気の炎をな」
山本が匣にリングを嵌めると
匣が勢いよく開いて中から何かが飛び出して長髪の男を襲う。
「す…すごい!!」
「んだありゃ…?」
「沢田君達はランボ君達をお願い。
あなた、私も加勢するわ、相手が2人なら私がいても構わない、そうでしょう?」
「だが…」
「長髪の方はともかく、あの大男はあなたの正体に気づいてるはず、不利になる前に2人で叩いた方がいいと思うわ。」
「……わかった。
頼んだぜ、時雨」
「えぇ、任せて」
刀を構える2人だが、
ふと、イーピンが京子の姿が見えない事に気付いた。
先程の爆風で離れ離れになったのかもしれないと、山本は綱吉に探しに行くよう伝える。
「う…うん!わかった」
「前前言撤回だ野猿、
くだらん雑用任務に転がりこんだ久々の大物だ。
見逃す手はねぇ、手を貸すぞ」
「させない
時雨蒼燕流 守式三の型 催花雨」
大男の鎌が振り下ろされ、赤い炎の斬撃が飛ぶ。
その炎を消し去るように時雨が放った青い炎がぶつかり、強い突風が吹き荒れる。
「兄貴の炎もしのぎやがった!!
くっそー!!あの刀2人いなけりゃ!!」
「!(あの大男が消えた…!まさか沢田君の所へ…!)」
そんな中“なんで何も起きねーんだ!!
壊れてんじゃねーのか?”と苛立ちを隠せない獄寺は何度もリングを嵌め込んでみるものの匣は開かず、何も起きなかった。
「炎をイメージしろ獄寺。
死ぬ気を炎にするイメージ、
覚悟を炎に変えるイメージだ。」
「覚悟を炎にだ?」
「おまえならできるさ、いやできてたんだぜ!
ま……でも今回はオレと時雨にまかせとけ。
ツナも心配だしな……さがってろ獄寺。」
「!てめ!
くっそかっこつけやがって、
10年のハンデがあるからってよ
へっ今回だけはてめーらにくれてやる。
とりあえず見せてみろ」
「おー、こいつで決めるぜ」
山本が匣を2つ空中に投げた時、
突然、ボフンと煙が上がって野球バットを持った先程よりも幼い彼が現れた。
「ん?」
「なっ、なにーーーー!!?」
「!!あなた…!」
同時にランボやイーピン、ハルが煙に包まれ、やがて幼い彼らが現れる。
「!!はあ!!?」
「………まさか、こんな所で…!」
「ミルフィオーレのブラックスペル」
「!?」
「ブラック…スペル…?」
「ランボ君達は私が!
あなた方はブラックスペルを!」
「頼んだぜ時雨!
おまえら、ボンゴレリングからマモンチェーンをはずせ!」
山本の叫びと共に時雨は走り出し
傷付いているランボとイーピンの身体を引き寄せる。
「!!時雨さん!来てくれたんですね!」
「沢田君達も来ています、武君が敵を引き付けている間に早くっ」
視界の端には山本が長髪の男と戦っている様子と
綱吉と獄寺がこちらに向かってくる様子が見え、時雨もいつでも戦えるよう刀を抜く。
「だから言ったじゃないですか、
絶対ツナさん達が助けに来てくれるって」
10年後の髪を切り大人っぽくなったハルと話していると、赤い炎の斬撃が飛んでくるのが見え咄嗟に刀を振るう。
「時雨蒼燕流 守式二の型 花時雨」
刀に青い炎を灯して、赤い炎を突き上げる。
すると青い炎と共に水が赤い炎を包み消し去った。
「んだとぉ!!」
「あの女何を…!」
「今のって時雨蒼燕流か…!?」
「山本とは、別の流派!?」
「時雨!!」
「問題ないわ〜
あのようなか弱い炎は私が鎮火させますから〜」
「なにを…っ!!」
「挑発だ、乗るな野猿」
「あなや、乗ってくれないのね、残念。」
刀に炎を灯したまま眉を下げれば
山本が時雨の前まで下がって、守るように刀と匣を構える。
「おまえ達…よく覚えておけ」
「「!」」
「リングには匣ってのを開ける力がある。」
「!そ…そーか!!
こいつに開いてる穴はそーやって使うんだな」
獄寺が取り出したのは苔まみれの古ぼけた匣であり、どこで手に入れたのか聞けば、10年後の獄寺が持っていた物らしい。
「そーいやあいつ、スゲーの手に入れたって…」
獄寺は早速、ボンゴレリングをその匣に押し込むが、何も起きずに終わる。
「ハハハ!人間の体ってのは血液だけでなく
目に見えない生命エネルギーが波動になって駆け巡ってるんだ。
波動は8種類あって、リングは自分の素質と合致した波動が通過すると、それを高密度エネルギーに変換して生成する…
死ぬ気の炎をな」
山本が匣にリングを嵌めると
匣が勢いよく開いて中から何かが飛び出して長髪の男を襲う。
「す…すごい!!」
「んだありゃ…?」
「沢田君達はランボ君達をお願い。
あなた、私も加勢するわ、相手が2人なら私がいても構わない、そうでしょう?」
「だが…」
「長髪の方はともかく、あの大男はあなたの正体に気づいてるはず、不利になる前に2人で叩いた方がいいと思うわ。」
「……わかった。
頼んだぜ、時雨」
「えぇ、任せて」
刀を構える2人だが、
ふと、イーピンが京子の姿が見えない事に気付いた。
先程の爆風で離れ離れになったのかもしれないと、山本は綱吉に探しに行くよう伝える。
「う…うん!わかった」
「前前言撤回だ野猿、
くだらん雑用任務に転がりこんだ久々の大物だ。
見逃す手はねぇ、手を貸すぞ」
「させない
時雨蒼燕流 守式三の型 催花雨」
大男の鎌が振り下ろされ、赤い炎の斬撃が飛ぶ。
その炎を消し去るように時雨が放った青い炎がぶつかり、強い突風が吹き荒れる。
「兄貴の炎もしのぎやがった!!
くっそー!!あの刀2人いなけりゃ!!」
「!(あの大男が消えた…!まさか沢田君の所へ…!)」
そんな中“なんで何も起きねーんだ!!
壊れてんじゃねーのか?”と苛立ちを隠せない獄寺は何度もリングを嵌め込んでみるものの匣は開かず、何も起きなかった。
「炎をイメージしろ獄寺。
死ぬ気を炎にするイメージ、
覚悟を炎に変えるイメージだ。」
「覚悟を炎にだ?」
「おまえならできるさ、いやできてたんだぜ!
ま……でも今回はオレと時雨にまかせとけ。
ツナも心配だしな……さがってろ獄寺。」
「!てめ!
くっそかっこつけやがって、
10年のハンデがあるからってよ
へっ今回だけはてめーらにくれてやる。
とりあえず見せてみろ」
「おー、こいつで決めるぜ」
山本が匣を2つ空中に投げた時、
突然、ボフンと煙が上がって野球バットを持った先程よりも幼い彼が現れた。
「ん?」
「なっ、なにーーーー!!?」
「!!あなた…!」
同時にランボやイーピン、ハルが煙に包まれ、やがて幼い彼らが現れる。
「!!はあ!!?」
「………まさか、こんな所で…!」