未来編
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リボーンが10年バズーカに当たって以来行方不明となった。
それに続いて綱吉と獄寺も10年バズーカによって10年後の未来へ飛ばされてしまった。
ボンゴレの紋章が描かれた豪華な棺桶の中から始まり、未来の獄寺に託された司令、そしてラル・ミルチとの邂逅。
10年後に飛ばされてから色々と有りすぎる中、
別の場所では………
「ケホッ!
………ここは……森…?」
綱吉からリボーンが消えたと聞いて
外に出た朝陽は、空から降ってきた10年バズーカによって未来に飛ばされた。
辺りは生い茂った木々に囲まれていて
近くには誰かの鞄が無造作に投げ出されていた。
「……(リボーンが消えた事と何か関係が…)」
朝陽は恐る恐るその鞄に手を伸ばし
その中身を確認する。
中身は財布とキーケース、それから白い箱のようなもの、透明の石がついたリングが3つ。
「……私の……免許証……
じゃあ、ここは…本当に……」
財布の中身を見れば、自分の名前が印字された免許証があり、恐らくこの写真は10年後の自分だろう。
朝陽は少し黙り込むと、一つ溜息を吐いて鞄の中に出した物をしまっていく。
ガサッ
「!!」
黙ったまま思考を巡らせていると
背後から気配と草を蹴る音がした。
「朝陽…?」
「おまえは…!!」
ーーーーーーーーーー
ラル・ミルチとボンゴレのアジトに向かいながら、10年後の現状を聞いた。
リボーンを含むアルコバレーノの事、
ボンゴレ本部が壊滅した事、
ミルフィオーレとそのボス、白蘭の事。
白蘭が狙うリングの話をしていた時、
敵に見つかってしまい、暗い夜道を隠れながら進む。
だがゴーラ・モスカの改良版であるストゥラオ・モスカに狙われ銃口を向けられた時、
2つの衝撃波がモスカを襲った。
「鮫衝撃
こいつで1分はかせげるはずだ。」
「…!?」
「助っ人とーじょーっ」
目の前には刀を肩に担いで笑う見覚えのある男と、
綺麗な動作で刀を鞘に納める見覚えのない女。
「ま…まさかおまえ…」
「や…山本!?
(い…今の技って…スクアーロのじゃ…)」
精悍な顔付きと顎についた刀傷
そして上等な黒いスーツに身を包んだ彼は
自分達がよく知る山本より遥かに成長した10年後の山本だった。
「あれ?悪い冗談じゃ…ねーよな。
門外顧問とこの使者を迎えに来たらおまえ達までって…
ん…?でも縮んでねーか?
幻…?妖怪か?」
だがすぐに?を飛ばし、予想外な事を言う彼は間違いなく自分達がよく知る山本だ。
すると、横にいた黒髪の女は口元に手を当ててくすくすと笑った。
「あら、あなた、よくご覧になって〜?
どう見てもこの子達は過去の沢田君達じゃない」
“大事な仲間を忘れるなんて、悪い人”と笑う彼女は藤の花の髪飾りを長い黒髪と共に揺らした。
「!ああ、そっかー!!昔の!
あ……あせったぜ!」
「あ、はは…どーも……
えーっと…その人は…知り合い、ですか?」
綱吉は恐る恐る女性の方を見る。
背丈は自分達より少し小さいものの
優しく垂れた目と穏やかな顔立ちを見る限り年上だろうか…?
少し黄ばんだボロ布から見える白の着物と赤い袴は彼女によく似合っており、大和撫子とはこの人の事を言うのだろうか…と脳の隅で思っていると、山本はその女性の肩を抱いた。
「ああ、そーいやツナ達はまだ会ってなかったな!
こいつは時雨、オレの嫁さん!」
「「…………………嫁…?
………………………………………
嫁ぇえええええ!?!!?」」
「あなや〜、お元気ね〜」
「なー!」
未来の友人による突然の暴露に開いた口が塞がらず、山本と時雨と呼ばれた女性を見比べる。
不意に2人が挙げた左手の薬指にはお揃いの指輪が光っていた。
「結婚してたのー!?」
「可愛いだろ!自慢の嫁さんなんだぜ!
それに結婚なら______」
「あなた、詳しい事はアジトに着いてからにしましょう?この鈍 が起きる前に移動しないと。」
「!そうだな、こんな奴…相手にするだけ損だ。」
それに続いて綱吉と獄寺も10年バズーカによって10年後の未来へ飛ばされてしまった。
ボンゴレの紋章が描かれた豪華な棺桶の中から始まり、未来の獄寺に託された司令、そしてラル・ミルチとの邂逅。
10年後に飛ばされてから色々と有りすぎる中、
別の場所では………
「ケホッ!
………ここは……森…?」
綱吉からリボーンが消えたと聞いて
外に出た朝陽は、空から降ってきた10年バズーカによって未来に飛ばされた。
辺りは生い茂った木々に囲まれていて
近くには誰かの鞄が無造作に投げ出されていた。
「……(リボーンが消えた事と何か関係が…)」
朝陽は恐る恐るその鞄に手を伸ばし
その中身を確認する。
中身は財布とキーケース、それから白い箱のようなもの、透明の石がついたリングが3つ。
「……私の……免許証……
じゃあ、ここは…本当に……」
財布の中身を見れば、自分の名前が印字された免許証があり、恐らくこの写真は10年後の自分だろう。
朝陽は少し黙り込むと、一つ溜息を吐いて鞄の中に出した物をしまっていく。
ガサッ
「!!」
黙ったまま思考を巡らせていると
背後から気配と草を蹴る音がした。
「朝陽…?」
「おまえは…!!」
ーーーーーーーーーー
ラル・ミルチとボンゴレのアジトに向かいながら、10年後の現状を聞いた。
リボーンを含むアルコバレーノの事、
ボンゴレ本部が壊滅した事、
ミルフィオーレとそのボス、白蘭の事。
白蘭が狙うリングの話をしていた時、
敵に見つかってしまい、暗い夜道を隠れながら進む。
だがゴーラ・モスカの改良版であるストゥラオ・モスカに狙われ銃口を向けられた時、
2つの衝撃波がモスカを襲った。
「
こいつで1分はかせげるはずだ。」
「…!?」
「助っ人とーじょーっ」
目の前には刀を肩に担いで笑う見覚えのある男と、
綺麗な動作で刀を鞘に納める見覚えのない女。
「ま…まさかおまえ…」
「や…山本!?
(い…今の技って…スクアーロのじゃ…)」
精悍な顔付きと顎についた刀傷
そして上等な黒いスーツに身を包んだ彼は
自分達がよく知る山本より遥かに成長した10年後の山本だった。
「あれ?悪い冗談じゃ…ねーよな。
門外顧問とこの使者を迎えに来たらおまえ達までって…
ん…?でも縮んでねーか?
幻…?妖怪か?」
だがすぐに?を飛ばし、予想外な事を言う彼は間違いなく自分達がよく知る山本だ。
すると、横にいた黒髪の女は口元に手を当ててくすくすと笑った。
「あら、あなた、よくご覧になって〜?
どう見てもこの子達は過去の沢田君達じゃない」
“大事な仲間を忘れるなんて、悪い人”と笑う彼女は藤の花の髪飾りを長い黒髪と共に揺らした。
「!ああ、そっかー!!昔の!
あ……あせったぜ!」
「あ、はは…どーも……
えーっと…その人は…知り合い、ですか?」
綱吉は恐る恐る女性の方を見る。
背丈は自分達より少し小さいものの
優しく垂れた目と穏やかな顔立ちを見る限り年上だろうか…?
少し黄ばんだボロ布から見える白の着物と赤い袴は彼女によく似合っており、大和撫子とはこの人の事を言うのだろうか…と脳の隅で思っていると、山本はその女性の肩を抱いた。
「ああ、そーいやツナ達はまだ会ってなかったな!
こいつは時雨、オレの嫁さん!」
「「…………………嫁…?
………………………………………
嫁ぇえええええ!?!!?」」
「あなや〜、お元気ね〜」
「なー!」
未来の友人による突然の暴露に開いた口が塞がらず、山本と時雨と呼ばれた女性を見比べる。
不意に2人が挙げた左手の薬指にはお揃いの指輪が光っていた。
「結婚してたのー!?」
「可愛いだろ!自慢の嫁さんなんだぜ!
それに結婚なら______」
「あなた、詳しい事はアジトに着いてからにしましょう?この
「!そうだな、こんな奴…相手にするだけ損だ。」