日常・黒曜・ヴァリアー編
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XANXUSの指にボンゴレリングが嵌められ
6つのリングと共に光りだす。
「こ……これは…!!
力だ!!!とめどなく力があふれやがる!!!
これがボンゴレ後継者の証!!
ついに!!ついに叶ったぞ!!
これでオレはボンゴレの10代目に…」
歓喜に染まるXANXUSだが、次の瞬間
身体に異変が起こり身体中から大量の血を噴き出す。
「がっ」
「!!」
「がはっ」
「ボス!」
「どーしたんだ!?ボス!」
「……確かに」
「「「!!」」」
「確かに零地点突破の氷を溶かすには7つのリングが必要になる、風以外の物がな。」
血塗れになったXANXUSを見つめながら、
朝陽は淡々と語る。
真剣な顔で話を始めた彼女に一同は息を呑み耳を傾けた。
「だが…継承は話が違う。」
「っなら風のリングのよこしなよ!!」
「あげた所でリングは反応しない。
それはなぜか……今まさに、XANXUSの血がボンゴレリングに拒まれたからだ。」
「どういうことだ!?
リングが血を拒んだ!?」
「ぐふっ、ハア…ハア
さぞ…かし…いい気味だろうな!
ぶはっ、ハア、ハア…
……そうだ、オレと老いぼれは血なんて繋がっちゃいねぇ!!!」
血を吐きながら叫ぶXANXUS。
炎を消し、名を呼ぼうとした綱吉の口を塞いで、
朝陽はジッと彼を見つめた。
「……チェルベッロ」
「!はい。」
チェルベッロは何かのボタンを押すと、
モニターからスクアーロの声が響いた。
『おまえの裏切られた悔しさと恨みが…
オレにはわかる…』
「!スクアーロ!!」
「生きてやがったのか…カスザメ……
…………わかる…だと…
てめーに…オレの何がわかる……
知ったような口を…きくんじゃねぇ…」
『いいやわかる!!知ってるぞぉ!!』
「なら言ってみろ!!
オレの何を知っている!ああ?」
『…………』
「言えねーのか!!」
『おまえは下町で生まれ、
生まれながらに炎を宿していた。
そしておまえの母親はその炎を見ておまえが自分とボンゴレ9代目の間に生まれた子供だという妄想にとりつかれたたんだぁ。』
何も知らないXANXUSを9代目と会わせ、
私の息子だと、そのまま引き取られた。
引き取られたXANXUSは9代目の息子だとふてぶてしく育ち、横暴になっていった。
『XANXUS』
『!アサヒ、帰って来てたのか』
『……また部下にキツく当たったと聞いた。
訓練場へ行くぞ』
『ケッ、オレは9代目の_____いっでぇ!!』
『問答無用…さっさと行くぞ』
誰もが平伏す実力と威厳を誇るXANXUSだったが
風の守護者であるアサヒは違った。
直属の上司の息子だとしても関係なく、
思いっきり殴り、首根っこを掴まれて引き摺られて駄々をこねるXANXUSを訓練場でボコボコにしていた。
『相っ変わらず容赦ねぇな…!!』
『……ふっ』
『鼻で笑うんじゃねぇ!!』
だがある日、アサヒは何も言わず消え
荒れ始めたXANXUSは知ってしまった。
自身の母と9代目には何の繋がりもなく、
ただの養子として引き取られていた事に。
それに加え、後継者にはボンゴレの血 が必要な事を。
『オレがおまえを初めて見たのもその頃だ……
一目でかなわねぇと悟った……
そしてその怒りについていくと決めた。
それから半年……』
『老いぼれをひきずりおとし、ボンゴレを手に入れる』
「それが8年前の揺りかごか…」
『これがオレの知ることのすべてだ、
揺りかごの後に調べた。』
「くだらねー………」
「9代目が………裏切られてもおまえを殺さなかったのは…
最後までおまえを受け入れようとしてたからじゃないのか……?」
「綱吉…」
「9代目は血も掟も関係なく誰よりおまえを認めていたはずだよ、だから風の守護者も…おまえを認めて、戦い方を教えたんだ…
そうなんでしょ?姉さん……」
「!……そうだ…
9代目は、XANXUSを本当の息子のように……」
「っるせぇ!!
気色の悪い無償の愛など!!クソの役にも立つか!!
オレが欲しいのはボスの座だけだ!!
カスはオレを崇めてりゃいい!!
オレを讃えてりゃいいんだ!!」
「そんな独り善がりが通じると思っての発言か!!
力だけの独裁政権など、数年も経たずに崩れ落ちる定め!!お前はボンゴレを荒廃させ、9代続いた歴史ある栄光を灰に帰す気か!!」
「なにを___ぐぁっ」
血を吐き続けるXANXUSにリングの適正があるかどうか確認するためチェルベッロが近付くもXANXUSはそれを拒む。
「叶わねーなら道連れだ!!
どいつもこいつもぶっ殺してやる!!」
「XANXUS様!!」
「大さんせーだ、ボス、やろーぜ」
「当初の予定通りだよ」
「どこまでも腐ってやがる、やらせるかよ!」
6つのリングと共に光りだす。
「こ……これは…!!
力だ!!!とめどなく力があふれやがる!!!
これがボンゴレ後継者の証!!
ついに!!ついに叶ったぞ!!
これでオレはボンゴレの10代目に…」
歓喜に染まるXANXUSだが、次の瞬間
身体に異変が起こり身体中から大量の血を噴き出す。
「がっ」
「!!」
「がはっ」
「ボス!」
「どーしたんだ!?ボス!」
「……確かに」
「「「!!」」」
「確かに零地点突破の氷を溶かすには7つのリングが必要になる、風以外の物がな。」
血塗れになったXANXUSを見つめながら、
朝陽は淡々と語る。
真剣な顔で話を始めた彼女に一同は息を呑み耳を傾けた。
「だが…継承は話が違う。」
「っなら風のリングのよこしなよ!!」
「あげた所でリングは反応しない。
それはなぜか……今まさに、XANXUSの血がボンゴレリングに拒まれたからだ。」
「どういうことだ!?
リングが血を拒んだ!?」
「ぐふっ、ハア…ハア
さぞ…かし…いい気味だろうな!
ぶはっ、ハア、ハア…
……そうだ、オレと老いぼれは血なんて繋がっちゃいねぇ!!!」
血を吐きながら叫ぶXANXUS。
炎を消し、名を呼ぼうとした綱吉の口を塞いで、
朝陽はジッと彼を見つめた。
「……チェルベッロ」
「!はい。」
チェルベッロは何かのボタンを押すと、
モニターからスクアーロの声が響いた。
『おまえの裏切られた悔しさと恨みが…
オレにはわかる…』
「!スクアーロ!!」
「生きてやがったのか…カスザメ……
…………わかる…だと…
てめーに…オレの何がわかる……
知ったような口を…きくんじゃねぇ…」
『いいやわかる!!知ってるぞぉ!!』
「なら言ってみろ!!
オレの何を知っている!ああ?」
『…………』
「言えねーのか!!」
『おまえは下町で生まれ、
生まれながらに炎を宿していた。
そしておまえの母親はその炎を見ておまえが自分とボンゴレ9代目の間に生まれた子供だという妄想にとりつかれたたんだぁ。』
何も知らないXANXUSを9代目と会わせ、
私の息子だと、そのまま引き取られた。
引き取られたXANXUSは9代目の息子だとふてぶてしく育ち、横暴になっていった。
『XANXUS』
『!アサヒ、帰って来てたのか』
『……また部下にキツく当たったと聞いた。
訓練場へ行くぞ』
『ケッ、オレは9代目の_____いっでぇ!!』
『問答無用…さっさと行くぞ』
誰もが平伏す実力と威厳を誇るXANXUSだったが
風の守護者であるアサヒは違った。
直属の上司の息子だとしても関係なく、
思いっきり殴り、首根っこを掴まれて引き摺られて駄々をこねるXANXUSを訓練場でボコボコにしていた。
『相っ変わらず容赦ねぇな…!!』
『……ふっ』
『鼻で笑うんじゃねぇ!!』
だがある日、アサヒは何も言わず消え
荒れ始めたXANXUSは知ってしまった。
自身の母と9代目には何の繋がりもなく、
ただの養子として引き取られていた事に。
それに加え、後継者には
『オレがおまえを初めて見たのもその頃だ……
一目でかなわねぇと悟った……
そしてその怒りについていくと決めた。
それから半年……』
『老いぼれをひきずりおとし、ボンゴレを手に入れる』
「それが8年前の揺りかごか…」
『これがオレの知ることのすべてだ、
揺りかごの後に調べた。』
「くだらねー………」
「9代目が………裏切られてもおまえを殺さなかったのは…
最後までおまえを受け入れようとしてたからじゃないのか……?」
「綱吉…」
「9代目は血も掟も関係なく誰よりおまえを認めていたはずだよ、だから風の守護者も…おまえを認めて、戦い方を教えたんだ…
そうなんでしょ?姉さん……」
「!……そうだ…
9代目は、XANXUSを本当の息子のように……」
「っるせぇ!!
気色の悪い無償の愛など!!クソの役にも立つか!!
オレが欲しいのはボスの座だけだ!!
カスはオレを崇めてりゃいい!!
オレを讃えてりゃいいんだ!!」
「そんな独り善がりが通じると思っての発言か!!
力だけの独裁政権など、数年も経たずに崩れ落ちる定め!!お前はボンゴレを荒廃させ、9代続いた歴史ある栄光を灰に帰す気か!!」
「なにを___ぐぁっ」
血を吐き続けるXANXUSにリングの適正があるかどうか確認するためチェルベッロが近付くもXANXUSはそれを拒む。
「叶わねーなら道連れだ!!
どいつもこいつもぶっ殺してやる!!」
「XANXUS様!!」
「大さんせーだ、ボス、やろーぜ」
「当初の予定通りだよ」
「どこまでも腐ってやがる、やらせるかよ!」