日常・黒曜・ヴァリアー編
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トドメを刺したはずの綱吉が手を伸ばしている、
銃口を下に向けて空中へと逃げるが、
既に目の前には綱吉が迫っていて、気付いたときには強烈な痛みが走っていた。
「XANXUSのスピードに……」
「追いついてる!!」
XANXUSも反撃しようと銃口を向けるが、
綱吉に背後を取られ強く殴られた。
「いったいどーなってんだ、まるで動きが違う!!」
「綱吉は綱吉で零地点突破に行き着いた。
そしてあの子自身の零地点突破は………」
『おのれ!!
炎の鉄槌 !!!』
XANXUSの猛撃は構えを取った綱吉の手の中に吸収され、綱吉の炎を増幅させた。
「敵の力を吸収し、自身の力に変える物。
綱吉が編み出した死ぬ気の零地点突破改は
全てを包容する大空をそのまま再現しているみたいだな。」
“やっぱり私の弟分は最高だ”と自慢気に笑えば
いつの間にか肩に乗っていたリボーンも笑った。
『こんなことが…こんなことが…
あるわけがねえ!!!』
XANXUSと綱吉がぶつかり合うが
力を吸収した綱吉の方が勝っていて、
校舎の方へ殴り飛ばされた。
『このオレがまがいモノの零地点突破ごときに
あんなカスごときに…くそが……
くそが!!ド畜生がぁ!!!』
土煙の中、怒りの咆哮が轟く。
怒りを顕にしたXANXUSの顔には痣のようなものが広がっていて、気迫に満ちていた。
「XA……XANXUSの顔が……」
「古傷…?」
『ぶっ殺す!!!!』
XANXUSの憤怒の炎が増幅し
より凶悪な雰囲気になり、強烈な熱風が綱吉を襲った。
「あれは怒りだぁ……」
「!?こ…この声!!!」
「ディーノ!……と…?」
XANXUSの雰囲気に戸惑っていると
後ろからディーノと車椅子に乗り、銃口を突き付けられた男…山本と戦い死んだと思われていたスクアーロが来ていた。
「…そんな…!
信じ…られない…!生きていたなんて!!
スクアーロ!!」
「XANXUS側の雨の守護者か、
鮫に喰われていたと聞いていたが…
ディーノが保護してたのか」
山本を救う為に潜ませていた部下により
救われたスクアーロだが既に致命傷を負っていた。
キャバッローネが腕の立つ医者と設備の整った病院を探し、大きい手術を受けたおかげでスクアーロは無事生き延びたのだとディーノは言う。
「!あなたはスクアーロ!!」
「待てチェルベッロ。
この様子じゃいきなりフィールドにぶっ込むのは無理がある、観覧席でいいだろう?」
「わかって…おりました……」
「……」
「テメェは……」
「私は守沢朝陽。
沢田綱吉の風の守護者だ。」
「!……テメェが…」
スクアーロは朝陽を一瞥し、
ディスプレイに映るXANXUSを見て口角を上げた。
「いいぞぉ…………
その怒りがお前を強くする。
その怒りこそがおまえの野望を現実にする力だ。
その怒りにオレは憧れ、ついてきた。」
怒りに染まったXANXUSは綱吉の攻撃を受けても、それを気にせず銃口を向ける。
咄嗟に構えを取るが、あまりに強烈な炎には綱吉も避けざるを得なかった。
「よけた!?」
「あの炎圧じゃ、吸収しても綱吉がダメになってしまう、今のXANXUSの炎は相当危険だ…だがな…」
『………』
「ツナ!!何をする気だ!?」
銃を捨てたXANXUSと綱吉が取っ組み合い、
XANXUSの手に憤怒の炎が灯される。
「あの炎を受けてたつ気か!?」
「だがあの体制では零地点突破すら……!」
「終わりだぁ」
2人は憤怒の炎に包まれ、
やがてそれによって吹き荒れる煙に包まれた。
「ツナ……」
「沢田殿!!」
しばらくすると煙が晴れていき、
一人の人影が浮かんでくる。
それはXANXUSであり、傷だらけでありながらも確かにその足で立っていた。
顔を青褪めるみんなだが、
リボーンと朝陽だけは真っ直ぐとそれを見ていた。
「よくやった綱吉」
「え……?」
「奴の手を見ろ」
「手……?」
ディスプレイに映るXANXUSの手は氷のようなものに覆われており、XANXUSとスクアーロは見覚えがあるのかその現象に目を見開いた。
『これは……』
「ツナ!!」
「あれこそ、初代の妻が考案し、
初代があみだした死ぬ気の零地点突破。
炎とは真逆の氷で死ぬ気の炎を封じるものだ。」
『そんな、バカな…こんなことが!!!
なぜだ!!ありえん!!
おまえみてぇなカスにボンゴレの奥義など…!!』
『そのキズ……
お前が前にも全身に零地点突破を受けた証拠。』
「なに!?」
「……」
『もうおまえの拳に炎が灯されることはない…
お前の負けだ、XANXUS。』
『ふふふ、何を言い出すかと思えば!
ふざけやがって!!』
銃口を下に向けて空中へと逃げるが、
既に目の前には綱吉が迫っていて、気付いたときには強烈な痛みが走っていた。
「XANXUSのスピードに……」
「追いついてる!!」
XANXUSも反撃しようと銃口を向けるが、
綱吉に背後を取られ強く殴られた。
「いったいどーなってんだ、まるで動きが違う!!」
「綱吉は綱吉で零地点突破に行き着いた。
そしてあの子自身の零地点突破は………」
『おのれ!!
XANXUSの猛撃は構えを取った綱吉の手の中に吸収され、綱吉の炎を増幅させた。
「敵の力を吸収し、自身の力に変える物。
綱吉が編み出した死ぬ気の零地点突破改は
全てを包容する大空をそのまま再現しているみたいだな。」
“やっぱり私の弟分は最高だ”と自慢気に笑えば
いつの間にか肩に乗っていたリボーンも笑った。
『こんなことが…こんなことが…
あるわけがねえ!!!』
XANXUSと綱吉がぶつかり合うが
力を吸収した綱吉の方が勝っていて、
校舎の方へ殴り飛ばされた。
『このオレがまがいモノの零地点突破ごときに
あんなカスごときに…くそが……
くそが!!ド畜生がぁ!!!』
土煙の中、怒りの咆哮が轟く。
怒りを顕にしたXANXUSの顔には痣のようなものが広がっていて、気迫に満ちていた。
「XA……XANXUSの顔が……」
「古傷…?」
『ぶっ殺す!!!!』
XANXUSの憤怒の炎が増幅し
より凶悪な雰囲気になり、強烈な熱風が綱吉を襲った。
「あれは怒りだぁ……」
「!?こ…この声!!!」
「ディーノ!……と…?」
XANXUSの雰囲気に戸惑っていると
後ろからディーノと車椅子に乗り、銃口を突き付けられた男…山本と戦い死んだと思われていたスクアーロが来ていた。
「…そんな…!
信じ…られない…!生きていたなんて!!
スクアーロ!!」
「XANXUS側の雨の守護者か、
鮫に喰われていたと聞いていたが…
ディーノが保護してたのか」
山本を救う為に潜ませていた部下により
救われたスクアーロだが既に致命傷を負っていた。
キャバッローネが腕の立つ医者と設備の整った病院を探し、大きい手術を受けたおかげでスクアーロは無事生き延びたのだとディーノは言う。
「!あなたはスクアーロ!!」
「待てチェルベッロ。
この様子じゃいきなりフィールドにぶっ込むのは無理がある、観覧席でいいだろう?」
「わかって…おりました……」
「……」
「テメェは……」
「私は守沢朝陽。
沢田綱吉の風の守護者だ。」
「!……テメェが…」
スクアーロは朝陽を一瞥し、
ディスプレイに映るXANXUSを見て口角を上げた。
「いいぞぉ…………
その怒りがお前を強くする。
その怒りこそがおまえの野望を現実にする力だ。
その怒りにオレは憧れ、ついてきた。」
怒りに染まったXANXUSは綱吉の攻撃を受けても、それを気にせず銃口を向ける。
咄嗟に構えを取るが、あまりに強烈な炎には綱吉も避けざるを得なかった。
「よけた!?」
「あの炎圧じゃ、吸収しても綱吉がダメになってしまう、今のXANXUSの炎は相当危険だ…だがな…」
『………』
「ツナ!!何をする気だ!?」
銃を捨てたXANXUSと綱吉が取っ組み合い、
XANXUSの手に憤怒の炎が灯される。
「あの炎を受けてたつ気か!?」
「だがあの体制では零地点突破すら……!」
「終わりだぁ」
2人は憤怒の炎に包まれ、
やがてそれによって吹き荒れる煙に包まれた。
「ツナ……」
「沢田殿!!」
しばらくすると煙が晴れていき、
一人の人影が浮かんでくる。
それはXANXUSであり、傷だらけでありながらも確かにその足で立っていた。
顔を青褪めるみんなだが、
リボーンと朝陽だけは真っ直ぐとそれを見ていた。
「よくやった綱吉」
「え……?」
「奴の手を見ろ」
「手……?」
ディスプレイに映るXANXUSの手は氷のようなものに覆われており、XANXUSとスクアーロは見覚えがあるのかその現象に目を見開いた。
『これは……』
「ツナ!!」
「あれこそ、初代の妻が考案し、
初代があみだした死ぬ気の零地点突破。
炎とは真逆の氷で死ぬ気の炎を封じるものだ。」
『そんな、バカな…こんなことが!!!
なぜだ!!ありえん!!
おまえみてぇなカスにボンゴレの奥義など…!!』
『そのキズ……
お前が前にも全身に零地点突破を受けた証拠。』
「なに!?」
「……」
『もうおまえの拳に炎が灯されることはない…
お前の負けだ、XANXUS。』
『ふふふ、何を言い出すかと思えば!
ふざけやがって!!』