日常・黒曜・ヴァリアー編
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獄寺はレヴィを難なく撃破しリングの回収とランボの解毒を成功させた。
雲雀もベルフェゴールとの戦いで重傷を負うも退かせる事に成功している。
だが綱吉の方は劣勢となっていて、
スピードが上がったXANXUSに攻撃され
挙句の果てに怒りの爆発 という連射技によって直撃を受けてしまった。
「あの服、レオン特製か?」
「そうだぞ。
レオンが服にしたおまけのおかげで助かったな、ツナのベストだけ10倍の厚みにしてくれたぞ」
「だが、今ので吹き飛んだぞ、
しかもXANXUSはまだ余裕だぜコラ!」
「次のラッキーは…もうねーぞ」
「綱吉もよくわかってるだろうさ」
綱吉は手を輪のように合わせると
大量の炎を放出した。
「朝陽は知ってるか」
「記憶はあるからね、懐かしく感じるよ。
死ぬ気の零地点突破」
やがてその炎は不規則に、
ノッキングのように動き始め、余裕そうに見ていたXANXUSもその表情を焦りに変え綱吉を殴り、銃弾を放つ。
ボロボロになっていく綱吉はやがて
XANXUSの一撃によって地面に倒れた。
「……あ!!」
「死ぬ気の炎が……」
「「……………!!」」
「………………」
「くそっ」
「何を勝手に諦めている、
あの子はまだ諦め てない」
トドメを刺そうとするXANXUSだが
綱吉の額に炎が灯ったことに気付き動きを止める。
瞬間、綱吉の死ぬ気の炎が燃え上がった。
『なに!?』
「「!!」」
「リボーンさん!!」
「ああ、成功だな、死ぬ気の零地点突破」
死ぬ気の零地点突破
死ぬ気じゃない通常の姿を0とし
死ぬ気になって炎を出してる時をプラスとした場合
それとは真逆のマイナス状態になる境地の事。
「マイナス……?
つまり何もしてない時より更に死ぬ気が空っぽってことか?」
「その通り。
空になった分、敵の攻撃を受けても
それを吸収して無かった事にできる。
綱吉は今のXANXUSの攻撃を吸収して
自分の能力に変換したんだ。
さっき不規則に動いていた炎については
ノッキングする事でプラスと0を行き来しつつマイナスに行くタイミングを計るため。
(あとは超直感 が導いてくれるからな、ゆっくり見極めろ綱吉)」
綱吉の技を嗤い、死ぬ気の零地点突破はそんなものではないと言い切ったXANXUS。
最強と謳われた初代ボンゴレボスが使ったとされるボンゴレの奥義が使用者にダメージを残す技にするわけがない。
そう言われた途端、綱吉の脳内に声が響いた。
『大空ならば敵の技くらい受け止めて
自分の物にしてみせよ。
今の貴様にはそれができよう、何せ貴様は_____』
「朝陽殿!XANXUSが言ってる事は…!!」
「まぁ、本当だな」
「っ!!」
「本来、死ぬ気の零地点突破は“技”ではなく死ぬ気の真逆を行く“境地”だ。」
「境地?」
「記憶によれば…
それを考案したのは初代ボンゴレボスの妻だ らしい」
「妻?初代ボンゴレボスではなく?」
「そうだ、初代の妻は終始、表舞台に立つことはなかったが、初代が迷走した時には必ず隣に立って背中を押していたそうだ。
だから、その2人の血を持つ綱吉なら
必ず答えを見つけ出せる。」
銃を向けるXANXUSと不思議な構えを取る綱吉。
朝陽は目を細めゆっくり口角を上げた。
『次はうまくやってみせる』
「ほら、どれだけ遠縁になっても血は争えない。
ほんと、そっくりだ……」
『死ぬ気の零地点突破 改』
「改?」
「構えが変わった!」
「一体、何をする気だ?」
『ふっ、まだ零地点突破とぬかしやがるか…
何度ハッタリをかませば気が済む。
本物の零地点突破にそんな構えはねえ!!!』
「………」
『オレはオレの零地点突破を貫くだけだ。』
『まったくこざかしいカスだ
二度とその技の名を言えぬようカッ消してやる。
次元の差を…思い知れ!!』
XANXUSの攻撃は留まることを知らず
強力な炎が綱吉襲う。
『よく残ったと言いてーがやはりダメージを吸収しきれてねぇ、何が改だ、話にならんな。
炎の蕾 !!!』
『ぐあぁ!!』
『ああ?どーした?
もう飛ぶ力すら残ってないか!?』
綱吉を襲う炎は止まらず、
XANXUSの嗤い声と銃声が響き渡る。
確実に殺しにかかっているそれには朝陽も眉を顰めた。
『ふはははは!!
絶望を味わえクソモドキが!!
気に食わねぇ風の守護者の女諸共カッ消してやる!!』
XANXUSはそう言うも、渦中にいる綱吉の橙に光る瞳を見て、歯を食いしばる。
その表情は怒りに染まっていた。
『どいつもこいつもカスの分際で!!
オレに楯突くんじゃねぇ!!!
決別の一撃 !!!』
二丁の拳銃から今までより大きな炎が集まり
巨大な光球となって綱吉に放たれる。
瞬間大きな爆発が起きた。
「さわ_____」
「大丈夫、」
「!!」
「綱吉なら大丈夫」
地面に降り立ったXANXUS。
途端、後ろから何かが燃え上がる音がした。
『!!!』
『今度はオレの番だ、XANXUS』
雲雀もベルフェゴールとの戦いで重傷を負うも退かせる事に成功している。
だが綱吉の方は劣勢となっていて、
スピードが上がったXANXUSに攻撃され
挙句の果てに
「あの服、レオン特製か?」
「そうだぞ。
レオンが服にしたおまけのおかげで助かったな、ツナのベストだけ10倍の厚みにしてくれたぞ」
「だが、今ので吹き飛んだぞ、
しかもXANXUSはまだ余裕だぜコラ!」
「次のラッキーは…もうねーぞ」
「綱吉もよくわかってるだろうさ」
綱吉は手を輪のように合わせると
大量の炎を放出した。
「朝陽は知ってるか」
「記憶はあるからね、懐かしく感じるよ。
死ぬ気の零地点突破」
やがてその炎は不規則に、
ノッキングのように動き始め、余裕そうに見ていたXANXUSもその表情を焦りに変え綱吉を殴り、銃弾を放つ。
ボロボロになっていく綱吉はやがて
XANXUSの一撃によって地面に倒れた。
「……あ!!」
「死ぬ気の炎が……」
「「……………!!」」
「………………」
「くそっ」
「何を勝手に諦めている、
あの子はまだ
トドメを刺そうとするXANXUSだが
綱吉の額に炎が灯ったことに気付き動きを止める。
瞬間、綱吉の死ぬ気の炎が燃え上がった。
『なに!?』
「「!!」」
「リボーンさん!!」
「ああ、成功だな、死ぬ気の零地点突破」
死ぬ気の零地点突破
死ぬ気じゃない通常の姿を0とし
死ぬ気になって炎を出してる時をプラスとした場合
それとは真逆のマイナス状態になる境地の事。
「マイナス……?
つまり何もしてない時より更に死ぬ気が空っぽってことか?」
「その通り。
空になった分、敵の攻撃を受けても
それを吸収して無かった事にできる。
綱吉は今のXANXUSの攻撃を吸収して
自分の能力に変換したんだ。
さっき不規則に動いていた炎については
ノッキングする事でプラスと0を行き来しつつマイナスに行くタイミングを計るため。
(あとは
綱吉の技を嗤い、死ぬ気の零地点突破はそんなものではないと言い切ったXANXUS。
最強と謳われた初代ボンゴレボスが使ったとされるボンゴレの奥義が使用者にダメージを残す技にするわけがない。
そう言われた途端、綱吉の脳内に声が響いた。
『大空ならば敵の技くらい受け止めて
自分の物にしてみせよ。
今の貴様にはそれができよう、何せ貴様は_____』
「朝陽殿!XANXUSが言ってる事は…!!」
「まぁ、本当だな」
「っ!!」
「本来、死ぬ気の零地点突破は“技”ではなく死ぬ気の真逆を行く“境地”だ。」
「境地?」
「記憶によれば…
それを考案したのは初代ボンゴレボスの妻だ らしい」
「妻?初代ボンゴレボスではなく?」
「そうだ、初代の妻は終始、表舞台に立つことはなかったが、初代が迷走した時には必ず隣に立って背中を押していたそうだ。
だから、その2人の血を持つ綱吉なら
必ず答えを見つけ出せる。」
銃を向けるXANXUSと不思議な構えを取る綱吉。
朝陽は目を細めゆっくり口角を上げた。
『次はうまくやってみせる』
「ほら、どれだけ遠縁になっても血は争えない。
ほんと、そっくりだ……」
『死ぬ気の零地点突破 改』
「改?」
「構えが変わった!」
「一体、何をする気だ?」
『ふっ、まだ零地点突破とぬかしやがるか…
何度ハッタリをかませば気が済む。
本物の零地点突破にそんな構えはねえ!!!』
「………」
『オレはオレの零地点突破を貫くだけだ。』
『まったくこざかしいカスだ
二度とその技の名を言えぬようカッ消してやる。
次元の差を…思い知れ!!』
XANXUSの攻撃は留まることを知らず
強力な炎が綱吉襲う。
『よく残ったと言いてーがやはりダメージを吸収しきれてねぇ、何が改だ、話にならんな。
『ぐあぁ!!』
『ああ?どーした?
もう飛ぶ力すら残ってないか!?』
綱吉を襲う炎は止まらず、
XANXUSの嗤い声と銃声が響き渡る。
確実に殺しにかかっているそれには朝陽も眉を顰めた。
『ふはははは!!
絶望を味わえクソモドキが!!
気に食わねぇ風の守護者の女諸共カッ消してやる!!』
XANXUSはそう言うも、渦中にいる綱吉の橙に光る瞳を見て、歯を食いしばる。
その表情は怒りに染まっていた。
『どいつもこいつもカスの分際で!!
オレに楯突くんじゃねぇ!!!
二丁の拳銃から今までより大きな炎が集まり
巨大な光球となって綱吉に放たれる。
瞬間大きな爆発が起きた。
「さわ_____」
「大丈夫、」
「!!」
「綱吉なら大丈夫」
地面に降り立ったXANXUS。
途端、後ろから何かが燃え上がる音がした。
『!!!』
『今度はオレの番だ、XANXUS』