日常・黒曜・ヴァリアー編
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翌日・夜
並中への道中、獄寺達と合流し、
4人で並中へと向かっていると後ろからバジルが駆け寄ってきた。
「そういえば朝陽殿とははじめましてですよね、拙者はバジルと言います、よろしくお願いします」
「守沢朝陽、よろしくね。
家光の野郎の部下なんだってな、こき使われてない?何かされたら私に言うんだよ?すぐに乗り込んで吹っ飛ばすから」
「い、いえ!親方様にはお世話になりっぱなしで……(朝陽殿…もしかしてディーノ殿だけでなく親方様にもキツく当たるタイプ…?)」
「ならいいが……
それより当の家光は何をしているんだ
門外顧問のトップだろうに」
「あ、その事なんですが…
どうやら偽物の9代目によってボンゴレから出られないそうなんです…」
「結構念入りだな。
周りに手を出せない状況を作り出して
確実に私達を潰すようにしている。」
「XANXUSが風の守護者であるあなたを潰すとは思えませんが…」
「どうだろうね、私は完全に綱吉側についてるし、風の守護者関係なく潰すだろうさ。
まぁこの勝負は綱吉が勝つだろうけど!!」
あっはっは!と笑えば、
“そーっスよね!!”と獄寺が目を輝かせて頷いた。
「第一、10代目以外にボンゴレのボスがつとまる奴なんていねーっスよ!!」
「!
あの…ディーノ殿から聞いた話なのですが…
揺りかご以前、ボンゴレの次期ボス候補は沢田殿も含め5人いたらしいです。
そしてその中でも年長の3人は誰もがボスの器に充分な才能に恵まれていましたが、9代目と門外顧問を除く上層部の全員が支持したのはXANXUSだったそうです……………
それほどXANXUSのボスとしての資質は
圧倒的だと……」
「おいその恵まれた3人に10代目は…?」
「入っていません…」
バジルは暗い顔をしているが
それとは対照的に4人は納得の顔で頷いていた。
「いいか新入り。
10代目ってお人はすごすぎて
わかる奴にしかわかんねーのさ」
「そうとも言えるな。
だがあの子のスゴさは単純に身近過ぎて
みんな見逃してるだけなんだ。
灯台下暗しってやつな。
あーぁ、私だけが知っていた綱吉のスゴイ所がこんなに広まっちゃった…姉さん寂しい」
「独り占めは無しっスよ朝陽さん!」
「私の可愛くてカッコいい綱吉が〜〜!!
って、嘆きたい所なんだけど…
姉貴分としては嬉しいんだ」
「うれしい、とは?」
「だって、学校ではあの子、
ダメツナ、なんて呼ばれているんだろう?
そんなあの子にこんなにカッコよくて頼れる友達と先輩ができた。
あの子自身も明るくなった。
小さい頃から育った弟分の成長を目の当たりにできたんだ、嬉しくないはずがない。
まぁ、寂しくはあるけどさ」
“でも仲良くしてくれてありがとう”
優しく微笑んだ彼女はいつもの太陽に似たものではなく、月明かりに似た美しさと安心感があり、思わず見惚れてしまった。
「さて、奴らも来ている。
……気を引き締めて行くぞ」
「「「はい!!/おう!!」」」
だが何かを感じ取ったのか、朝陽は真剣な顔付きになって3人の背中を押す。
並中に着けば、凄まじい熱気が中庭から溢れていて、その中心には凶悪な笑みを浮かべたXANXUSが立っていた。
「向こうも体調はいいみてーだな」
「「「!!」」」
「XANXUS……」
「来たか、カス……」
綱吉とリボーンも合流し、
チェルベッロもどこからともなく現れる。
さらにクロームと雲雀も合流し、
ヴァリアー側もベルフェゴールとレヴィ、そして鳥籠のような物に閉じ込められたマーモンも合流した。
「もっとソフトにお願い〜〜〜〜!!!
超重症なのよ!!」
死んだかに思われていたルッスーリアは
ガチガチに固定されたままベッドごと運ばれて
意識を取り戻し、まだ万全とは言えないランボも呼吸器を着けたままチェルベッロに抱えられて来た。
「強制招集をかけた理由は他でもありません。
大空戦では風を除いた6つのリングと守護者の命をかけていただくからです。」
並中への道中、獄寺達と合流し、
4人で並中へと向かっていると後ろからバジルが駆け寄ってきた。
「そういえば朝陽殿とははじめましてですよね、拙者はバジルと言います、よろしくお願いします」
「守沢朝陽、よろしくね。
家光の野郎の部下なんだってな、こき使われてない?何かされたら私に言うんだよ?すぐに乗り込んで吹っ飛ばすから」
「い、いえ!親方様にはお世話になりっぱなしで……(朝陽殿…もしかしてディーノ殿だけでなく親方様にもキツく当たるタイプ…?)」
「ならいいが……
それより当の家光は何をしているんだ
門外顧問のトップだろうに」
「あ、その事なんですが…
どうやら偽物の9代目によってボンゴレから出られないそうなんです…」
「結構念入りだな。
周りに手を出せない状況を作り出して
確実に私達を潰すようにしている。」
「XANXUSが風の守護者であるあなたを潰すとは思えませんが…」
「どうだろうね、私は完全に綱吉側についてるし、風の守護者関係なく潰すだろうさ。
まぁこの勝負は綱吉が勝つだろうけど!!」
あっはっは!と笑えば、
“そーっスよね!!”と獄寺が目を輝かせて頷いた。
「第一、10代目以外にボンゴレのボスがつとまる奴なんていねーっスよ!!」
「!
あの…ディーノ殿から聞いた話なのですが…
揺りかご以前、ボンゴレの次期ボス候補は沢田殿も含め5人いたらしいです。
そしてその中でも年長の3人は誰もがボスの器に充分な才能に恵まれていましたが、9代目と門外顧問を除く上層部の全員が支持したのはXANXUSだったそうです……………
それほどXANXUSのボスとしての資質は
圧倒的だと……」
「おいその恵まれた3人に10代目は…?」
「入っていません…」
バジルは暗い顔をしているが
それとは対照的に4人は納得の顔で頷いていた。
「いいか新入り。
10代目ってお人はすごすぎて
わかる奴にしかわかんねーのさ」
「そうとも言えるな。
だがあの子のスゴさは単純に身近過ぎて
みんな見逃してるだけなんだ。
灯台下暗しってやつな。
あーぁ、私だけが知っていた綱吉のスゴイ所がこんなに広まっちゃった…姉さん寂しい」
「独り占めは無しっスよ朝陽さん!」
「私の可愛くてカッコいい綱吉が〜〜!!
って、嘆きたい所なんだけど…
姉貴分としては嬉しいんだ」
「うれしい、とは?」
「だって、学校ではあの子、
ダメツナ、なんて呼ばれているんだろう?
そんなあの子にこんなにカッコよくて頼れる友達と先輩ができた。
あの子自身も明るくなった。
小さい頃から育った弟分の成長を目の当たりにできたんだ、嬉しくないはずがない。
まぁ、寂しくはあるけどさ」
“でも仲良くしてくれてありがとう”
優しく微笑んだ彼女はいつもの太陽に似たものではなく、月明かりに似た美しさと安心感があり、思わず見惚れてしまった。
「さて、奴らも来ている。
……気を引き締めて行くぞ」
「「「はい!!/おう!!」」」
だが何かを感じ取ったのか、朝陽は真剣な顔付きになって3人の背中を押す。
並中に着けば、凄まじい熱気が中庭から溢れていて、その中心には凶悪な笑みを浮かべたXANXUSが立っていた。
「向こうも体調はいいみてーだな」
「「「!!」」」
「XANXUS……」
「来たか、カス……」
綱吉とリボーンも合流し、
チェルベッロもどこからともなく現れる。
さらにクロームと雲雀も合流し、
ヴァリアー側もベルフェゴールとレヴィ、そして鳥籠のような物に閉じ込められたマーモンも合流した。
「もっとソフトにお願い〜〜〜〜!!!
超重症なのよ!!」
死んだかに思われていたルッスーリアは
ガチガチに固定されたままベッドごと運ばれて
意識を取り戻し、まだ万全とは言えないランボも呼吸器を着けたままチェルベッロに抱えられて来た。
「強制招集をかけた理由は他でもありません。
大空戦では風を除いた6つのリングと守護者の命をかけていただくからです。」