ファイル島編
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その年の夏は地球全体がおかしかった
東南アジアでは全く雨が降らず水田が枯れ…
中東では大雨による洪水が発生…
アメリカでは記録的な冷夏に…
サマーキャンプにいた8人は
何も知らずにいた……
それが誰も知らない世界への
冒険のハジマリになることを……
ーーーーーーーーーー
「…………」
暁 律
御台場小学校二年生
ポロンと鳴らしていたハープに
一つの白い物が落ちてくる。
手に取ってみると
それはすぐに溶けたが、どうも冷たい。
その白い物は空からどんどん降ってきて
やがて強い物になって行く。
「律!!避難するぞ!!」
「………太一…」
律は幼馴染の八神太一に手を引かれ、山奥にある小さな社に6人の子供たちと身を潜めた。
「やーっと止んだみたいだな!」
八神太一
御台場小学校五年生
「あはは!雪だ!すごーい!!」
高石タケル
河田小学校二年生
「おい、タケル!気をつけろ!」
石田ヤマト
御台場小学校五年生
「うぅ…寒いわね…夏とは思えない…」
武之内空
御台場小学校五年生
「早く大人がいる所に戻ろう?
ここにいつまでもいると……」
城戸丈
御台場小学校六年生
「きゃー!!キレー!!」
太刀川ミミ
御台場小学校四年生
「ダメか…吹雪止んだら
電波届くと思ったのになぁ…」
泉光子郎 御台場小学校四年生
「「「うわぁ!!」」」
「光子郎ー!律ー!
早く来いよー!!」
「………」
「律さん、行きましょうか」
光子郎に手を引かれ、
雪が積もった外に出れば
空にオーロラが現れていた。
「キレー!ロマンチックー!」
「あ、あれは…!!」
「オーロラよ!」
「初めて見たぜー!」
「すごいよね!」
「そんな変ですよ!
日本でオーロラなんて!」
「そうなんだよね…」
「は、早く大人たちのいるキャンプ場の方に戻らなきゃ!」
「そうだな、
風邪引いちゃつまんねーしな」
律も皆に習ってオーロラを見ていると、その奥の方で緑色の渦が現れたのが見えた。
「………太一」
「ん、どうした律?」
「……あれ」
横にいた太一の手を取り、
それを教えると、その渦の中から 8つの光が目の前に勢いよく落ちてきた。
「「「!?」」」
「みんな!怪我はない!?」
「なんとかな…」
「ビックリした…」
「律、怪我ないか?」
「………ない」
「い、一体…」
「隕石…?……え!?」
光子郎が落ちてきた所を覗くと
そこから光が溢れ、目の前まで浮かんでくる。
それを掴み見てみると、水色の小さな機械が手に収まっていた。
「何…これ…?」
「ポケベルでも、携帯でもないし…」
「………誰」
「え?」
律がボソッと呟くと、
山のはずなのに大きな津波が現れ
子供たちを飲み込む。
「「「うわあああああ!!?」」」
『________』
東南アジアでは全く雨が降らず水田が枯れ…
中東では大雨による洪水が発生…
アメリカでは記録的な冷夏に…
サマーキャンプにいた8人は
何も知らずにいた……
それが誰も知らない世界への
冒険のハジマリになることを……
ーーーーーーーーーー
「…………」
暁 律
御台場小学校二年生
ポロンと鳴らしていたハープに
一つの白い物が落ちてくる。
手に取ってみると
それはすぐに溶けたが、どうも冷たい。
その白い物は空からどんどん降ってきて
やがて強い物になって行く。
「律!!避難するぞ!!」
「………太一…」
律は幼馴染の八神太一に手を引かれ、山奥にある小さな社に6人の子供たちと身を潜めた。
「やーっと止んだみたいだな!」
八神太一
御台場小学校五年生
「あはは!雪だ!すごーい!!」
高石タケル
河田小学校二年生
「おい、タケル!気をつけろ!」
石田ヤマト
御台場小学校五年生
「うぅ…寒いわね…夏とは思えない…」
武之内空
御台場小学校五年生
「早く大人がいる所に戻ろう?
ここにいつまでもいると……」
城戸丈
御台場小学校六年生
「きゃー!!キレー!!」
太刀川ミミ
御台場小学校四年生
「ダメか…吹雪止んだら
電波届くと思ったのになぁ…」
泉光子郎 御台場小学校四年生
「「「うわぁ!!」」」
「光子郎ー!律ー!
早く来いよー!!」
「………」
「律さん、行きましょうか」
光子郎に手を引かれ、
雪が積もった外に出れば
空にオーロラが現れていた。
「キレー!ロマンチックー!」
「あ、あれは…!!」
「オーロラよ!」
「初めて見たぜー!」
「すごいよね!」
「そんな変ですよ!
日本でオーロラなんて!」
「そうなんだよね…」
「は、早く大人たちのいるキャンプ場の方に戻らなきゃ!」
「そうだな、
風邪引いちゃつまんねーしな」
律も皆に習ってオーロラを見ていると、その奥の方で緑色の渦が現れたのが見えた。
「………太一」
「ん、どうした律?」
「……あれ」
横にいた太一の手を取り、
それを教えると、その渦の中から 8つの光が目の前に勢いよく落ちてきた。
「「「!?」」」
「みんな!怪我はない!?」
「なんとかな…」
「ビックリした…」
「律、怪我ないか?」
「………ない」
「い、一体…」
「隕石…?……え!?」
光子郎が落ちてきた所を覗くと
そこから光が溢れ、目の前まで浮かんでくる。
それを掴み見てみると、水色の小さな機械が手に収まっていた。
「何…これ…?」
「ポケベルでも、携帯でもないし…」
「………誰」
「え?」
律がボソッと呟くと、
山のはずなのに大きな津波が現れ
子供たちを飲み込む。
「「「うわあああああ!!?」」」
『________』
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