クロスウォーズ
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「ぎゃぁぁ!!」
バクラ軍のデジモンの断末魔が響く。
荒れ果てた戦地に着地したアヤメの手には銀色に光るナイフのようなもの。
「バグラグン、バグラグン、キエタ?キエタ?」
「あぁ、もうここに用はねぇ、帰るぞ」
首に細い腕を回し、抱き着いてきたケラモンの頭を撫でてクロスローダーを掲げる。
すると画面が光りだしノーブルパンプモンが現れた。
「報告だよハニー」
「……手短に言え」
「黒と青が手を組んだ」
「…………」
「赤の軍もコードクラウンを5つゲットし
デジメモリも9枚になったそうだ」
「………そうか…」
“クロスハート…工藤タイキ…”
アヤメはそう呟いて目を細めた。
「気になっているようだね」
「…………赤の軍は…黒とも青とも違う」
「チガウ?チガウ?」
「………あぁ…何かが…違う」
「また接触するかい?
彼らは今、サンドゾーンにいる。
しかも赤の他に黒も青も…バグラ軍も…そして死神も一緒にね」
ーーーーーーーーーー
強い日差しが降り注ぐ砂漠地帯、サンドゾーン。
そこでは青と黒の軍がバグラ軍と戦っていた。
その傍らには赤の軍とバグラ軍の死神が対峙していた。
「チッ…なんであんな狭い所で戦ってんだ」
「ふむ……」
バアルモンとシャウトモンX4が戦っているのを見て、ノーブルパンプモンは何やら考え込むように帽子を深く被る。
「死神とは名ばかりな…正々堂々とした姿勢だね、どうやら戦士としての生き様を捨て切れていないようだ」
「………」
すると青と黒の軍と対峙していたバグラ軍の三元士・ブラストモンが無作為に水晶弾を飛ばしたことで地面が割れタイキがそこへ落ちてしまった。
「ノーブルパンプモン、行くぞ」
「Yes.
しっかり掴まっていておくれ、ハニー」
アヤメはノーブルパンプモンに掴まり
タイキを追って割れ目の中へと飛び込む。
「うわあああ!!」
「工藤タイキ、手を」
「!あ、君は…!!」
「早く掴め、死にてぇのか」
「っ!!」
タイキがアヤメの手を掴んだことで、
ノーブルパンプモンの翼のようなマントがバサバサと靡く。
やがてゆっくりと地面に降り立ち
アヤメとタイキはノーブルパンプモンから降りた。
「ここは……どこだ…?おーい!みんなー!!」
タイキは手首に着けてある通信機に声を掛けるも応答はなく、アヤメと向き合った。
「助けてくれてありがとう。
アヤメもサンドゾーンに来てたのか」
「バグラ軍の死神が現れたと聞いた」
「本来であれば他のゾーンを支配しているバグラ軍を倒しに行くはずだったんだが…死神が君たちと戦ってるとなると話は別でね」
「死神…って、バアルモンのことか。
バアルモンがオレたちと戦ってると、何かあるのか?」
「……テメェらはバグラ軍と敵対する軍…
俺らにとって同志とも呼べる存在、見殺しにするわけにはいかねぇ」
“同志?”とタイキは首を傾げるがアイランドゾーンでのことを思い出し、ハッとした。
「でもオレはバグラ軍のヤツらに苦しめられているデジモンたちを放っとけないだけで…」
「それでもバグラ軍と敵対してることには変わらない……それにテメェは青の軍とも黒の軍とも違う…テメェのパートナー、シャウトモンも同様に」
「私からすればぜひとも手を組みたいのだけれど…ハニーには断れてしまってね」
「手を組む?オレたちと?」
「その方が、対バグラ軍の戦力がアップする…
が、俺とテメェらじゃ思想が違う。
俺はバグラ軍の殲滅を望み、テメェらはデジモンたちの平和を望んでいる、共に行動をしても無駄な争いを起こすだけだ」
「………アヤメは、バグラ軍を恨んでいるのか…?」
「どうだろうな。
だが俺の生きる意味は…バグラ軍の殲滅しかないんだ」
バクラ軍のデジモンの断末魔が響く。
荒れ果てた戦地に着地したアヤメの手には銀色に光るナイフのようなもの。
「バグラグン、バグラグン、キエタ?キエタ?」
「あぁ、もうここに用はねぇ、帰るぞ」
首に細い腕を回し、抱き着いてきたケラモンの頭を撫でてクロスローダーを掲げる。
すると画面が光りだしノーブルパンプモンが現れた。
「報告だよハニー」
「……手短に言え」
「黒と青が手を組んだ」
「…………」
「赤の軍もコードクラウンを5つゲットし
デジメモリも9枚になったそうだ」
「………そうか…」
“クロスハート…工藤タイキ…”
アヤメはそう呟いて目を細めた。
「気になっているようだね」
「…………赤の軍は…黒とも青とも違う」
「チガウ?チガウ?」
「………あぁ…何かが…違う」
「また接触するかい?
彼らは今、サンドゾーンにいる。
しかも赤の他に黒も青も…バグラ軍も…そして死神も一緒にね」
ーーーーーーーーーー
強い日差しが降り注ぐ砂漠地帯、サンドゾーン。
そこでは青と黒の軍がバグラ軍と戦っていた。
その傍らには赤の軍とバグラ軍の死神が対峙していた。
「チッ…なんであんな狭い所で戦ってんだ」
「ふむ……」
バアルモンとシャウトモンX4が戦っているのを見て、ノーブルパンプモンは何やら考え込むように帽子を深く被る。
「死神とは名ばかりな…正々堂々とした姿勢だね、どうやら戦士としての生き様を捨て切れていないようだ」
「………」
すると青と黒の軍と対峙していたバグラ軍の三元士・ブラストモンが無作為に水晶弾を飛ばしたことで地面が割れタイキがそこへ落ちてしまった。
「ノーブルパンプモン、行くぞ」
「Yes.
しっかり掴まっていておくれ、ハニー」
アヤメはノーブルパンプモンに掴まり
タイキを追って割れ目の中へと飛び込む。
「うわあああ!!」
「工藤タイキ、手を」
「!あ、君は…!!」
「早く掴め、死にてぇのか」
「っ!!」
タイキがアヤメの手を掴んだことで、
ノーブルパンプモンの翼のようなマントがバサバサと靡く。
やがてゆっくりと地面に降り立ち
アヤメとタイキはノーブルパンプモンから降りた。
「ここは……どこだ…?おーい!みんなー!!」
タイキは手首に着けてある通信機に声を掛けるも応答はなく、アヤメと向き合った。
「助けてくれてありがとう。
アヤメもサンドゾーンに来てたのか」
「バグラ軍の死神が現れたと聞いた」
「本来であれば他のゾーンを支配しているバグラ軍を倒しに行くはずだったんだが…死神が君たちと戦ってるとなると話は別でね」
「死神…って、バアルモンのことか。
バアルモンがオレたちと戦ってると、何かあるのか?」
「……テメェらはバグラ軍と敵対する軍…
俺らにとって同志とも呼べる存在、見殺しにするわけにはいかねぇ」
“同志?”とタイキは首を傾げるがアイランドゾーンでのことを思い出し、ハッとした。
「でもオレはバグラ軍のヤツらに苦しめられているデジモンたちを放っとけないだけで…」
「それでもバグラ軍と敵対してることには変わらない……それにテメェは青の軍とも黒の軍とも違う…テメェのパートナー、シャウトモンも同様に」
「私からすればぜひとも手を組みたいのだけれど…ハニーには断れてしまってね」
「手を組む?オレたちと?」
「その方が、対バグラ軍の戦力がアップする…
が、俺とテメェらじゃ思想が違う。
俺はバグラ軍の殲滅を望み、テメェらはデジモンたちの平和を望んでいる、共に行動をしても無駄な争いを起こすだけだ」
「………アヤメは、バグラ軍を恨んでいるのか…?」
「どうだろうな。
だが俺の生きる意味は…バグラ軍の殲滅しかないんだ」
