時を駆けるハンターたち
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安全な場所へと移動したみんなはかつて世界を救った英雄たちが勢揃いし、今こうして目の当たりにしている事に感嘆を漏らす。
「まさかここで決戦とはな!」
「世界は違えど東京は私たちにとっても馴染み深い場所だ!むしろ丁度いいじゃないか!」
アサヒ、八神太一、本宮大輔、松田啓人、
神原拓也、大門大、そして工藤タイキ…7人の英雄が揃った。
「それで最強のハンターは決まったのか」
アサヒの言葉により前に出てきたのは
タギルと戦い勝利した最上リョウマであり、その手には最後の武器を引き上げる装置があった。
「よろしく頼むぞ!最上!
さて、まずは移動だ。
工藤、この装置を正常に作動させるために、
大門の横にオメガシャウトモンに乗って並んでくれ」
「わかった」
アサヒの指示に従って、英雄たちはアスタモンに乗ったリョウマと共に海の上に立つ。すると装置から7つの光が伸び、それぞれの英雄たちに当たる。
すると装置から更に光が伸びて、海の中に沈んでいた最後の武器…ブレイブスナッチャーが引き上げられ、リョウマの手に収まった。
「これでクオーツモンをハントできるんだね!」
「頼んだぞ、リョウマ!…………リョウマ?」
ふと、リョウマの様子がおかしいことに気付いたタイキがリョウマの顔を覗き込んだ。
「困るんですよ、タイキさん………これがあると……それに、あなたたち7人が揃っているのも……実に困る」
「え?」
「!!工藤!オメガシャウトモン!危ない!!」
アサヒの悲鳴のような叫びが響くも、
タイキとオメガシャウトモンはブレイブスナッチャーに胸を貫かれてしまった。
「っ!!」
吹き飛ばされたタイキとオメガシャウトモンはデュークモンとインペリアルドラモンに受け止められ、アサヒは慌ててタイキとオメガシャウトモンの元へ駆け寄った。
「!なんて酷い傷だ…!!
っ最上!お前なんてことを!!」
「まだわからないのかい?
私はクオーツモンの味方だ」
「!そんな…!?
お前からは闇を感じなかったぞ…!?」
「アサヒ!」
そこへノーブルパンプモンに抱えられたアヤメが合流し、インペリアルドラモンに抱えられたオメガシャウトモンを診る。
「どうだ!?治せるか!?」
「この深い傷…さすがにすぐには無理だ!」
アヤメの言葉にみんなが啞然とすると
クオーツモンが初めて声を発した。その低い声は悍ましく、みんなを恐怖させるには十分だった。
「最早英雄は7人揃わない」
クオーツモンの姿が変わる。
1つ目の巨大な球体…おどろおどろしい姿にみんなは息を呑んだ。
「今こそ全世界をデジクオーツに…
私そのものに変えてやろう。
その時、不完全な生物である人間は全てデリートする!」
「なんてことを…!!
世界がデジクオーツに変えられたらこの世界が壊れてしまう!」
「許せねえぜ…!よくもタイキさんを!!」
「よくも王様を!!」
リョウマの裏切りや尊敬する先輩を傷つけられた事に怒ったタギルとアレスタードラモンがリョウマに向かう。
「わからない………私が何を……」
「お前がっ裏切ったんだ!!しらばっくれるな!!」
「…………私が……?」
虚ろな瞳でタギルを見るリョウマに
アサヒは何かに気付いた。
リョウマからは何一つ闇を感じなかった…だと言うのに突然の裏切り…まさか…とリョウマを乗せているアスタモンに目を向けると、アスタモンは怪しく笑っていた。
「!!明石!逃げろ!そいつは危険だ!!」
「フッ、こいつに用はない!!」
アサヒの叫び声とアスタモンがリョウマをタギルに向かって投げたのはほぼ同時で、アレスタードラモンはリョウマを受け止めると尻尾の刃でアスタモンを貫いた。
だがアスタモンの攻撃によりみんなは橋に叩き落されてしまった。
「ハニー、アサヒくん、大丈夫かい?」
「あぁ、助かった、ありがとうノーブルパンプモン」
「くっ、今の攻撃…
アスタモンにしちゃ威力が桁違いだぞ…」
傷ついてしまった体を無理やり起こし、
アヤメは空に浮かぶアスタモンを見る。
アスタモンは“君の咄嗟の攻撃、見事だ…”と腹にできた穴を一瞬で治し、顔を覆う獣の毛皮を剥ぎ取った。
「っアスタモン…!?」
「俺が…私が…私が…」
アスタモンの姿がみるみる内に変わり、
6つの赤い瞳と細長い4本の腕を持つデジモンになっていく…
「私こそが……クオーツモンだからさ!!」
「クオーツモンが、最上を操っていたのか…!?」
「アスタモンは私が最初にデジクオーツへ引き込んだデジモンだ、アスタモンとして私はリョウマの意識を操り、ハンターが集めたデジモンのデータを吸収したのだ。
私はそのデータで私自身の形を創り上げた。
私の中には、このリアルワールドにある全てのデータが入っているのだよ!!」
“見るがいい!!”とクオーツモンが体を大きく開き中に蠢く大量のデータを見せる。
「私は…この世界全てを塗り替えるための十分な存在に成長した…!
変わるのだよ…この世界は………
そう!完全なる世界へ!!」
クオーツモンが巨大な球体の中へと入ると
その球体を動かし始めた。
「人もデジモンも…この世界全てのデータは塗り替わる…そして、新しい1つの命に生まれ変わるのだ!!」
「ダメだ!!そんな事をすれば人間はおろかデジモンすらも消えてしまう!!」
「まさかここで決戦とはな!」
「世界は違えど東京は私たちにとっても馴染み深い場所だ!むしろ丁度いいじゃないか!」
アサヒ、八神太一、本宮大輔、松田啓人、
神原拓也、大門大、そして工藤タイキ…7人の英雄が揃った。
「それで最強のハンターは決まったのか」
アサヒの言葉により前に出てきたのは
タギルと戦い勝利した最上リョウマであり、その手には最後の武器を引き上げる装置があった。
「よろしく頼むぞ!最上!
さて、まずは移動だ。
工藤、この装置を正常に作動させるために、
大門の横にオメガシャウトモンに乗って並んでくれ」
「わかった」
アサヒの指示に従って、英雄たちはアスタモンに乗ったリョウマと共に海の上に立つ。すると装置から7つの光が伸び、それぞれの英雄たちに当たる。
すると装置から更に光が伸びて、海の中に沈んでいた最後の武器…ブレイブスナッチャーが引き上げられ、リョウマの手に収まった。
「これでクオーツモンをハントできるんだね!」
「頼んだぞ、リョウマ!…………リョウマ?」
ふと、リョウマの様子がおかしいことに気付いたタイキがリョウマの顔を覗き込んだ。
「困るんですよ、タイキさん………これがあると……それに、あなたたち7人が揃っているのも……実に困る」
「え?」
「!!工藤!オメガシャウトモン!危ない!!」
アサヒの悲鳴のような叫びが響くも、
タイキとオメガシャウトモンはブレイブスナッチャーに胸を貫かれてしまった。
「っ!!」
吹き飛ばされたタイキとオメガシャウトモンはデュークモンとインペリアルドラモンに受け止められ、アサヒは慌ててタイキとオメガシャウトモンの元へ駆け寄った。
「!なんて酷い傷だ…!!
っ最上!お前なんてことを!!」
「まだわからないのかい?
私はクオーツモンの味方だ」
「!そんな…!?
お前からは闇を感じなかったぞ…!?」
「アサヒ!」
そこへノーブルパンプモンに抱えられたアヤメが合流し、インペリアルドラモンに抱えられたオメガシャウトモンを診る。
「どうだ!?治せるか!?」
「この深い傷…さすがにすぐには無理だ!」
アヤメの言葉にみんなが啞然とすると
クオーツモンが初めて声を発した。その低い声は悍ましく、みんなを恐怖させるには十分だった。
「最早英雄は7人揃わない」
クオーツモンの姿が変わる。
1つ目の巨大な球体…おどろおどろしい姿にみんなは息を呑んだ。
「今こそ全世界をデジクオーツに…
私そのものに変えてやろう。
その時、不完全な生物である人間は全てデリートする!」
「なんてことを…!!
世界がデジクオーツに変えられたらこの世界が壊れてしまう!」
「許せねえぜ…!よくもタイキさんを!!」
「よくも王様を!!」
リョウマの裏切りや尊敬する先輩を傷つけられた事に怒ったタギルとアレスタードラモンがリョウマに向かう。
「わからない………私が何を……」
「お前がっ裏切ったんだ!!しらばっくれるな!!」
「…………私が……?」
虚ろな瞳でタギルを見るリョウマに
アサヒは何かに気付いた。
リョウマからは何一つ闇を感じなかった…だと言うのに突然の裏切り…まさか…とリョウマを乗せているアスタモンに目を向けると、アスタモンは怪しく笑っていた。
「!!明石!逃げろ!そいつは危険だ!!」
「フッ、こいつに用はない!!」
アサヒの叫び声とアスタモンがリョウマをタギルに向かって投げたのはほぼ同時で、アレスタードラモンはリョウマを受け止めると尻尾の刃でアスタモンを貫いた。
だがアスタモンの攻撃によりみんなは橋に叩き落されてしまった。
「ハニー、アサヒくん、大丈夫かい?」
「あぁ、助かった、ありがとうノーブルパンプモン」
「くっ、今の攻撃…
アスタモンにしちゃ威力が桁違いだぞ…」
傷ついてしまった体を無理やり起こし、
アヤメは空に浮かぶアスタモンを見る。
アスタモンは“君の咄嗟の攻撃、見事だ…”と腹にできた穴を一瞬で治し、顔を覆う獣の毛皮を剥ぎ取った。
「っアスタモン…!?」
「俺が…私が…私が…」
アスタモンの姿がみるみる内に変わり、
6つの赤い瞳と細長い4本の腕を持つデジモンになっていく…
「私こそが……クオーツモンだからさ!!」
「クオーツモンが、最上を操っていたのか…!?」
「アスタモンは私が最初にデジクオーツへ引き込んだデジモンだ、アスタモンとして私はリョウマの意識を操り、ハンターが集めたデジモンのデータを吸収したのだ。
私はそのデータで私自身の形を創り上げた。
私の中には、このリアルワールドにある全てのデータが入っているのだよ!!」
“見るがいい!!”とクオーツモンが体を大きく開き中に蠢く大量のデータを見せる。
「私は…この世界全てを塗り替えるための十分な存在に成長した…!
変わるのだよ…この世界は………
そう!完全なる世界へ!!」
クオーツモンが巨大な球体の中へと入ると
その球体を動かし始めた。
「人もデジモンも…この世界全てのデータは塗り替わる…そして、新しい1つの命に生まれ変わるのだ!!」
「ダメだ!!そんな事をすれば人間はおろかデジモンすらも消えてしまう!!」
