時を駆けるハンターたち
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あの戦いから1年、デジタルワールドでは既に何百年の時が過ぎた。
シャウトモンによりデジタルワールドが統治され、復興作業に追われながらも平和な時を過ごしていたが、異変が起きていた。
「デジクオーツだぁ?」
デジタルワールドに住む唯一の人間…ではなく、
人間の体をしたデジモンのような女はプラチナブロンドの長い髪を靡かせ振り返った。
「あぁ、どうやらバグラモンが人間界で暴れてから広がった世界のようでね、人間界にも影響を及ぼしているようなんだ」
「面倒くせぇことが起きてんな」
「恐らくタイキたちにも影響が出ているかもしれないんだ、だからアヤメくんの知恵も借りたいのだけれど」
アヤメは紫と黄の瞳を細め、
目の前に立つワイズモンを見あげた。
かつて一緒に戦った仲間…しかも自分たちを蘇らせてくれた恩人に危険が及ぶかもしれない…アヤメは溜息を吐いて蟀谷に手を添えた。
「タイキたちの危機に関わるんだ。
別に構いやしねぇよ、デジクオーツについても興味があるしな」
“それでどうする気だ”と問うと、
ワイズモンは頷いてアヤメを部屋へと案内した。
そこに広がる様々なコンピューターや資料を見て
これは一筋縄では行かないと察した。
「まずはタイキのクロスローダーにクロスハート を転送させる装置を作る」
「まず…っつーことは、後からネネとキリハの分も作るんだな」
ワイズモンは頷き、アヤメに資料を渡す。
そこに書かれた文字列を見ながら、アヤメはキーボードを叩いた。
「すまないね、医者としても忙しいだろうに」
「謝るくらいなら俺を誘うなっつーの」
前までとは違い、白衣を身に纏うアヤメはデジモンたちの傷を癒す医者となり、シャウトモンに仕えていた。
同時に科学者としての一面を見せ、
デジタルワールド発展のため様々な研究を続けている。
自分自身を研究材料にもしていたらしく
輝く銀色の髪はプラチナブロンドとなり、
紫色の瞳は黄色と紫色のダイクロイックアイとなった。
あの頃から口調こそ変わらないものの、
かなり丸くなったアヤメをワイズモンは微笑ましく思う。
「ワイズモン、材料はどうなってる」
「既に奥の部屋に運んでくれてあるよ、
設計図は完成済みだからあとは中身を詰めていくだけさ」
「わかった、イーバモンにも協力を仰いでくる。
少し待ってろ」
コツコツ…と靴音を鳴らして出ていったアヤメを目で追いながら、ワイズモンは人間界で平和に暮らしているだろうタイキたちを思う。
せめて自分たちが合流するまでは無事でいてくれ…と思わずにはいられなかった。
ーーーーーーーーーー
数カ月後、ワイズモンとアヤメ、イーバモンの手により完成した転送装置にクロスハートのみんなが入っていく。
「ずいぶんと時間がかかっちまったがこれで大丈夫なはずだ、タイキは既にデジクオーツ内にいる、気をつけろよ」
「おうよ!アヤメ、こっちの事は頼んだぜ!」
「あぁ、わかっている。
転送装置を起動するぞ、イーバモン」
「転送装置起動!スイッチオン!」
ポチッとイーバモンがスイッチを押すと
転送装置が光出し、みんなを包んで消える。
画面に映し出された反応を見て、成功したとわかった。
「よし、成功だ」
「ハニー、私たちはどうするつもりだい?」
「シャウトモンたちがいねぇ今、俺も外を出歩くわけにはいかねぇしな。
デジクオーツとデジタルワールドを行き来できる装置も作ってあるし、しばらくは交代でデジクオーツの探索をする。
それに…このクロスローダーの数…異常にも程がある…」
デジクオーツを表すマップには至る所にクロスローダーの反応が見られ、アヤメは顔を歪める。
「クロスローダーを配る者も探すかい?」
「あぁ、ついでに目的も聞き出す。
タイキたちにも久々に会いてぇが、それはまた今度だな」
「タイキ…タイキ…アイタイ、アイタイ」
「そうガッカリすんなってケラモン。
楽しみは後に取っておこうぜ」
シャウトモンによりデジタルワールドが統治され、復興作業に追われながらも平和な時を過ごしていたが、異変が起きていた。
「デジクオーツだぁ?」
デジタルワールドに住む唯一の人間…ではなく、
人間の体をしたデジモンのような女はプラチナブロンドの長い髪を靡かせ振り返った。
「あぁ、どうやらバグラモンが人間界で暴れてから広がった世界のようでね、人間界にも影響を及ぼしているようなんだ」
「面倒くせぇことが起きてんな」
「恐らくタイキたちにも影響が出ているかもしれないんだ、だからアヤメくんの知恵も借りたいのだけれど」
アヤメは紫と黄の瞳を細め、
目の前に立つワイズモンを見あげた。
かつて一緒に戦った仲間…しかも自分たちを蘇らせてくれた恩人に危険が及ぶかもしれない…アヤメは溜息を吐いて蟀谷に手を添えた。
「タイキたちの危機に関わるんだ。
別に構いやしねぇよ、デジクオーツについても興味があるしな」
“それでどうする気だ”と問うと、
ワイズモンは頷いてアヤメを部屋へと案内した。
そこに広がる様々なコンピューターや資料を見て
これは一筋縄では行かないと察した。
「まずはタイキのクロスローダーに
「まず…っつーことは、後からネネとキリハの分も作るんだな」
ワイズモンは頷き、アヤメに資料を渡す。
そこに書かれた文字列を見ながら、アヤメはキーボードを叩いた。
「すまないね、医者としても忙しいだろうに」
「謝るくらいなら俺を誘うなっつーの」
前までとは違い、白衣を身に纏うアヤメはデジモンたちの傷を癒す医者となり、シャウトモンに仕えていた。
同時に科学者としての一面を見せ、
デジタルワールド発展のため様々な研究を続けている。
自分自身を研究材料にもしていたらしく
輝く銀色の髪はプラチナブロンドとなり、
紫色の瞳は黄色と紫色のダイクロイックアイとなった。
あの頃から口調こそ変わらないものの、
かなり丸くなったアヤメをワイズモンは微笑ましく思う。
「ワイズモン、材料はどうなってる」
「既に奥の部屋に運んでくれてあるよ、
設計図は完成済みだからあとは中身を詰めていくだけさ」
「わかった、イーバモンにも協力を仰いでくる。
少し待ってろ」
コツコツ…と靴音を鳴らして出ていったアヤメを目で追いながら、ワイズモンは人間界で平和に暮らしているだろうタイキたちを思う。
せめて自分たちが合流するまでは無事でいてくれ…と思わずにはいられなかった。
ーーーーーーーーーー
数カ月後、ワイズモンとアヤメ、イーバモンの手により完成した転送装置にクロスハートのみんなが入っていく。
「ずいぶんと時間がかかっちまったがこれで大丈夫なはずだ、タイキは既にデジクオーツ内にいる、気をつけろよ」
「おうよ!アヤメ、こっちの事は頼んだぜ!」
「あぁ、わかっている。
転送装置を起動するぞ、イーバモン」
「転送装置起動!スイッチオン!」
ポチッとイーバモンがスイッチを押すと
転送装置が光出し、みんなを包んで消える。
画面に映し出された反応を見て、成功したとわかった。
「よし、成功だ」
「ハニー、私たちはどうするつもりだい?」
「シャウトモンたちがいねぇ今、俺も外を出歩くわけにはいかねぇしな。
デジクオーツとデジタルワールドを行き来できる装置も作ってあるし、しばらくは交代でデジクオーツの探索をする。
それに…このクロスローダーの数…異常にも程がある…」
デジクオーツを表すマップには至る所にクロスローダーの反応が見られ、アヤメは顔を歪める。
「クロスローダーを配る者も探すかい?」
「あぁ、ついでに目的も聞き出す。
タイキたちにも久々に会いてぇが、それはまた今度だな」
「タイキ…タイキ…アイタイ、アイタイ」
「そうガッカリすんなってケラモン。
楽しみは後に取っておこうぜ」
