クロスウォーズ
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緑豊かなゾーン、グリンゾーン。
そこではバグラ軍のマッドレオモンが暴れており
今も目の前でマッドレオモンの配下が里を襲っていた。
「………………」
その様子をアヤメはジッと見つめていた。
視線の先には赤のクロスローダーを掲げている少年。
理由もわからずデジタルワールドに来たという少年は赤いデジモンと共に見事プテラノモンを倒し、里の平和を守った。
「アヤメ、アヤメ」
「どうやら中々の腕前のようだ、接触するかい?ハニー」
「あんなのただのザコだろーが。
接触する意味もねぇ、行くぞ」
「Yes、ハニー」
「ケラモン、イッショ!ケラモン、イッショ!」
日が暮れ始め宴の準備を始める里のデジモンたち、流されるままな人間たちを一瞥しアヤメは踵を返す。
「…………ノーブルパンプモン、こっから南。
バグラ軍のやつらを蹴散らして来い、目障りだ」
「任せておくれ、スマートに決めてくるよ」
軽やかに飛んでいくノーブルパンプモンを見送り、自分の腕に抱き着いているケラモンを撫でる。
「バグラグン、ツヨイ?バグラグン、ツヨイ?」
「ザコ」
「ザーコ♪ザーコ♪」
ゴキゲンなケラモンを他所に、アヤメは歩みを進める。視界の端で大きな爆発が起こっていたが、興味も沸かなかったのか歩みを止めることはなかった。
ーーーーーーーーーー
翌朝、早朝からバグラ軍のオロチモンが暴れ、至る所から木々が倒れる音が響く。
「チッ…うっせぇな…」
「バグラ軍のオロチモンだね、
まったく…バグラ軍もエレガントではない」
ノーブルパンプモンが帽子を深く被り、やれやれ…と呟くとアヤメに視線を向けた。
「ハニー」
「他で暴れてるやつはいねぇな」
「クラモンからの情報によるとマッドレオモンが自ら出向いているらしいよ、行くかい?」
「へぇ…」
そりゃいいことを聞いたとアヤメは足を進める。ノーブルパンプモンもケラモンも彼女に付いていき、影から様子を見守る。
「あれは…昨日戦ってたやつらか」
「シャウトモンとバリスタモンだね。
しかもあのオロチモンの姿…マッドレオモンに吸収されたようだ」
「デカーイ、デカーイ」
「助太刀に行くかい?」
「…………」
マッドレオモンによって叩き潰されるシャウトモンとバリスタモン。今にも死にそうな2匹だが諦めてはいないようで立ち上がろうと踏ん張っていた。
「オレが今倒されちまったら…っ
デジモンキングになれねぇ…っ!
デジモンキングにならなきゃ………
里のみんなを守ることなんかできねぇっ!!
オレはデジモンキングになるまで…負けられねぇぜ!!」
「……おう!
お前ってヤツは本当に……放っとけないぜ!!」
「…………いい、放っておけ」
「Yes」
シャウトモンの叫びを聞いた赤のクロスローダーの持ち主はそれに応えるべくクロスローダーを掲げる。
「シャウトモン!バリスタモン!デジクロス!!」
同時にマッドレオモンの攻撃が2匹を襲い、土煙が舞う。マッドレオモンが終わりだと笑うが土煙が晴れると、そこには姿を変えたシャウトモンが攻撃を受け止めていた。
「デジクロス…!?その姿は!」
「聞きてぇか?聞かせてやるぜ!
シャウトモンX2!!」
シャウトモンX2と言ったそのデジモンはマッドレオモンをパワーで引きずり倒し、迫りくる攻撃も軽々と避けていく。
「………あいつら昨日、初めてデジタルワールドに来たんだったな」
「気になるかい?」
「短時間でデジクロスを使いこなすニンゲン…
………………まぁいい…引き上げるぞ」
「おや?接触しないのかい?」
マッドレオモンを倒し、退かせた赤。
アヤメは口角を上げ背中を向ける。
ノーブルパンプモンが疑問をぶつけてくるもアヤメは振り向くことはなかった。
「バグラ軍の動向だけ見張っておけ。
ここには青も黒もいる、俺たちの出番はねぇよ」
「Yes」
そこではバグラ軍のマッドレオモンが暴れており
今も目の前でマッドレオモンの配下が里を襲っていた。
「………………」
その様子をアヤメはジッと見つめていた。
視線の先には赤のクロスローダーを掲げている少年。
理由もわからずデジタルワールドに来たという少年は赤いデジモンと共に見事プテラノモンを倒し、里の平和を守った。
「アヤメ、アヤメ」
「どうやら中々の腕前のようだ、接触するかい?ハニー」
「あんなのただのザコだろーが。
接触する意味もねぇ、行くぞ」
「Yes、ハニー」
「ケラモン、イッショ!ケラモン、イッショ!」
日が暮れ始め宴の準備を始める里のデジモンたち、流されるままな人間たちを一瞥しアヤメは踵を返す。
「…………ノーブルパンプモン、こっから南。
バグラ軍のやつらを蹴散らして来い、目障りだ」
「任せておくれ、スマートに決めてくるよ」
軽やかに飛んでいくノーブルパンプモンを見送り、自分の腕に抱き着いているケラモンを撫でる。
「バグラグン、ツヨイ?バグラグン、ツヨイ?」
「ザコ」
「ザーコ♪ザーコ♪」
ゴキゲンなケラモンを他所に、アヤメは歩みを進める。視界の端で大きな爆発が起こっていたが、興味も沸かなかったのか歩みを止めることはなかった。
ーーーーーーーーーー
翌朝、早朝からバグラ軍のオロチモンが暴れ、至る所から木々が倒れる音が響く。
「チッ…うっせぇな…」
「バグラ軍のオロチモンだね、
まったく…バグラ軍もエレガントではない」
ノーブルパンプモンが帽子を深く被り、やれやれ…と呟くとアヤメに視線を向けた。
「ハニー」
「他で暴れてるやつはいねぇな」
「クラモンからの情報によるとマッドレオモンが自ら出向いているらしいよ、行くかい?」
「へぇ…」
そりゃいいことを聞いたとアヤメは足を進める。ノーブルパンプモンもケラモンも彼女に付いていき、影から様子を見守る。
「あれは…昨日戦ってたやつらか」
「シャウトモンとバリスタモンだね。
しかもあのオロチモンの姿…マッドレオモンに吸収されたようだ」
「デカーイ、デカーイ」
「助太刀に行くかい?」
「…………」
マッドレオモンによって叩き潰されるシャウトモンとバリスタモン。今にも死にそうな2匹だが諦めてはいないようで立ち上がろうと踏ん張っていた。
「オレが今倒されちまったら…っ
デジモンキングになれねぇ…っ!
デジモンキングにならなきゃ………
里のみんなを守ることなんかできねぇっ!!
オレはデジモンキングになるまで…負けられねぇぜ!!」
「……おう!
お前ってヤツは本当に……放っとけないぜ!!」
「…………いい、放っておけ」
「Yes」
シャウトモンの叫びを聞いた赤のクロスローダーの持ち主はそれに応えるべくクロスローダーを掲げる。
「シャウトモン!バリスタモン!デジクロス!!」
同時にマッドレオモンの攻撃が2匹を襲い、土煙が舞う。マッドレオモンが終わりだと笑うが土煙が晴れると、そこには姿を変えたシャウトモンが攻撃を受け止めていた。
「デジクロス…!?その姿は!」
「聞きてぇか?聞かせてやるぜ!
シャウトモンX2!!」
シャウトモンX2と言ったそのデジモンはマッドレオモンをパワーで引きずり倒し、迫りくる攻撃も軽々と避けていく。
「………あいつら昨日、初めてデジタルワールドに来たんだったな」
「気になるかい?」
「短時間でデジクロスを使いこなすニンゲン…
………………まぁいい…引き上げるぞ」
「おや?接触しないのかい?」
マッドレオモンを倒し、退かせた赤。
アヤメは口角を上げ背中を向ける。
ノーブルパンプモンが疑問をぶつけてくるもアヤメは振り向くことはなかった。
「バグラ軍の動向だけ見張っておけ。
ここには青も黒もいる、俺たちの出番はねぇよ」
「Yes」
