関連短文(過去拍手文より)
《「コイスルオトメの赤い糸小々ネタ~告白より先に手を繋いじゃった二人のX年後~》
「織姫、聞いたわよ!黒崎くんと婚約したんだって?!」
「おめでとう、良かったね!」
「く~っ!黒崎め、ついにアタシのヒメを…!」
「ありがとう、鈴ちゃん、みちるちゃん、千鶴ちゃん、真花ちゃん!」
「で、プロポーズの言葉は何だったの?!」
「え?!や、やだぁ…その…。あ、あのね?『今までずっと言えなかったけど、オマエが好きだ。だから結婚してくれ』って…(ぽっ///)。」
「え?!告白と同時にいきなりプロポーズ?!凄くない?!」
「さすが黒崎くん、大胆~!」
「おのれ黒崎め、アタシのヒメとちゃんと付き合いもせず…!」
「…違うわよ、みんな。一護と織姫は付き合ってもう7年よ。」
「「…へ?」」
「だって、『今までずっと言えなかったけど、オマエが好きだ』って言われたって…。」
「うん!そうだよ!」
「でも、付き合って7年なの?」
「うん!」
「…えっと…たつき…意味が分かんないんだけど…。」
「はぁ…。つまり、一護のヘタレに織姫が7年付き合ったってことよ。」
「な、7年?!」
「アホらしくなってアタシも小島も4年目ぐらいで匙投げたの。」
「えへへ…今思い出しても顔がにやけちゃうなぁ…。黒崎くんすっごくかっこよくて…。」
「…織姫、冷静に考えな?たかだか『好きだ』の一言に7年かかる男のどのあたりがカッコイイわけ?」
「…そう言えば、少し前にテレビ番組でオシドリ夫婦のおじいちゃん・おばあちゃんにインタビューしててね、豪快そうなおじいちゃんが「ワシは嫁さんに『好きだ』とか一度も言ったことないんだ、けど気が付けば連れ添って50年だ、がはは!」…って。」
「…じゃあ一護と織姫も50年後には一見男らしそうなヘタレじいさんと、究極ののんびりおっとりばあさんになってんじゃないの?」「…そうだね…。」
X=7
X=一護が織姫に「好きだ」と言うまでにかかった年数(笑)
おしまい♪
(2013.12.28)
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