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片吟日誌

「書く」ことへの自信の話

2020/12/02 00:00
思考整理
※過去ログ(日付不明)


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追記
学生時代に一寸お世話になった出版社の方がいた。
僕が書いたのは関わっていた企画を小説風にまとめたもの。
それが何故か出版社の方に添削を貰えたのだけど、その時褒められたんだ。
勿論学生の作品だと前提で稚拙だったことは確かだけど、お世辞でも褒めてもらえた。
その刹那の事実が、今僕の原動力。

その頃はすべてに精一杯で死ぬか生きるかしか選択肢が見えない程、文字通り〝必死〟で。
何も見えないし苦しいと創作も何もできなかった。
学生として関わったレポート提出程度のものが精一杯だった。
当時の基準で「創作できない自分なんて死んでしまえ」と何度も自分自身を呪い、人として死んでいった。

そんな中、自棄に近い僕の文章を出版社の方が肯定してくれた。
勿論添削箇所も多い。けれど、執筆姿勢の根本を肯定してくれた。
そもそも目に止まらなければこうして添削もしない、そう言った上で添削と肯定をくれた。
未完のソレの続きを応援された。

その事実が、どうしようもなく嬉しかった。
学生にしては書けている程度でお世辞も含まれていたのは確かだ。
それでも。
僕は舞い上がったしその時の言葉・事実を良いように希釈と解釈を繰り返し、
アドバイスを生かし糧にしているつもりだ。

「あの時、確かに出版社の方に僕の文章が褒められたんだ」
その事実に応えたくて今日も——


  

——筆を執れればいいのにね。それが綺麗な理由で、理想の理由になる日を願う。

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