愛情表現
「お前って奴は…そんなに俺の事が好きなの?俺の勘違いじゃないよな?」
「だったら何なんですか?分かってるなら派手に受け止めといて下さい」
「おー、珍しく素直だな」
「甘露寺さんに聞いたから」
「何を?」
「宇髄さんが俺の気持ちが分からなくて悩んでるから、ちゃんと伝えてあげてって…そしたら喜んでくれるって…」
「あぁ…それでこんな熱心にやってくれてんのか」
「不安にさせたくないから俺なりに精一杯の愛情注いでるんです…経験が浅くて済みませんね、何もかもが初めてなもんで伝わってるか分かんないけど」
「…ッ…こんな不器用で健気な奴は初めてだ…死ぬまでこういうことするのは俺だけにしとけ」
「そんなの言われなくたって…察して下さいよ」
俺の腕から抜けると、胸元から腰へと滑るように抱き付いてきてそのまま腰に口付けてきた
一見奇行にも見えるがこの行動には独占欲の表れを体現している
腰を固定されると身動きが取れなくなるように、意のままに封じて自分の所に繋ぎ止めておきたいという欲求の芽生え
強い愛情が感じられる場所…つまり、俺にしかしないから余所見はするなと束縛の意味も籠っている
「…心配しなくても何処にも行かねぇよ」
安心させるように頭を撫でてがら空きの背中にそっと口付けを落とす
愛情を確認する為のもの。ココに触れるのが許されるのは限られた存在…恋人関係にある俺だけ
大切に思っている奴がどんな時でも自分の傍に居てくれるかどうかを確認したい時にやる行動
何があっても絶対に手放したくないから俺がココにするのはコイツだけって決めている
唯一本気になれた奴だから逃がしはしない
「…宇髄さん、宇髄さん…」
「っ何だよ…擽ってぇなァ…」
柔らかい唇が脛に滑ってくる。これは服従
を意味した行為
ココに出来るのも深い仲の相手だけ
従順に尽くしたいという気持ちが強く、支配欲の強い俺とは抜群の相性だと言える
身も心も捧げるって伝えようとしてるのか、足の甲へも温かい感触が満遍なく降りてきた
脛よりも更に強い服従心…俺を信頼してくれて全てを委ねてくれている証し
「ん、善逸…こっち来い」
「あっ、でもまだ…」
「お前には敵わねぇな…こんだけ派手にぶつけられたらお前の事しか考えられなくなんだけど」
片手で小さな躯を抱き寄せて腕の中に閉じ込める
すると、両手で頬を包むように触れてきた
「……ねぇ、一回しか言わないからよく聞いて」
「改まってどうした?」
「一生傍に居るから、一生傍に居て欲しい」
「なっ…」
「願わくはアンタとド派手に添い遂げたい」
「え…え?」
「って、来世の宇髄さんに言おうと思うんですけど、どうですか?」
「来世?!今じゃねーの?だったら派手に受けてやったのに」
「いつ死ぬか分かんないご時世だから…どうせなら鬼の居ない平和な時代でそうなりたいから予約してんの!どうなの?俺と一緒になってくれんの!?」
「予約って、そんな事しなくても…大体お前は俺の何処に惚れてくれたんだ?」
「俺は宇髄さんの見た目や中身じゃなくて音に惹かれた」
大概の男は目で恋に落ちるのに対してコイツの場合は耳で恋に落ちた
これまでに俺に寄ってくる奴は男も女も外見しか見てない奴ばっかだったのに、こういうのは初めてだ…だから良いのかもしれない
「一番近くでずっと聴いていたいんだよ俺は!宇髄さんじゃないとときめかないし…だから結婚して欲しいという訳で!!他の人じゃダメだから頼むよォーッ!!」
「……30点」
「え?」
「突然過ぎるし煩ぇしムードに欠ける…けど、一途さだけなら満点だ」
突然の求婚に驚いたが真っ直ぐな気持ちは物凄く伝わってくる
「じゃあ…生まれ変わったら一緒になってくれますか…?」
乞うように顎に口付けてくる
本当は唇にシたいけど恥ずかしいからココにする…一種のお強請り行為
こんなに可愛く求められたら応えない訳にもいかない
返事をする代わりに無防備な唇に口付けた
最後はやっぱりココ以外にはない…シンプルに気持ちを伝えられるから
深い愛情を示すのと、安心感をもたらすもの
こんなんじゃ全然足りねぇけどありったけの愛を込めて柔らかな唇を重ねる
どれだけ注いでも尽きない想いは止まる事を知らないから深くて重い
どんな時代に生まれようが、何度生まれ変わろうが、性別がどうであろうがきっと善逸を見付け出して俺はコイツに恋をする
それくらい嵌めてくれたんだから逃げずに全部受け止めて…
「だったら何なんですか?分かってるなら派手に受け止めといて下さい」
「おー、珍しく素直だな」
「甘露寺さんに聞いたから」
「何を?」
「宇髄さんが俺の気持ちが分からなくて悩んでるから、ちゃんと伝えてあげてって…そしたら喜んでくれるって…」
「あぁ…それでこんな熱心にやってくれてんのか」
「不安にさせたくないから俺なりに精一杯の愛情注いでるんです…経験が浅くて済みませんね、何もかもが初めてなもんで伝わってるか分かんないけど」
「…ッ…こんな不器用で健気な奴は初めてだ…死ぬまでこういうことするのは俺だけにしとけ」
「そんなの言われなくたって…察して下さいよ」
俺の腕から抜けると、胸元から腰へと滑るように抱き付いてきてそのまま腰に口付けてきた
一見奇行にも見えるがこの行動には独占欲の表れを体現している
腰を固定されると身動きが取れなくなるように、意のままに封じて自分の所に繋ぎ止めておきたいという欲求の芽生え
強い愛情が感じられる場所…つまり、俺にしかしないから余所見はするなと束縛の意味も籠っている
「…心配しなくても何処にも行かねぇよ」
安心させるように頭を撫でてがら空きの背中にそっと口付けを落とす
愛情を確認する為のもの。ココに触れるのが許されるのは限られた存在…恋人関係にある俺だけ
大切に思っている奴がどんな時でも自分の傍に居てくれるかどうかを確認したい時にやる行動
何があっても絶対に手放したくないから俺がココにするのはコイツだけって決めている
唯一本気になれた奴だから逃がしはしない
「…宇髄さん、宇髄さん…」
「っ何だよ…擽ってぇなァ…」
柔らかい唇が脛に滑ってくる。これは服従
を意味した行為
ココに出来るのも深い仲の相手だけ
従順に尽くしたいという気持ちが強く、支配欲の強い俺とは抜群の相性だと言える
身も心も捧げるって伝えようとしてるのか、足の甲へも温かい感触が満遍なく降りてきた
脛よりも更に強い服従心…俺を信頼してくれて全てを委ねてくれている証し
「ん、善逸…こっち来い」
「あっ、でもまだ…」
「お前には敵わねぇな…こんだけ派手にぶつけられたらお前の事しか考えられなくなんだけど」
片手で小さな躯を抱き寄せて腕の中に閉じ込める
すると、両手で頬を包むように触れてきた
「……ねぇ、一回しか言わないからよく聞いて」
「改まってどうした?」
「一生傍に居るから、一生傍に居て欲しい」
「なっ…」
「願わくはアンタとド派手に添い遂げたい」
「え…え?」
「って、来世の宇髄さんに言おうと思うんですけど、どうですか?」
「来世?!今じゃねーの?だったら派手に受けてやったのに」
「いつ死ぬか分かんないご時世だから…どうせなら鬼の居ない平和な時代でそうなりたいから予約してんの!どうなの?俺と一緒になってくれんの!?」
「予約って、そんな事しなくても…大体お前は俺の何処に惚れてくれたんだ?」
「俺は宇髄さんの見た目や中身じゃなくて音に惹かれた」
大概の男は目で恋に落ちるのに対してコイツの場合は耳で恋に落ちた
これまでに俺に寄ってくる奴は男も女も外見しか見てない奴ばっかだったのに、こういうのは初めてだ…だから良いのかもしれない
「一番近くでずっと聴いていたいんだよ俺は!宇髄さんじゃないとときめかないし…だから結婚して欲しいという訳で!!他の人じゃダメだから頼むよォーッ!!」
「……30点」
「え?」
「突然過ぎるし煩ぇしムードに欠ける…けど、一途さだけなら満点だ」
突然の求婚に驚いたが真っ直ぐな気持ちは物凄く伝わってくる
「じゃあ…生まれ変わったら一緒になってくれますか…?」
乞うように顎に口付けてくる
本当は唇にシたいけど恥ずかしいからココにする…一種のお強請り行為
こんなに可愛く求められたら応えない訳にもいかない
返事をする代わりに無防備な唇に口付けた
最後はやっぱりココ以外にはない…シンプルに気持ちを伝えられるから
深い愛情を示すのと、安心感をもたらすもの
こんなんじゃ全然足りねぇけどありったけの愛を込めて柔らかな唇を重ねる
どれだけ注いでも尽きない想いは止まる事を知らないから深くて重い
どんな時代に生まれようが、何度生まれ変わろうが、性別がどうであろうがきっと善逸を見付け出して俺はコイツに恋をする
それくらい嵌めてくれたんだから逃げずに全部受け止めて…
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