スキット・戦闘スタイル編
【抜刀と居合】
ブロッサム
「アユミの剣術って、セルシアが使うのとはちょっと違うよな? 特に出してすぐに収める――」
アユミ
「ん? ……ああ、居合のことか? まあ、確かに剣でできる技ではないからな。鋭さ一点に絞られた刀ならではの技なわけだし」
ブロッサム
「居合って言うのか……。まさか硬いゴーレム系も簡単に斬れるとは思わなかったよ」
アユミ
「まあな。ただ、居合は結構集中力を扱う技だから、どうしても攻撃速度が落ちるんだよ。居合だけだと隙もできるし」
ブロッサム
「ああ。だから体術も使ってんだな」
アユミ
「普段は抜刀と打撃技。いざって時は居合と体術。俺がある程度立ち回らないと、おまえら後衛をきつくさせるからな」
ブロッサム
(……こいつ。意外と努力家、なのか……?)
――――
アユミの戦闘スタイルスキット。
時期的に冥府の迷宮・ゴーレム戦後。
アユミの戦闘スタイルのイメージはテイルズとナナドラから。
サムライをベースに抜刀+打撃技はユーリから。居合+体術はアスベルです。
抜刀は速度と手数、居合はリーチと威力に優れています。
【トラップメイカー】
アユミ
「ブロッサムってさ。何気に反撃は鬼だよな」
シルフィー
「うん。悪魔的な反撃攻撃だよね~」
ブロッサム
「は……? な、なんだよ、いきなり……」
アユミ
「いやな? おまえ、光魔法を光球として置けるだろ? で、歌魔法の魔力で、好きなタイミングで盛大に爆発させるだろ?」
シルフィー
「時間差攻撃かつトラップだよね~。しかも発動する光魔法次第で爆発力変わるし」
アユミ
「支援と同時に魔法攻撃するアイドルって……多分ブロッサムだけだよな」
ブロッサム
「いや……んなこと言われても……」
シルフィー
「ブロッサムはやっぱり、歌魔法は天才だよね~」
アユミ
「ああ。歌魔法は天才だな」
ブロッサム
「歌魔法“は”、は余計だ!!」
――――
ブロッサム戦闘スタイルスキット。
回復と光魔法の扱いに長けた光術師スタイルと支援特化のアイドルスタイル。
光魔法のトラップ能力はBLAZBLUEという格闘ゲームに出てくるキャラを見て思い浮かびました←
光魔法の塊を置き、歌魔法の魔力で爆発させるという時間差&トラップ攻撃。
支援と同時発動で敵を吹っ飛ばします。
CPUにやられたらもはや鬼畜です←
【魔法の変化】
ブロッサム
「なあ、シルフィー。おまえ、どうやって魔法を変化させてんだ?」
シルフィー
「え? 単に術式を変えているだけだけど」
ユリ
「その術式の変化の仕方が気になりますわ。術式をいじるということは魔法の仕組みを変えること。よほど綿密に研究しないと、暴発する危険もありますのよ」
シルフィー
「あ~……え~っとね。術式を変えるって言っても、魔力とかは変えていないんだ。範囲とか軌道とかだけ」
ブロッサム
「え……? ど、どういうことだ?」
シルフィー
「つまり使う魔力はそのまま、攻撃範囲と魔法を撃った際の軌道だけを変えてるの。ほら、トールなんかが代表例かな~」
ユリ
「なるほど。確かにトールは本来広範囲に雷を落とす魔法ですものね。一直線に凝縮した高密度の雷を飛ばすのとは、軌道や範囲が全然違いますもの」
ブロッサム
「あー、そういうことか。言われてみれば、上級魔法なんかたいてい変化させてるな」
シルフィー
「範囲が広いだけの魔法なんて芸がないもんね~。撃ち方変えるだけでも威力って違うし」
ユリ
「効果範囲や軌道が変わるは勿論、一転集中すれば破壊力が増えますものね。やはりシルフィーさんは魔法の天才ですわね」
シルフィー
「てへっ♪」
――――
シルフィーの戦闘スタイルスキット。
本編でも登場しているアレンジ魔法です。地水火風の四属性の使い手たるシルフィーならではの能力です。
本来なら変化しないものを変化させる。それが小説クオリティ←
シルフィーの魔法は通常時は普通に広範囲。
アレンジ時は範囲が狭い代わり、威力を上げたものです。
【拳と蹴り】
ライラ
「……ふう」
アイナ
「ライラちゃん、お疲れ様っ。今日もすっごい体術だったね」
ライラ
「すっごい体術……それが取り柄だから?」
リンツェ
「ライラさんの体術って並大抵のものじゃないですよね……驚異の身軽さとスピードと武器顔負けの破壊力を叩き出してますし……」
ライラ
「武器顔負け……ナックルとレギンスのおかげ?」
アイナ
「そういえばライラちゃん、レギンスも着けてるんだっけ。やっぱり蹴る時痛くないように?」
ライラ
「痛くないように……硬い敵には危険だから?」
アイナ
「パワー型のスタイルだとケガしたら大変ですからね……」
ライラ
「スピードかパワー……破壊力オンリー?」
――――
ライラの戦闘スタイルスキット。
ライラは体術の為、手数と速さ主体のスピード、一撃と威力主体のパワーの二つです。
普段はスピードスタイルですが、強敵相手では魔力を拳や蹴りに込め、一撃を叩き入れる。
ただしその間は無防備なため、ここぞという時にしか使いません。
【お嬢様の制圧力】
ユリ
「ありがとう、『オーディン』。今日も頑張ってくれて」
オーディン
『…………』
カエデ
「相変わらずデケェな。その人形……おまえの作品か?」
ユリ
「ええ。私が作り上げた人形の中でも一番の最高傑作ですわ。敬愛を込めて『オーディン』という名も与えましてよ」
シルフィー
「『オーディン』か~。それって確か、何かの神話に出てくる、一番偉い神様の名前だよね~」
ユリ
「ええ。私の守護騎士として、ふさわしい名前でしょう?」
カエデ
「いや、おまえの騎士はリンツェじゃねーか。しかも守護騎士っつーより、ただの下僕……」
ブンッ。
↑オーディンが剣をカエデに振るう
カエデ
「うぉおおおっ!!?」
ユリ
「何か仰いましたかしら? カエデ?」
カエデ
「ナ、ナンデモネーデス……」
ユリ
「あら、そう? まあいいでしょう」
↑右手に浮かべていたダクネスを消す
カエデ
「ゾゾゾ……ッ!!」
シルフィー
「ユリちゃん、実質二人一組みたいな戦い方だからね~。一人だと危ないよ☆」
――――
戦闘スタイル、ドラッケンのドS女王・ユリお嬢様編←
騎士型に作られた人形『オーディン』に寄る物理攻撃とユリ本人の扱う闇魔法を併用したスタイル。
ブロッサムと同じくBLAZBLUEの人形師たちから参考にしました。
タイマン時はオーディンが持続時間の長い人形攻撃の後ろで、ユリ本人が魔法による同時攻撃や援護を行う。
乱闘時はオーディンを傍で戦わせ、本人は魔法の追撃を放つ。
タイマンでは二対一、乱闘では二人一組と臨機応変に変化させてます。
【鉄壁の守護騎士】
アユミ
「リンツェの死霊魔法はカウンターに使用しているんだな」
リンツェ
「は、はい……基本的に俺は守備役ですし……。魔力で防御力を上げながら、死霊たちにお願いして、反撃してもらってます……」
カエデ
「ブロッサムとはまた違ったカウンタートラップだよな。大剣だからリーチや範囲もデカイし」
リンツェ
「カエデさん程じゃありませんけど……。俺は正直、ガンガン攻めると怖くなっちゃって……」
アユミ
「アガシオンの血が暴走するからか。確かに一旦バーサーカーになると、早々止まらないからな」
リンツェ
「す、すみません……」
カエデ
「そんなに謝るなよ……って泣くなよ!?」
アユミ
「あーあ、カエデがリンツェを泣かした。エデンとユリに抹殺されるな」
カエデ
「やめろ! あのリンツェ溺愛コンビになんて勝てねぇよ! そもそもおまえの発言が原因だからな!?」
アユミ
「はて、何の事やら」
カエデ
「このヤロ……!」
リンツェ
「……グスン」
――――
最強の盾、リンツェの戦闘スタイルスキット。
リンツェは性格もあり、基本的に攻める戦い方はしません。盾役、というのもあり、仲間への攻撃を防ぐ、弾く、妨害するのが仕事。
その分死霊魔法を駆使したカウンター技が豊富。魔力を帯びた刀身から、死霊魔法を放ちます。
キルシュトルテの兄なので、彼もアガシオンの血が流れています。
ただし能天気なキルシュとは逆に、影やトラウマを背負ったリンツェはアガシオンや闇の力の影響を受けやすい。
故に一回暴走すると、敵を倒すまで止まらないという。作中や短編でも出てます。
【巫女の術式】
アイナ
「お姉ちゃん、こっちの術式どうだっけ?」
アユミ
「あー、それは火の魔力を凝縮する感じだな」
アイナ
「あー、そっか」
――――
ユリ
「イカリの直系として勉強熱心ですわね。アイナさん」
ライラ
「勉強熱心……だから、強力?」
ユリ
「攻撃、というよりはサポートに置ける能力の使い手ですものね。味方を守ること、支えることはアイナちゃんが随一ですし」
ライラ
「味方を支える……敵には容赦なし?」
ユリ
「妹学科で得た弱体化の魔法ですわね。使う魔力の量も低いですし、問答無用で弱らせまてから敵を殴ってますから、ある意味恐ろしいですわね」
ライラ
「ある意味恐ろしい……一人前の巫女へは遠い?」
――――
戦闘スタイル、アイナ編。
味方を援護、巫術で敵を攻撃するスタイルと敵を弱体化、棒術で殴るスタイルです。
完全な魔術型である巫女だと魔法を使ってます。巫女学科特有の魔法で味方を補助したり敵を追い払ったりする。
……が、元々本人はアクティブなタイプなので、妹学科の魔法で敵を弱体化してから棒術で殴り飛ばしてます←
とはいえ前衛型が3人、バランス型が2人いるので滅多にやりません。そもそもやる前に姉と幼なじみが全力で止めます。
【豪快旋風】
カエデ
「ぃよっしっ! こんなところだろ!」
ブロッサム
「相変わらずすごい力……よくそんな馬鹿でかい斧を振り回せるよな」
リンツェ
「バハムーンやドワーフが扱うような戦斧ですよね……しかも両手物だし……」
シルフィー
「まあカエデ君は典型的な前衛だから、体力馬鹿だからね~」
カエデ
「おうよ、俺は前衛だから……って体力馬鹿は余計だ!」
リンツェ
「けど実際、魔法への耐久力はありませんよね……」
カエデ
「グサッ! リンツェ君、リンツェ君。確かに俺は魔法への耐久力はないが、コウヨウ一族に伝わる秘伝の技を使えば……!」
ブロッサム
「けどスピードが足らないから、カエデへの回復回数が非常に多いんだけど」
カエデ
「うぐっ。……い、いや、けどさ。俺だって最近は空中戦だって頑張れるようになったんだぜ? 斧の柄を利用した空中格闘技とか……」
シルフィー
「それだって肉弾戦だから、硬い敵は厳しいけどね~。そもそもカエデ君は地上戦の方が有利でしょ? 能力的にも武器的にも」
カエデ
「…………」
ブロッサム
「……カエデ。反論は?」
カエデ
「……もういいです」
――――
八人中、随一のパワーファイター、カエデの戦闘スタイルスキット。
地上戦では斧を豪快に振り回すスタイル。
空中の敵には斧を地面に設置し、足場のように飛び乗りながら格闘技で殴るスタイルです。
彼のスタイルもBLAZBLUEからです。
地上戦の斧はリーチや範囲、威力が高く、ある程度なら硬い装甲もぶっ壊せます。ただし攻撃速度は遅いため、動きが速い敵には弱い。
空中戦では斧を地面に突き刺し、それを足場にしたり壁にして飛んだりする仕様です。
格闘家の他にフェルパー専用のビースト、タカチホ特化のカンフー学科も修得している為、成せる技術です。
元々カエデの家はタカチホの武術に精通した家系なので、あらゆる武術はお手の物です。
【本能型・策士型】
アユミ
「……アイナ」
アイナ
「てへっ」
アユミ
「てへっ。じゃないわあ!! 毎度の事ながら敵に突撃しやがって! おまえのライフどんだけ低いと思ってんだ、ゴルァ!!」
アイナ
「シルフィー君も敵に物理攻撃してるもん!」
アユミ
「アレの武器はカードで中距離だからいいんだよ! おまえの棒術はほぼ近距離! 頼むから本能で突撃すんな! せめて前衛の援護に留めろ!!」
アイナ
「むーっ!!」
――――
ブロッサム
「……相変わらず壮絶な姉妹喧嘩だな」
シルフィー
「アイナちゃんはアクティブな上に本能で動くタイプっぽいしね~。瞬時に作戦・計算する策士型のアユミちゃんとは正反対だ」
カエデ
「本能で動くかと思いきや、意外と狡猾かつエグい作戦練るからな。それも一瞬だから怖ェよ……」
ブロッサム
「フェルパーやエルフ並の聴力。フェアリーやセレスティア並の頭脳。それに加えてあの剣術の腕前。…………アユミが敵側に堕ちなくてよかった。本当に」
――――
ふと思い浮かんだ各個人の戦闘パターンについて。
策士型はアユミ、シルフィー、ユリ、リンツェ。
本能型はブロッサム、ライラ、アイナ、カエデです。
過去の経験、トラウマから、味方を死なせない思考を働かせるアユミは計算高いです。
味方には甘い。……が、その分敵には容赦無し。対人戦なら相手を分析して裏をかき、死なない程度に一切の容赦もなく叩き潰します← 対人戦には滅法強い。
もちろんたまには本能と直感を働かせて攻撃します。
アユミと似た思考を持つユリも騙し策士型。
シルフィーも計算高い……というより分析力が早い。
得てきた知識と魔力の感知で先の展開を感じ取る自然体型。
裏をかいて不意討ちするアユミとは逆に、モンスター相手に強いです。
死霊を味方に付けてカウンターをぶっぱなすリンツェも自然策士型です。
本能の赴くままに突撃するライラ、アイナはほぼ直感的に動いています。
ライラは動物に近い野性的な勘の持ち主。回避もすべて経験と野生の勘。
アイナは完全に性格です。だから姉と幼なじみに全力で止められるんです←
カエデは八人中いちばん頭が弱い。戦術とか苦手なので、戦闘術頼り。
ブロッサムは自分の判断力と、誰が何をしてほしいのかを勘でキャッチする。完全にエスパーです。
ブロッサム
「アユミの剣術って、セルシアが使うのとはちょっと違うよな? 特に出してすぐに収める――」
アユミ
「ん? ……ああ、居合のことか? まあ、確かに剣でできる技ではないからな。鋭さ一点に絞られた刀ならではの技なわけだし」
ブロッサム
「居合って言うのか……。まさか硬いゴーレム系も簡単に斬れるとは思わなかったよ」
アユミ
「まあな。ただ、居合は結構集中力を扱う技だから、どうしても攻撃速度が落ちるんだよ。居合だけだと隙もできるし」
ブロッサム
「ああ。だから体術も使ってんだな」
アユミ
「普段は抜刀と打撃技。いざって時は居合と体術。俺がある程度立ち回らないと、おまえら後衛をきつくさせるからな」
ブロッサム
(……こいつ。意外と努力家、なのか……?)
――――
アユミの戦闘スタイルスキット。
時期的に冥府の迷宮・ゴーレム戦後。
アユミの戦闘スタイルのイメージはテイルズとナナドラから。
サムライをベースに抜刀+打撃技はユーリから。居合+体術はアスベルです。
抜刀は速度と手数、居合はリーチと威力に優れています。
【トラップメイカー】
アユミ
「ブロッサムってさ。何気に反撃は鬼だよな」
シルフィー
「うん。悪魔的な反撃攻撃だよね~」
ブロッサム
「は……? な、なんだよ、いきなり……」
アユミ
「いやな? おまえ、光魔法を光球として置けるだろ? で、歌魔法の魔力で、好きなタイミングで盛大に爆発させるだろ?」
シルフィー
「時間差攻撃かつトラップだよね~。しかも発動する光魔法次第で爆発力変わるし」
アユミ
「支援と同時に魔法攻撃するアイドルって……多分ブロッサムだけだよな」
ブロッサム
「いや……んなこと言われても……」
シルフィー
「ブロッサムはやっぱり、歌魔法は天才だよね~」
アユミ
「ああ。歌魔法は天才だな」
ブロッサム
「歌魔法“は”、は余計だ!!」
――――
ブロッサム戦闘スタイルスキット。
回復と光魔法の扱いに長けた光術師スタイルと支援特化のアイドルスタイル。
光魔法のトラップ能力はBLAZBLUEという格闘ゲームに出てくるキャラを見て思い浮かびました←
光魔法の塊を置き、歌魔法の魔力で爆発させるという時間差&トラップ攻撃。
支援と同時発動で敵を吹っ飛ばします。
CPUにやられたらもはや鬼畜です←
【魔法の変化】
ブロッサム
「なあ、シルフィー。おまえ、どうやって魔法を変化させてんだ?」
シルフィー
「え? 単に術式を変えているだけだけど」
ユリ
「その術式の変化の仕方が気になりますわ。術式をいじるということは魔法の仕組みを変えること。よほど綿密に研究しないと、暴発する危険もありますのよ」
シルフィー
「あ~……え~っとね。術式を変えるって言っても、魔力とかは変えていないんだ。範囲とか軌道とかだけ」
ブロッサム
「え……? ど、どういうことだ?」
シルフィー
「つまり使う魔力はそのまま、攻撃範囲と魔法を撃った際の軌道だけを変えてるの。ほら、トールなんかが代表例かな~」
ユリ
「なるほど。確かにトールは本来広範囲に雷を落とす魔法ですものね。一直線に凝縮した高密度の雷を飛ばすのとは、軌道や範囲が全然違いますもの」
ブロッサム
「あー、そういうことか。言われてみれば、上級魔法なんかたいてい変化させてるな」
シルフィー
「範囲が広いだけの魔法なんて芸がないもんね~。撃ち方変えるだけでも威力って違うし」
ユリ
「効果範囲や軌道が変わるは勿論、一転集中すれば破壊力が増えますものね。やはりシルフィーさんは魔法の天才ですわね」
シルフィー
「てへっ♪」
――――
シルフィーの戦闘スタイルスキット。
本編でも登場しているアレンジ魔法です。地水火風の四属性の使い手たるシルフィーならではの能力です。
本来なら変化しないものを変化させる。それが小説クオリティ←
シルフィーの魔法は通常時は普通に広範囲。
アレンジ時は範囲が狭い代わり、威力を上げたものです。
【拳と蹴り】
ライラ
「……ふう」
アイナ
「ライラちゃん、お疲れ様っ。今日もすっごい体術だったね」
ライラ
「すっごい体術……それが取り柄だから?」
リンツェ
「ライラさんの体術って並大抵のものじゃないですよね……驚異の身軽さとスピードと武器顔負けの破壊力を叩き出してますし……」
ライラ
「武器顔負け……ナックルとレギンスのおかげ?」
アイナ
「そういえばライラちゃん、レギンスも着けてるんだっけ。やっぱり蹴る時痛くないように?」
ライラ
「痛くないように……硬い敵には危険だから?」
アイナ
「パワー型のスタイルだとケガしたら大変ですからね……」
ライラ
「スピードかパワー……破壊力オンリー?」
――――
ライラの戦闘スタイルスキット。
ライラは体術の為、手数と速さ主体のスピード、一撃と威力主体のパワーの二つです。
普段はスピードスタイルですが、強敵相手では魔力を拳や蹴りに込め、一撃を叩き入れる。
ただしその間は無防備なため、ここぞという時にしか使いません。
【お嬢様の制圧力】
ユリ
「ありがとう、『オーディン』。今日も頑張ってくれて」
オーディン
『…………』
カエデ
「相変わらずデケェな。その人形……おまえの作品か?」
ユリ
「ええ。私が作り上げた人形の中でも一番の最高傑作ですわ。敬愛を込めて『オーディン』という名も与えましてよ」
シルフィー
「『オーディン』か~。それって確か、何かの神話に出てくる、一番偉い神様の名前だよね~」
ユリ
「ええ。私の守護騎士として、ふさわしい名前でしょう?」
カエデ
「いや、おまえの騎士はリンツェじゃねーか。しかも守護騎士っつーより、ただの下僕……」
ブンッ。
↑オーディンが剣をカエデに振るう
カエデ
「うぉおおおっ!!?」
ユリ
「何か仰いましたかしら? カエデ?」
カエデ
「ナ、ナンデモネーデス……」
ユリ
「あら、そう? まあいいでしょう」
↑右手に浮かべていたダクネスを消す
カエデ
「ゾゾゾ……ッ!!」
シルフィー
「ユリちゃん、実質二人一組みたいな戦い方だからね~。一人だと危ないよ☆」
――――
戦闘スタイル、ドラッケンのドS女王・ユリお嬢様編←
騎士型に作られた人形『オーディン』に寄る物理攻撃とユリ本人の扱う闇魔法を併用したスタイル。
ブロッサムと同じくBLAZBLUEの人形師たちから参考にしました。
タイマン時はオーディンが持続時間の長い人形攻撃の後ろで、ユリ本人が魔法による同時攻撃や援護を行う。
乱闘時はオーディンを傍で戦わせ、本人は魔法の追撃を放つ。
タイマンでは二対一、乱闘では二人一組と臨機応変に変化させてます。
【鉄壁の守護騎士】
アユミ
「リンツェの死霊魔法はカウンターに使用しているんだな」
リンツェ
「は、はい……基本的に俺は守備役ですし……。魔力で防御力を上げながら、死霊たちにお願いして、反撃してもらってます……」
カエデ
「ブロッサムとはまた違ったカウンタートラップだよな。大剣だからリーチや範囲もデカイし」
リンツェ
「カエデさん程じゃありませんけど……。俺は正直、ガンガン攻めると怖くなっちゃって……」
アユミ
「アガシオンの血が暴走するからか。確かに一旦バーサーカーになると、早々止まらないからな」
リンツェ
「す、すみません……」
カエデ
「そんなに謝るなよ……って泣くなよ!?」
アユミ
「あーあ、カエデがリンツェを泣かした。エデンとユリに抹殺されるな」
カエデ
「やめろ! あのリンツェ溺愛コンビになんて勝てねぇよ! そもそもおまえの発言が原因だからな!?」
アユミ
「はて、何の事やら」
カエデ
「このヤロ……!」
リンツェ
「……グスン」
――――
最強の盾、リンツェの戦闘スタイルスキット。
リンツェは性格もあり、基本的に攻める戦い方はしません。盾役、というのもあり、仲間への攻撃を防ぐ、弾く、妨害するのが仕事。
その分死霊魔法を駆使したカウンター技が豊富。魔力を帯びた刀身から、死霊魔法を放ちます。
キルシュトルテの兄なので、彼もアガシオンの血が流れています。
ただし能天気なキルシュとは逆に、影やトラウマを背負ったリンツェはアガシオンや闇の力の影響を受けやすい。
故に一回暴走すると、敵を倒すまで止まらないという。作中や短編でも出てます。
【巫女の術式】
アイナ
「お姉ちゃん、こっちの術式どうだっけ?」
アユミ
「あー、それは火の魔力を凝縮する感じだな」
アイナ
「あー、そっか」
――――
ユリ
「イカリの直系として勉強熱心ですわね。アイナさん」
ライラ
「勉強熱心……だから、強力?」
ユリ
「攻撃、というよりはサポートに置ける能力の使い手ですものね。味方を守ること、支えることはアイナちゃんが随一ですし」
ライラ
「味方を支える……敵には容赦なし?」
ユリ
「妹学科で得た弱体化の魔法ですわね。使う魔力の量も低いですし、問答無用で弱らせまてから敵を殴ってますから、ある意味恐ろしいですわね」
ライラ
「ある意味恐ろしい……一人前の巫女へは遠い?」
――――
戦闘スタイル、アイナ編。
味方を援護、巫術で敵を攻撃するスタイルと敵を弱体化、棒術で殴るスタイルです。
完全な魔術型である巫女だと魔法を使ってます。巫女学科特有の魔法で味方を補助したり敵を追い払ったりする。
……が、元々本人はアクティブなタイプなので、妹学科の魔法で敵を弱体化してから棒術で殴り飛ばしてます←
とはいえ前衛型が3人、バランス型が2人いるので滅多にやりません。そもそもやる前に姉と幼なじみが全力で止めます。
【豪快旋風】
カエデ
「ぃよっしっ! こんなところだろ!」
ブロッサム
「相変わらずすごい力……よくそんな馬鹿でかい斧を振り回せるよな」
リンツェ
「バハムーンやドワーフが扱うような戦斧ですよね……しかも両手物だし……」
シルフィー
「まあカエデ君は典型的な前衛だから、体力馬鹿だからね~」
カエデ
「おうよ、俺は前衛だから……って体力馬鹿は余計だ!」
リンツェ
「けど実際、魔法への耐久力はありませんよね……」
カエデ
「グサッ! リンツェ君、リンツェ君。確かに俺は魔法への耐久力はないが、コウヨウ一族に伝わる秘伝の技を使えば……!」
ブロッサム
「けどスピードが足らないから、カエデへの回復回数が非常に多いんだけど」
カエデ
「うぐっ。……い、いや、けどさ。俺だって最近は空中戦だって頑張れるようになったんだぜ? 斧の柄を利用した空中格闘技とか……」
シルフィー
「それだって肉弾戦だから、硬い敵は厳しいけどね~。そもそもカエデ君は地上戦の方が有利でしょ? 能力的にも武器的にも」
カエデ
「…………」
ブロッサム
「……カエデ。反論は?」
カエデ
「……もういいです」
――――
八人中、随一のパワーファイター、カエデの戦闘スタイルスキット。
地上戦では斧を豪快に振り回すスタイル。
空中の敵には斧を地面に設置し、足場のように飛び乗りながら格闘技で殴るスタイルです。
彼のスタイルもBLAZBLUEからです。
地上戦の斧はリーチや範囲、威力が高く、ある程度なら硬い装甲もぶっ壊せます。ただし攻撃速度は遅いため、動きが速い敵には弱い。
空中戦では斧を地面に突き刺し、それを足場にしたり壁にして飛んだりする仕様です。
格闘家の他にフェルパー専用のビースト、タカチホ特化のカンフー学科も修得している為、成せる技術です。
元々カエデの家はタカチホの武術に精通した家系なので、あらゆる武術はお手の物です。
【本能型・策士型】
アユミ
「……アイナ」
アイナ
「てへっ」
アユミ
「てへっ。じゃないわあ!! 毎度の事ながら敵に突撃しやがって! おまえのライフどんだけ低いと思ってんだ、ゴルァ!!」
アイナ
「シルフィー君も敵に物理攻撃してるもん!」
アユミ
「アレの武器はカードで中距離だからいいんだよ! おまえの棒術はほぼ近距離! 頼むから本能で突撃すんな! せめて前衛の援護に留めろ!!」
アイナ
「むーっ!!」
――――
ブロッサム
「……相変わらず壮絶な姉妹喧嘩だな」
シルフィー
「アイナちゃんはアクティブな上に本能で動くタイプっぽいしね~。瞬時に作戦・計算する策士型のアユミちゃんとは正反対だ」
カエデ
「本能で動くかと思いきや、意外と狡猾かつエグい作戦練るからな。それも一瞬だから怖ェよ……」
ブロッサム
「フェルパーやエルフ並の聴力。フェアリーやセレスティア並の頭脳。それに加えてあの剣術の腕前。…………アユミが敵側に堕ちなくてよかった。本当に」
――――
ふと思い浮かんだ各個人の戦闘パターンについて。
策士型はアユミ、シルフィー、ユリ、リンツェ。
本能型はブロッサム、ライラ、アイナ、カエデです。
過去の経験、トラウマから、味方を死なせない思考を働かせるアユミは計算高いです。
味方には甘い。……が、その分敵には容赦無し。対人戦なら相手を分析して裏をかき、死なない程度に一切の容赦もなく叩き潰します← 対人戦には滅法強い。
もちろんたまには本能と直感を働かせて攻撃します。
アユミと似た思考を持つユリも騙し策士型。
シルフィーも計算高い……というより分析力が早い。
得てきた知識と魔力の感知で先の展開を感じ取る自然体型。
裏をかいて不意討ちするアユミとは逆に、モンスター相手に強いです。
死霊を味方に付けてカウンターをぶっぱなすリンツェも自然策士型です。
本能の赴くままに突撃するライラ、アイナはほぼ直感的に動いています。
ライラは動物に近い野性的な勘の持ち主。回避もすべて経験と野生の勘。
アイナは完全に性格です。だから姉と幼なじみに全力で止められるんです←
カエデは八人中いちばん頭が弱い。戦術とか苦手なので、戦闘術頼り。
ブロッサムは自分の判断力と、誰が何をしてほしいのかを勘でキャッチする。完全にエスパーです。