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スキット・能力値編

【能力値・体力編】

 ブロッサム
「疲れたー……なあ。みんな、どれくらいだった?」

 アユミ
「んー……中の上、かな。元々体力には自信あったし」

 ライラ
「同じく、中の上……前衛特化故?」

 ユリ
「中の下、ですわ。まあ私の場合、大抵お人形さんとリンツェに守っていただきますから、さほど苦痛ではありませんけど」

 アユミ
「このお嬢様は……。肝心のリンツェは?」

 リンツェ
「あ……じょ、上、です。……体力には自信ある……ので。一応……」

 アイナ
「わー、さすがリンツェ君! 私なんて下だよー……」

 シルフィー
「アイナちゃんもか~。ボクも体力はないから、同じく下なんだ~」

 カエデ
「情けないなあ。俺はリンツェと同じく上だぜ?」

 ユリ
「あなたはリンツェと違って、体力しかありませんけどね」

 カエデ
「なんだとゴラァァァ!!」

 ブロッサム
「…………」

 アユミ
「そういや。ブロッサムはどうだった?」

 ブロッサム
「……中だけど?」

 アユミ
「…………」

 シルフィー
「……ホントに普通だね~」

 ライラ
「普通……それが運命?」

 ブロッサム
「んなわけあるかァァァ!!」

 ――――

 能力スキット・体力(=HP)編。

 リンツェ・カエデが成長率が一番高く、逆にアイナとシルフィーが一番低いです。
 ブロッサムは意外と並み。



【能力値・魔力編】

 カエデ
「うー、へー……」

 ブロッサム
「ど、どうしたんだ? カエデ。えらくバテてるが……」

 カエデ
「決まってんだろ! この間の能力テストだよ!」

 ブロッサム
「この間の……ああ、魔力のテストか」

 ユリ
「体力おバカなカエデは下を取っていますの。ライラさんはしょうがないでしょうけど、カエデの場合はため息もつきますわよ」

 カエデ
「どっから湧いて出た! ってか何で知ってんだよ!」

 ユリ
「あら。予想しただけですわよ? 考えればわかることですわ」

 ブロッサム
「確かに……カエデは斧を振り回す前衛だからわかりやすいか」

 カエデ
「……マジ?」

 ユリ
「もっとも、実際はアイナさんに聞いただけですけど」

 カエデ
「結局そっちか! って、アイナ?」

 ユリ
「中の上をもらってますのよ? 上をもらったシルフィーさんと喜んでらしたので、魔力上昇の秘訣を聞いてましたの。私、中だったので」

 ブロッサム
「アユミと一緒……? ってか魔術師のユリが中って、なんか意外……」

 ユリ
「学科の傾向か、リンツェも中の下ですわ。……そういうわけで、中の上獲得のブロッサムさん? 秘訣を教えてくださいませ」

 カエデ
「中の上!? ブロッサム、頼む! 俺にも教えてくれェェェ!!」

 ブロッサム
「うわっ!? ちょっ……ひ、引っ付くなーーーッ!!!」

 ――――

 能力値、魔力(=MP)編です。

 大体が体力と逆の順位。
 学科・種族・武器補正もあり、シルフィーが一番高いです。基本は本装備。
 逆にカエデとライラが低い。
 ライラは物語設定もありますが。



【能力値・物理攻撃力編】

 アユミ
「うーん……前回より上がったな」

 アイナ
「中の上か~。さすがお姉ちゃん。私はまた下だったよ~」

 アユミ
「おまえは後衛なんだから当たり前だ! 他はどうだ、他」

 ユリ
「中、ですわね。お人形さんに任せてますけど」

 ライラ
「中の上……アユミと一緒?」

 アユミ
「まあ、妥当なところか。……そういや、ブロッサムは中の下だったけど、男性陣はどうだったんだろう」

 アイナ
「カエデは上だったよ。斧を振り回すからかな?」

 ユリ
「リンツェは中ですわ。大剣を使いますから、私より少し高いくらいですもの」

 ライラ
「シルフィーは中の下……カードでも攻撃できるから?」

 アユミ
「まあ、各自得意な、かつ意外な攻撃方法持ってるからな」

 ライラ
「意外な攻撃方法……その人の個性?」

 ――――

 攻撃的な女性陣による攻撃力編のスキット←
 基本前衛である四人が高いです。戦士で斧使いのカエデがトップ。侍、格闘家なアユミとライラもかなり高い。
 大剣装備のリンツェは普通。基本は『かばう』で仲間を守る上、サブが死霊使い学科のため、普通より高いくらいです。



【能力値・物理防御力編】

 ブロッサム
「んー……なんか、いまいちだな……」

 シルフィー
「え~? ブロッサムは中の下でしょ~? ボクなんか最下位だよ~」

 リンツェ
「お、お二人は魔術師系ですから……仕方ない、かと……」

 カエデ
「光と歌の超天才と四属性の申し子らしい代償だな」

 シルフィー
「そういうリンツェ君とカエデ君はどうだったの~?」

 カエデ
「ふっふっふっ……言うまでもねぇよ。二人揃って上だぜ!」

 シルフィー
「まあリンツェ君はナイト学科でタンク型だし、カエデ君は魔力残念の体力馬鹿だから言わなくても当たり前だけどね」

 カエデ
「そうそう……って誰が体力馬鹿だ!!!」

 リンツェ
「……魔力が残念なのは否定しないんですね……」

 ブロッサム
「それは学科の問題もあるからしょうがないだろ……。……けどアユミやユリだって中取れたのに、俺ももう少し鍛えるべきか……?」

 リンツェ
「下だったアイナさんは巫女学科ですからしょうがないですけど、アユミさんはスピード型の剣士ですし……」

 シルフィー
「ライラちゃんは戦闘特化に改造されたから、中の上だよ。……意外なのは」

 リンツェ
「アユミさんより若干下なユリ様、ですか? ……ユリ様は、俺以外にも、自作の人形に守られてるので」

 カエデ
「……ブロッサムより万能じゃね? あのお嬢様」

 ブロッサム
「う……」

 ――――

 草食男子(?)な四人の物理防御力編スキット。

 攻撃力同様、前衛四人が高いです。ただし攻撃力とは逆にリンツェがトップ。防具補正でライラがアユミより高い。
 カエデは安定のトップ。前衛型だからね←



【能力値・魔法攻撃力編】

 シルフィー
「やったあ♪ トップだ~♪」

 ユリ
「さすがシルフィーさんですわね。私たちの中でトップでしてよ」

 アイナ
「うん、うん! さすがだよ、シルフィー君!」

 シルフィー
「えへへ♪」

 ブロッサム
「まあ……魔法や古代学関係はいつも一番だからな。シルフィーは」

 ユリ
「確かに、古代学の知識は校長先生とも張り合えそうですもの。魔法の発動も、今では完全な天才ですわ」

 アイナ
「ユリちゃんだって上取れてるよ。いいなあ、二人とも。うらやましいな~」

 シルフィー
「アイナちゃんもブロッサムと同じ、中の上取れてるから大丈夫だよ~」

 ユリ
「あら? 意外ですわね」

 アイナ
「ブロッサム君も私と同じなんだ。さすがだね!」

 ブロッサム
「は? いや、別に……」

 シルフィー
「まあブロッサムの場合は、ギリギリ中の上に入れたって感じだけど」

 ユリ
「ああ。納得ですわ」

 ブロッサム
「どういう意味だ!?」

 ――――

 後衛組による魔法攻撃力編。

 一位は本装備+賢者学科補正=シルフィー。
 二位は杖装備+闇術師学科でユリ様です。

 アイナは棒・または杖。巫女と妹ゆえになんとか三位に。
 ブロッサムは光術師で伸びは悪くないが、同時にアイドル学科の歌魔法優先のためマイク装備。故に滑り込み四位です。



【能力値・魔法防御力編】

 アユミ
「……おし。こんなもんか」

 リンツェ
「わ……アユミさん、すごいです。中の上ですか」

 アユミ
「んー? あー……まあ、呪いの作用もあるからな。つーかすごいのは俺よりリンツェの方だろ? 上だから」

 ライラ
「リンツェが上……ナイトだから?」

 アユミ
「俺のはある意味チート能力だからな。反面リンツェは完全に実力だ、実力」

 リンツェ
「う、うぎゅう……」

 カエデ
「マジかよ……どんだけ防御強いんだ……。俺なんか中の下なのに」

 ライラ
「私は最下位……殲滅兵器の代償?」

 アユミ
「まあ……真ん中はユリとブロッサムだからな」

 ――――

 前衛組による魔法防御力。

 呪い持ち+元は魔術師系の家系なアユミは意外と高め。
 ナイト学科のリンツェがトップ。八人中最強の壁← 反対にカエデとライラは下。
 魔術師組は並み以上の成績です。



【能力値・命中編】

 ブロッサム
「リンツェ……命中のテスト、どうだった?」

 リンツェ
「ふ、普通です……あ、ブロッサムもですか?」

 アイナ
「わあ、すごーい。私、また最下位だよ~……」

 リンツェ
「え……また……?」

 アユミ
「前衛に必要なステータス、全部マイナスなんじゃねぇの? アイナ」

 ブロッサム
「あ、アユミ」

 アイナ
「むーっ。なんでお姉ちゃんは上取れたの?」

 アユミ
「ハッハッハ。命中のテストなぞ、俺にかかれば楽勝だぜ」

 ブロッサム
「おまえの居合が反則過ぎるリーチを持ってるからだろ」

 リンツェ
「……ですね。居合時のアユミさん、戦闘中の距離感とかありませんよね」

 ブロッサム
「超ロングレンジだからな……どういう技術なんだか」

 アユミ
「ヤられる前にヤるのが俺様だからな」

 ブロッサム
「字が違うし、なぜ俺を見る!!」

 ――――

 命中力編のスキット。
 侍+盗賊なアユミがダントツ一位です。
 居合時は某鈍感領主な抜刀剣士(ちなみに抜刀時は正義を貫く黒髪長髪剣士)のイメージ。
 リンツェとブロッサムはそこそこ。アイナは崖っぷちです。



【能力値・回避編】

 ライラ
「……ん。一番、ゲット?」

 シルフィー
「さすがライラちゃん。速さに関しては随一だもんね~」

 ライラ
「速さ、随一……あいむ、うぃなー?」

 ユリ
「格闘家学科なライラさんならでは、ですわね」

 カエデ
「だな。防御も厚い俺ら戦士系と違って、スピードが命なわけだし」

 シルフィー
「元からライラちゃん、速さと力が高かったもんね~。ぶっちゃけ、アユミちゃんと互角だし」

 ライラ
「アユミと互角……同じスピード型だから?」

 ユリ
「アユミの場合は近接、中距離の剣術に加え、魔法に寄る遠距離攻撃もあるオールラウンダーですもの。技術力も混じってますから、近接特化なライラさんとは異なるタイプでしょうし」

 カエデ
「あー……まあ、俺らガチな前衛と違って、防御力は低めだもんなー」

 ライラ
「防御力は低め……速さで補う?」

 ユリ
「これがスピード型とパワー型の違い、ですわね」

 ――――

 能力値スキットのラスト、回避編です!

 今回はダントツの速さを持つライラが一位です。

 格闘家という物語設定上、スピード型故の結果です。
 ちなみに二位はアユミ。スピード型の剣士なので←



【オマケ・メイン八人の各能力値=成績順】

・HP
 S―カエデ、リンツェ
 A―アユミ、ライラ
 B―ブロッサム
 C―ユリ
 D―シルフィー、アイナ

・MP
 S―シルフィー
 A―ブロッサム、アイナ
 B―ユリ、アユミ
 C―リンツェ
 D―カエデ、ライラ

・物理攻撃力
 S―カエデ
 A―アユミ、ライラ
 B―リンツェ、ユリ
 C―ブロッサム、シルフィー
 D―アイナ

・物理防御力
 S―リンツェ、カエデ
 A―ライラ
 B―アユミ、ユリ
 C―ブロッサム
 D―アイナ、シルフィー

・魔法攻撃力
 S―シルフィー、ユリ
 A―アイナ、ブロッサム
 B―アユミ
 C―リンツェ
 D―カエデ、ライラ

・魔法防御力
 S―リンツェ、シルフィー
 A―アユミ、アイナ
 B―ユリ、ブロッサム
 C―カエデ
 D―ライラ

・命中
 S―アユミ
 A―ライラ、シルフィー
 B―ブロッサム、リンツェ
 C―カエデ、ユリ
 D―アイナ

・回避
 S―ライラ
 A―アユミ
 B―ブロッサム、シルフィー
 C―ユリ、アイナ
 D―カエデ、リンツェ


 私のキャラはプリシアナ組はバランス特化のスピード型、ドラッケン組は高耐久+高火力。タカチホ組は近or遠距離の両極端能力です。

 結論、やっぱりプリシアナ組は何かと優遇されてることに気づいた←
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