スキット・料理編
【アユミの手料理】
シルフィー
「海鮮丼ってことは……今日はアユミちゃんか～」
ライラ
「アユミの料理……絶品が多い？」
ブロッサム
「ああ。……アユミ、意外と料理得意だよな」
アユミ
「そうか？ まあ慣れればな」
シルフィー
「特にタカチホ料理は得意だもんね。前に食べたことあるけど、アユミちゃんのが美味しいし」
アユミ
「そりゃあありがたいな」
ブロッサム
「そういや、いつから料理ができるようになったんだ？」
アユミ
「あー……結構ガキん時から、だな」
シルフィー
「み？ そうなの？」
アユミ
「ああ。……何せ、命がかかってたからな」
ブロッサム・シルフィー
「「……え？」」
ライラ
「命がかかる……複雑な事情？」
ブロッサム
「どんな奴が作ってんだが……」
アユミ
「……顔見知りなんだがな……」
――――
アユミは和食系得意。特に海鮮系と豆腐を使った料理が。
出身地がタカチホだからね←
ちなみに料理が得意な理由、ならびに『命がかかっていた』は、子供の頃に破壊的にマズイ料理を食わされたからです。
【超両極端な運？】
アユミ
「……お。この味のオムライスは……ブロッサムだな」
ブロッサム
「え？ そ、そうだけど……よくわかったな」
アユミ
「だってオムライスに関しちゃ、ブロッサムが一番じゃないか」
アイナ
「あ。それは私も思う」
ユリ
「同意件ですわね」
ライラ
「得意な料理は超成功……逆に、それ以外はアウト？」
ブロッサム
「うっ……」
シルフィー
「だよね～。オーブンに入れたケーキは爆発したし」
リンツェ
「ぐ、グリルをすれば、食材だけ発火しますし……」
ユリ
「フライパンを使えば、コンロから火柱が出て、食材だけが炭になりますしね」
ブロッサム
「うぐっ……！」
カエデ
「しかもダメになるのは食材だけで、調理器具には一切ダメージがないんだからすごいよな……」
リンツェ
「でも……何で、得意なもの以外は爆発するのでしょうか……？」
ブロッサム
「……俺が聞きたいよ」
――――
ブロッサムは決して、すごい不器用ではありません。オムライス（＋α）が作れるので、料理のやり方や技術は知ってます。
彼の場合、得意な料理は必ず成功し、それ以外は原因不明の食材の爆発が起こるという、両極端な運に遭うからです。
【シルフィーの得意分野】
アユミ
「おっ。今日はコロッケか」
シルフィー
「うん。得意だから、自信作だよ～」
ブロッサム
「プリシアナで発展した料理が得意だよな。シルフィーって」
シルフィー
「うん！ でも、一番はデザート系だけどね～」
リンツェ
「シルフィーさんのお菓子は、現役パティシエ学科より上手ですしね……エデンや、モーディアルの皆さんも褒めてましたよ？」
シルフィー
「えへへ♪」
ライラ
「シルフィーのお菓子……すごく、好き♪」
カエデ
「だよなあ。マジで舌がとろけそうだし……」
ユリ
「シルフィーさんはプリシアナ料理とデザート系のプロですわね」
シルフィー
「うん。お菓子なら任せてね～」
――――
シルフィーも何気に料理が得意です。家庭の洋食料理とか。一番はデザート系、お菓子ですが。
一応プリシアナ、タカチホ、ドラッケンとは微妙に料理とか違うかな～……とか思ってます。
プリシアナは洋食系やお菓子の繁盛。結構洋食は豪華そう。
ドラッケンも洋食。一部おにぎりなどの和食や冒険者用な簡易料理とか。
タカチホは完全に和食。煮物とかお寿司とか。
【レシピ通りのライラさん】
ライラ
「ん……できた？」
カエデ
「ミートソースかあ。ライラ、うまくなったよな」
ライラ
「ん……レシピ通りに作ってるから？」
リンツェ
「レシピ通り……って、アレンジとかは？」
ライラ
「してない……材料と分量を揃えてやるから？」
カエデ
「もったいないなあ。……ってか、分量も揃えてたのか」
ライラ
「分量……ミリ単位まで？」
カエデ
「そこまでやるのか！？」
ライラ
「闇の生徒会時代はやらなかった。みんなと会ってから、教わった。……慣れないならそうしろ、という命令？」
リンツェ
「は、はあ……なるほど……」
カエデ
「ま……約一名の破壊的料理よりはマシか」
ライラ
「マシ……一応上手？」
――――
ライラの料理はレシピに忠実に従って作ってます。
一応技術はある。やり方もレシピから。なので苦手ではないです。
得意なのはプリシアナ料理。シルフィーやその兄、ネメシアさんに作って食べてきたからです。
【料理を極めた理由】
ユリ
「はい、皆さん。出来上がりましたわ」
リンツェ
「いただきます、ユリ様」
アイナ
「今日はシチューなんだ。おいしそう！」
ユリ
「あら。私の料理はいつもおいしいですわよ？」
アユミ
「よくそこまで断言するな……」
ブロッサム
「まあユリが自信に満ちているのはいつものことだが……」
リンツェ
「で、でも……ユリ様の料理がおいしいのは、事実です、よ？」
カエデ
「まあ、たしかにうまいよな。ドラッケンのお嬢様って聞いたが、全然料理できるし」
ブロッサム
「何かきっかけがあるのか？」
ユリ
「きっかけってほどじゃありませんわ。……ただ」
ブロッサム
「ただ？」
ユリ
「アユミに負けるのが癪に障るからつい、ね？」
ブロッサム・カエデ
「……ああ……」
アユミ
「……そんな目で俺を見るなよ」
――――
ドラッケン料理が達人級のユリお嬢様。
きっかけは料理を作れるアユミからの対抗心という、なんとも彼女らしい理由です。
アユミは徹底的にライバル視されてますので←
【剣と魔法と料理モノ】
リンツェ
「で、できました」
アイナ
「あ、今日のお当番はリンツェ君なんだ」
カエデ
「ミネストローネか！ 野菜たっぷりあるか！？」
リンツェ
「あわわ……っ！ あり、ありますからっ。あんまり詰め寄ってこないでください……」
ブロッサム
「……というか。リンツェも料理ができるんだな……」
リンツェ
「え……？ あ、う……ユリ様ほどじゃ……」
ユリ
「あら。謙遜しなくてもいいのよ？ リンツェがなんでもできるのは知ってますもの」
アイナ
「うんっ。剣も魔法も勉強も、お料理も完璧だったもんね」
リンツェ
「あぅぅぅ……」
カエデ
「リンツェ～。褒められて、顔真っ赤だぞ～？」
ブロッサム
「……剣と魔法どころか、勉強も料理もできる万能人だと……？」
カエデ
「……おまえは暗いオーラを出すなよ」
――――
料理スキット・リンツェ編。目立たない彼ですが、実はなんでもできます。
武器は全部使える（特に剣が得意）。
魔法もできる（学科と学校により制限されているだけで、全属性素質あり。一番は血筋から死霊魔法）。
勉強もできる（キルシュと異母兄妹だから、一応王族や貴族並に大量に勉強をしている。でも基本真面目で勉学家）。
料理どころか家事全般ＯＫ（ユリの家で働くようになってから、自分のことは自分でするようになったから）。
ユリお嬢様にコキ使われるようになって、メキメキ主夫スキルが上がった、というわけでした。
【味音痴】
シルフィー
「……あ。今日のうどん、おいしい」
アユミ
「よかった……安定した味で」
アイナ
「……みんな。大丈夫？ 味薄くない？ ダシ、作り直そっか？」
カエデ
「このままで大丈夫だから。いや、マジでやめて。お願いだから！」
ユリ
「醤油一升と七味一本はさすがに入れすぎですわ」
アイナ
「だって味がぼんやりでわかんないもん……」
アユミ
「だったら自分のだけやりゃあいいだろ。俺らも好みがあんだよ」
アイナ
「はあい」
シルフィー
「アイナちゃんのだけ、醤油と七味の海になってる……」
――――
アイナ編です。
題名の通り、彼女だけすごい味音痴です。テイルズで言う、『××料理人』に当たります。
タカチホ出身だからタカチホ料理が好き……だが醤油や七味など、調味料の大量投入やレシピにないものを入れたりする。
そして舌自体もおかしい。もう救いようがありません←
ちなみにアユミを殺しかけた破壊的マズイ料理を作った張本人がアイナです。
【猫なのに】
カエデ
「よーし。完成、完成っと」
アユミ
「煮物か。まあ悪くないな」
リンツェ
「タカチホの、定番のお惣菜ですよね。お芋とか野菜とか……あと、お魚とか」
ライラ
「けど、この煮物……根菜がたっぷり？」
アユミ
「欲を言えば魚介がほしいが」
カエデ
「わかってないなあ。いろんな栄養を取り入れられるように、野菜をたっぷり入れたんだよ」
アユミ
「とか言って、テメェが食いたくないだけだろ」
カエデ
「う……」
ライラ
「食いたくない……魚介、キライ？」
アユミ
「ああ。昔っから魚が大っ嫌いなんだよ、こいつ。フェルパーのくせにな」
カエデ
「ち、違うぞ！？ ただ、なんと言うか……野菜の方が好きなだけで……」
ライラ
「野菜の方が好き……典型的な、好き嫌いの言い訳？」
カエデ
「うるせぇ！ 魚が食えなくたって生きていけるわ！！」
アユミ
「海藻は食えるに魚がキライ……猫なのに」
リンツェ
「……フェルパーにも好き嫌いはありますよ……？」
カエデ
「俺は一生ベジタリアンで生きてくんだああああああ！！！」
――――
はい、オリキャラと料理編のラスト！ 本編で一切活躍無し（酷ぇ←）のカエデ君です！
猫（フェルパー）ですが、アユミと反対で魚が嫌いです。単にアユミと嗜好が似るから、と付けただけですが。
彼は野菜＞果物＞肉＞魚介の順で好みます。ベジタリアンなんです。
でも半分は人間ですから、魚が嫌いなフェルパーもいる、はず←
【料理スキル順】
・得意
アユミ（タカチホ料理）
シルフィー（プリシアナ料理）
ユリ（ドラッケン料理）
・普通
リンツェ（ドラッケン料理）
カエデ（タカチホ料理）
ライラ（プリシアナ料理）
・苦手
アイナ（タカチホ料理・一応）
ブロッサム（一部のみ得意）
【好き・得意な料理】
・アユミ
和食全般。特に魚介類・豆腐を使用したもの。
好き嫌い無し。
・シルフィー
洋食全般。特にデザートやお菓子。
果物が好き。嫌いなのは味の濃いもの。
・ユリ
ステーキやサラダなど、結構豪華な料理。
特に肉が好き。嫌いなのは豆腐。
・リンツェ
シチューやカレー、ミネストローネなど凝った料理。
好きなのは果物。嫌いなのはしょっぱいもの。
・カエデ
和食がそこそこできる。野菜が大好きで魚が嫌い。
・ライラ
レシピ通りなら作れる。慣れれば見なくても作れる。いずれにしろ、アレンジ無し。
紅茶やお菓子などの甘いものが好き。嫌いなのは辛いもの（甘辛いのは大丈夫）。
・アイナ
一応タカチホ料理。ただし成功率は一割以下←
好きなのは刺身（醤油をドバドバかけられるから）。嫌いのは特になし（舌が変だから）。
・ブロッサム
自分の好物なら必ず作れる。それ以外は必ず失敗する。
オムライスやハンバーグ、プリンと言った子供っぽい物が好き（最高の味で作れる）。
嫌いなのはニンジンとピーマン。
シルフィー
「海鮮丼ってことは……今日はアユミちゃんか～」
ライラ
「アユミの料理……絶品が多い？」
ブロッサム
「ああ。……アユミ、意外と料理得意だよな」
アユミ
「そうか？ まあ慣れればな」
シルフィー
「特にタカチホ料理は得意だもんね。前に食べたことあるけど、アユミちゃんのが美味しいし」
アユミ
「そりゃあありがたいな」
ブロッサム
「そういや、いつから料理ができるようになったんだ？」
アユミ
「あー……結構ガキん時から、だな」
シルフィー
「み？ そうなの？」
アユミ
「ああ。……何せ、命がかかってたからな」
ブロッサム・シルフィー
「「……え？」」
ライラ
「命がかかる……複雑な事情？」
ブロッサム
「どんな奴が作ってんだが……」
アユミ
「……顔見知りなんだがな……」
――――
アユミは和食系得意。特に海鮮系と豆腐を使った料理が。
出身地がタカチホだからね←
ちなみに料理が得意な理由、ならびに『命がかかっていた』は、子供の頃に破壊的にマズイ料理を食わされたからです。
【超両極端な運？】
アユミ
「……お。この味のオムライスは……ブロッサムだな」
ブロッサム
「え？ そ、そうだけど……よくわかったな」
アユミ
「だってオムライスに関しちゃ、ブロッサムが一番じゃないか」
アイナ
「あ。それは私も思う」
ユリ
「同意件ですわね」
ライラ
「得意な料理は超成功……逆に、それ以外はアウト？」
ブロッサム
「うっ……」
シルフィー
「だよね～。オーブンに入れたケーキは爆発したし」
リンツェ
「ぐ、グリルをすれば、食材だけ発火しますし……」
ユリ
「フライパンを使えば、コンロから火柱が出て、食材だけが炭になりますしね」
ブロッサム
「うぐっ……！」
カエデ
「しかもダメになるのは食材だけで、調理器具には一切ダメージがないんだからすごいよな……」
リンツェ
「でも……何で、得意なもの以外は爆発するのでしょうか……？」
ブロッサム
「……俺が聞きたいよ」
――――
ブロッサムは決して、すごい不器用ではありません。オムライス（＋α）が作れるので、料理のやり方や技術は知ってます。
彼の場合、得意な料理は必ず成功し、それ以外は原因不明の食材の爆発が起こるという、両極端な運に遭うからです。
【シルフィーの得意分野】
アユミ
「おっ。今日はコロッケか」
シルフィー
「うん。得意だから、自信作だよ～」
ブロッサム
「プリシアナで発展した料理が得意だよな。シルフィーって」
シルフィー
「うん！ でも、一番はデザート系だけどね～」
リンツェ
「シルフィーさんのお菓子は、現役パティシエ学科より上手ですしね……エデンや、モーディアルの皆さんも褒めてましたよ？」
シルフィー
「えへへ♪」
ライラ
「シルフィーのお菓子……すごく、好き♪」
カエデ
「だよなあ。マジで舌がとろけそうだし……」
ユリ
「シルフィーさんはプリシアナ料理とデザート系のプロですわね」
シルフィー
「うん。お菓子なら任せてね～」
――――
シルフィーも何気に料理が得意です。家庭の洋食料理とか。一番はデザート系、お菓子ですが。
一応プリシアナ、タカチホ、ドラッケンとは微妙に料理とか違うかな～……とか思ってます。
プリシアナは洋食系やお菓子の繁盛。結構洋食は豪華そう。
ドラッケンも洋食。一部おにぎりなどの和食や冒険者用な簡易料理とか。
タカチホは完全に和食。煮物とかお寿司とか。
【レシピ通りのライラさん】
ライラ
「ん……できた？」
カエデ
「ミートソースかあ。ライラ、うまくなったよな」
ライラ
「ん……レシピ通りに作ってるから？」
リンツェ
「レシピ通り……って、アレンジとかは？」
ライラ
「してない……材料と分量を揃えてやるから？」
カエデ
「もったいないなあ。……ってか、分量も揃えてたのか」
ライラ
「分量……ミリ単位まで？」
カエデ
「そこまでやるのか！？」
ライラ
「闇の生徒会時代はやらなかった。みんなと会ってから、教わった。……慣れないならそうしろ、という命令？」
リンツェ
「は、はあ……なるほど……」
カエデ
「ま……約一名の破壊的料理よりはマシか」
ライラ
「マシ……一応上手？」
――――
ライラの料理はレシピに忠実に従って作ってます。
一応技術はある。やり方もレシピから。なので苦手ではないです。
得意なのはプリシアナ料理。シルフィーやその兄、ネメシアさんに作って食べてきたからです。
【料理を極めた理由】
ユリ
「はい、皆さん。出来上がりましたわ」
リンツェ
「いただきます、ユリ様」
アイナ
「今日はシチューなんだ。おいしそう！」
ユリ
「あら。私の料理はいつもおいしいですわよ？」
アユミ
「よくそこまで断言するな……」
ブロッサム
「まあユリが自信に満ちているのはいつものことだが……」
リンツェ
「で、でも……ユリ様の料理がおいしいのは、事実です、よ？」
カエデ
「まあ、たしかにうまいよな。ドラッケンのお嬢様って聞いたが、全然料理できるし」
ブロッサム
「何かきっかけがあるのか？」
ユリ
「きっかけってほどじゃありませんわ。……ただ」
ブロッサム
「ただ？」
ユリ
「アユミに負けるのが癪に障るからつい、ね？」
ブロッサム・カエデ
「……ああ……」
アユミ
「……そんな目で俺を見るなよ」
――――
ドラッケン料理が達人級のユリお嬢様。
きっかけは料理を作れるアユミからの対抗心という、なんとも彼女らしい理由です。
アユミは徹底的にライバル視されてますので←
【剣と魔法と料理モノ】
リンツェ
「で、できました」
アイナ
「あ、今日のお当番はリンツェ君なんだ」
カエデ
「ミネストローネか！ 野菜たっぷりあるか！？」
リンツェ
「あわわ……っ！ あり、ありますからっ。あんまり詰め寄ってこないでください……」
ブロッサム
「……というか。リンツェも料理ができるんだな……」
リンツェ
「え……？ あ、う……ユリ様ほどじゃ……」
ユリ
「あら。謙遜しなくてもいいのよ？ リンツェがなんでもできるのは知ってますもの」
アイナ
「うんっ。剣も魔法も勉強も、お料理も完璧だったもんね」
リンツェ
「あぅぅぅ……」
カエデ
「リンツェ～。褒められて、顔真っ赤だぞ～？」
ブロッサム
「……剣と魔法どころか、勉強も料理もできる万能人だと……？」
カエデ
「……おまえは暗いオーラを出すなよ」
――――
料理スキット・リンツェ編。目立たない彼ですが、実はなんでもできます。
武器は全部使える（特に剣が得意）。
魔法もできる（学科と学校により制限されているだけで、全属性素質あり。一番は血筋から死霊魔法）。
勉強もできる（キルシュと異母兄妹だから、一応王族や貴族並に大量に勉強をしている。でも基本真面目で勉学家）。
料理どころか家事全般ＯＫ（ユリの家で働くようになってから、自分のことは自分でするようになったから）。
ユリお嬢様にコキ使われるようになって、メキメキ主夫スキルが上がった、というわけでした。
【味音痴】
シルフィー
「……あ。今日のうどん、おいしい」
アユミ
「よかった……安定した味で」
アイナ
「……みんな。大丈夫？ 味薄くない？ ダシ、作り直そっか？」
カエデ
「このままで大丈夫だから。いや、マジでやめて。お願いだから！」
ユリ
「醤油一升と七味一本はさすがに入れすぎですわ」
アイナ
「だって味がぼんやりでわかんないもん……」
アユミ
「だったら自分のだけやりゃあいいだろ。俺らも好みがあんだよ」
アイナ
「はあい」
シルフィー
「アイナちゃんのだけ、醤油と七味の海になってる……」
――――
アイナ編です。
題名の通り、彼女だけすごい味音痴です。テイルズで言う、『××料理人』に当たります。
タカチホ出身だからタカチホ料理が好き……だが醤油や七味など、調味料の大量投入やレシピにないものを入れたりする。
そして舌自体もおかしい。もう救いようがありません←
ちなみにアユミを殺しかけた破壊的マズイ料理を作った張本人がアイナです。
【猫なのに】
カエデ
「よーし。完成、完成っと」
アユミ
「煮物か。まあ悪くないな」
リンツェ
「タカチホの、定番のお惣菜ですよね。お芋とか野菜とか……あと、お魚とか」
ライラ
「けど、この煮物……根菜がたっぷり？」
アユミ
「欲を言えば魚介がほしいが」
カエデ
「わかってないなあ。いろんな栄養を取り入れられるように、野菜をたっぷり入れたんだよ」
アユミ
「とか言って、テメェが食いたくないだけだろ」
カエデ
「う……」
ライラ
「食いたくない……魚介、キライ？」
アユミ
「ああ。昔っから魚が大っ嫌いなんだよ、こいつ。フェルパーのくせにな」
カエデ
「ち、違うぞ！？ ただ、なんと言うか……野菜の方が好きなだけで……」
ライラ
「野菜の方が好き……典型的な、好き嫌いの言い訳？」
カエデ
「うるせぇ！ 魚が食えなくたって生きていけるわ！！」
アユミ
「海藻は食えるに魚がキライ……猫なのに」
リンツェ
「……フェルパーにも好き嫌いはありますよ……？」
カエデ
「俺は一生ベジタリアンで生きてくんだああああああ！！！」
――――
はい、オリキャラと料理編のラスト！ 本編で一切活躍無し（酷ぇ←）のカエデ君です！
猫（フェルパー）ですが、アユミと反対で魚が嫌いです。単にアユミと嗜好が似るから、と付けただけですが。
彼は野菜＞果物＞肉＞魚介の順で好みます。ベジタリアンなんです。
でも半分は人間ですから、魚が嫌いなフェルパーもいる、はず←
【料理スキル順】
・得意
アユミ（タカチホ料理）
シルフィー（プリシアナ料理）
ユリ（ドラッケン料理）
・普通
リンツェ（ドラッケン料理）
カエデ（タカチホ料理）
ライラ（プリシアナ料理）
・苦手
アイナ（タカチホ料理・一応）
ブロッサム（一部のみ得意）
【好き・得意な料理】
・アユミ
和食全般。特に魚介類・豆腐を使用したもの。
好き嫌い無し。
・シルフィー
洋食全般。特にデザートやお菓子。
果物が好き。嫌いなのは味の濃いもの。
・ユリ
ステーキやサラダなど、結構豪華な料理。
特に肉が好き。嫌いなのは豆腐。
・リンツェ
シチューやカレー、ミネストローネなど凝った料理。
好きなのは果物。嫌いなのはしょっぱいもの。
・カエデ
和食がそこそこできる。野菜が大好きで魚が嫌い。
・ライラ
レシピ通りなら作れる。慣れれば見なくても作れる。いずれにしろ、アレンジ無し。
紅茶やお菓子などの甘いものが好き。嫌いなのは辛いもの（甘辛いのは大丈夫）。
・アイナ
一応タカチホ料理。ただし成功率は一割以下←
好きなのは刺身（醤油をドバドバかけられるから）。嫌いのは特になし（舌が変だから）。
・ブロッサム
自分の好物なら必ず作れる。それ以外は必ず失敗する。
オムライスやハンバーグ、プリンと言った子供っぽい物が好き（最高の味で作れる）。
嫌いなのはニンジンとピーマン。
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