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双子とモノノケ

 後書き

 管理人・黒夢迷宮です。
 大変長らくお待たせしました!
 前回のリクエストと同時進行で書いてたため、結構ノロノロ更新となってしまいました。すみません……。


 話の発端は、

1.明鬼が月詠をからかう。
2.月詠が怒る(そして戦闘へ)
3.結果、プリシアナッツの実が壊れる
4.先生から、罰(クエスト)としてプリシアナへ
5.アユミたちと合流

 ……です。

 明鬼の起こしたトラブルで来た、というリクエストだったので、こんな感じになりました。


 そして最終的には戦闘←
 やっぱり何かとイベントの締めは戦闘ですよね← すみません。


 リクエストありがとうございました!

 黒夢迷宮。


 本編ですべて書ききれなかったため、+オマケ追記↓



















 オマケ(会話文のみ)

 約束の雪原

「――ふむ。思ったより派手にやってくれましたね。さすがに彼ら相手では、精霊は少々役不足でしたか」

「予言の娘。そしてモノノケと化した前代テナヅチ王朝の王族、夕凪ユウナギ……この二人の強さはずば抜けていますからね」

「初代ウィンターコスモスの生まれ変わりにオーベルデューレの一族、魔王殲滅兵器に加え、夕凪――明鬼君の子孫の双子もいましたし。……いまさらですが、とても濃い面々ですね」

「とは言え、約二名……特にあの小娘は、絶対に言っても聞きませんからね。精霊や守護者たちを、さらなる強化をせねば……」

「ネメシア……私としては、セルシアの未来の花嫁に傷をつけたくはないのですが」

「そのような甘いお考えでは困ります、セントウレア様! あのままではあの娘は、ウィンターコスモス家を食い荒らす害虫にしかなりません!」

「セルシアを思うなら鬼になれ。……と?」

「すでに借金は一千万に膨れ上がっていますので当然です」

「責任取ってセルシアの嫁に行かせるのは?」

「セントウレア様!!」

「冗談ですよ」

「(目が本気でしたが……)……とにかく、アユミ=イカリを退けるほどに警護を強化します。よろしいですね?」

「……わかりました。ネメシアの案で行きましょう」

「お願いします……」

 ――実はモンスターの正体は、セントウレアとネメシアの仕える精霊や守護者たちだった。

 終わり
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